パートナーにキャバクラに行ってほしくない!ハマる男性の心理と辞めさせる方法

キャバクラに行ってほしくない妻

あなたは、「キャバクラ」にどんなイメージを持っていますか?

「男の人が喜んで通う場所なんて、どうせロクでもない場所に決まっているわ」と、夜のお店そのものに抵抗を感じている方もいることでしょう。

しかし「キャバクラ」は、男性であれば誰もが通る道。最初は仕事の付き合いで嫌々同席していても、次第に自分ひとりで来店する男性も少なくありません。

でもパートナーの女性としては、面白くないこと。パートナーの自分がありながら、なぜお金を払って他の女性と話に行くのか?「今日も残業だよ」の言葉は、本当なのか?このように「キャバクラ」を、自分とパートナーの仲を引き裂く障害物として捉えている方も多いはずです。

では、キャバクラにハマる男性は何を考えているのでしょうか? キャバクラ通いを辞めさせる方法と合わせて、詳しくお伝えいたします。

そもそもキャバクラってどんな場所?

女性にとって「キャバクラ」は、最も遠い場所です。どんな場所なのか入店してみたくても、気が引けてしまうことでしょう。

キャバクラをざっくりと表現すると、「ドレスを着た綺麗な女性と、お酒とトークを楽しめる店」です。

「いかがわしいこともしているんじゃないの?」と、眉をひそめる方もいらっしゃるかもしれません。確かにキャバクラにも様々な種類がありますが、一般的なキャバクラは、女性に触れるのはタブー。あくまで健全に、ただ隣に座って楽しい時間を過ごすだけなのでご安心ください。

すべてのキャバクラに共通して言えるのは、「疑似恋愛」をテーマにしているということです。

若いころに戻ったように、あるいは独身のころに戻ったように、非日常を楽しめるのが「キャバクラ」なのです。

キャバクラにハマる男性の心理

「高いお金を払ってわざわざ知らない女性と話すなんて!」と、女性にとって「キャバクラ」は理解できません。

では、キャバクラに頻繁に通う男性たちは、なぜそんなにハマっているのでしょうか?その男性たちの心理をご紹介します。

綺麗な女性としゃべりたい

年齢が上がれば上がるほど、綺麗な若い女性との接点がどんどん無くなっていきます。

男同士で盛り上がるお酒も良いですし、一人酒も楽しいですが、やはり「せっかくなら美人と酒を楽しみたい」という心理が働くのでしょう。

自分よりも若い女性が、セクシーなドレスを着て、自分と会話をしてくれ。それだけで気分的にも若返るのです。日常生活では、セクシーな女性が隣に座って自分の話に耳を傾けてくれるような状況なんて、そうそうありませんから。

彼氏彼女気分が楽しめる

キャバクラにはいろいろと種類がありますが、どのキャバクラにも共通するテーマは「疑似恋愛」です。

「好きだよ」「私もあなたのことが世界一大好き!」なんて会話は、日常的に交わされています。もちろんキャバクラ嬢にとってはただの営業なのですが、それでも綺麗な女性に「好き」と言ってもらえたときの高揚感は、他ではなかなか味わえないものです。

イイ女がお酒を丁寧に作ってくれて、しかも「好き好き」と愛情を伝えてくれるなんて、まさに男冥利に尽きるといって良いでしょう。

若い時代にモテていた男性であれば、「好き」と言われても慣れたもの。喜びながらも、心の中では「どうせ営業だよな」と冷静に見ていることがほとんどです。

しかし、あまり女性にモテた経験がない男性は、「こんなに綺麗な人が俺のことだけを見てくれているなんて!」と心から喜び、「『また会いたい』って本心かな」と本気でドキドキします。

このように、彼氏彼女気分を本気で楽しみ、しかも「あわよくば」「もしかしたら」などの期待を抱いている男性が、落ちそうで落ちないキャバクラ嬢に、ずぶずぶとハマっていくのでしょう。

褒められたい

キャバクラでは、基本的に男性客を全肯定してくれます。お金を支払った対価であり、無視をしたり否定的な意見を言ったりすることはありません。

男性客がぽろっとこぼした自慢話もスルーすることなく、「すごい」「かっこいい」と合いの手を入れてくれます。綺麗な女性に褒められると、自分がとてつもなく良い男であると錯覚してしまいます。

「この前、家の床を張り替えてさ〜」など、何気ない話も「器用!」「たくましい」と肯定してくれるので居心地が良いです。お酒も入っているのでフワフワとした夢見心地な気分を味わうことでしょう。

男友達に話すと馬鹿にされるような武勇伝も、キャバクラ嬢はにっこり笑って聞いてくれます。

プライドが傷つくような体験をした時こそ、心のバランスを取るために、ついついキャバクラに足を運んでしまう男性も多いです。

弱音や愚痴を吐ける

またキャバクラでは、「こんなこと外では話せないんだけどさ・・・」という「秘密の話」もよく交わされます。

そのほとんどは、弱音や愚痴。「上司に理不尽なことで怒られた」「嫁の態度が最近冷たい」など、友人や身内にはなかなか話せないようなことを、ストレス発散とばかりに話すのです。

男性は「見栄を張ってナンボ」の生きものですから、嫌なことがあっても一人で抱えがちです。時には自分の抱えているものを吐き出せる相手がほしい、でもその相手は自分のことをよく知っている人間以外で、と、まったく赤の他人に自分の居場所を求めることが少なくありません。

道端でたまたますれ違った人に「実は俺さ」なんて話しかけるわけにもいきませんし、赤の他人とはいえ「あっそう」で済まされては困ります。だから、お金を払ってでも、自分のことを丸ごと包み込んでくれるような相手を求めるのでしょう。もしかしたらそれは、母親を頼る子どもと似ているのかもしれません。

非日常体験を味わえる

キャバクラは煌びやかな内装で、綺麗な女性が隣につきチヤホヤしてくれるので、まるで夢を見ているような非日常体験を味わえます。毎日、仕事と家の往復だけで何も楽しみがない男性には、甘美な魅力を感じる場所となるでしょう。

また、自分を知る人がいない場所で、お酒を飲みアルコールが入るので、開放的な気分にもなれます。

職場では真面目で通っている男性も、まるでお笑い芸人のように軽やかに冗談を言って、キャバクラ嬢を笑わせることもあるかもしれません。そのような方には、キャバクラは裏の自分が出せる第三の居場所となります。

キャバクラに通うことで毎日にも張り合いが出れば、自分自身で行くのを辞める選択を取ることは難しくなるでしょう。

キャバクラ通いは浮気になる?

結論から言いますと、キャバクラ通いは浮気にはなりません。女性からすると不安にもなりますが、基本的には「キャバクラ嬢」と「男性客」の枠に収まり、楽しくお酒を飲んで話をしているだけに過ぎません。

しかし、人によっては「他の女性に気持ちが移ったら浮気」と定義する方もいます。パートナーが同じ店に何度も通う場合、お気に入りのキャバクラ嬢がいるのではないかと、心苦しい気持ちにもなります。

とはいえ、キャバクラ嬢はパートナーだけではなく、数多くの男性客を相手にしています。また、出会った時点で「キャバクラ嬢」と「男性客」の関係性ができているので、あなたのパートナーを恋愛対象として見ることはまずありません。休日に二人きりで会っているのではない限り、浮気には発展していないと言えます。

法律では、結婚しているパートナーが、妻以外の相手と不貞行為を結んだ場合に浮気と定義されます。肉体関係を結んだ場合に、慰謝料や離婚を請求することが可能です。

キャバクラ通いを辞めさせる方法とは

ここまでお読みいただいて、キャバクラにハマる心理をご理解いただいたとしても、「それならキャバクラ通いも仕方がないわね」と笑顔で頷くわけにはいかないでしょう。

たとえどのような理由であっても、パートナーがわざわざ他の女性を求めるのは、やはり女性としては面白くありません。

では次に、パートナーにキャバクラ通いを辞めさせる具体的な方法についてお伝えします。

全否定しない

パートナーのキャバクラ通いを辞めさせたい場合、まずは全否定しないことが大切です。頭ごなしに「なんで行くの?」「最悪」「バカじゃないの?」など、責めても、良い結果につながることはまずありません。

また、パートナーもキャバクラに行っている自分がおかしいと思いたくないので、「嫉妬しているんだ」「趣味がある俺が羨ましいんだ」と歪んだ捉え方をします。

傷ついた気持ちを癒して欲しいがために、さらにキャバクラにのめり込むこともあるかもしれません。

パートナーがキャバクラ通いをしていることを知った時、イライラしたりショックを受けたり感情的にもなりやすいです。先に全否定すると、相手も同じような気持ちを向けてきます。全肯定する必要はありませんが、相手の気持ちを考えられるくらいの冷静さを保つようにしましょう。

小遣いを制限する

キャバクラは、1時間お店にいるだけでかなりの金額に。

例えば都内だと、1時間5,000円から8,000円程度が相場。「私は節約しながら生活しているのに!そんなお金があるなら生活費を増やしてよ」と苛立つのも無理はありません。

しかし逆に考えると、パートナーの小遣いを制限すれば、キャバクラに行きたくても行けない状況になるはず。支払える余裕があるから、費やしてしまうのです。

毎月の家計簿を見せたり、あるいは将来の相談をしたりして、「私のやりくりでどうにか生活できているけれど余裕がない」ということを切に伝えましょう。そのうえで、「このままではいけないから、あなたの小遣いを来月から〇千円ずつ減らしたいんだけど、いい?」と提案するのです。

もちろん、「うんいいよ」とあっさり承諾されることはまず無いでしょう。しかし「生活に困窮していてあなたの小遣いを減らすしか選択肢がない」という切羽詰まった状況を真摯に伝えれば、時間はかかっても、なんとか頷いてくれるかもしれません。

家に帰ることを楽しみにさせる

仕事でクタクタのはずなのに、なぜわざわざ帰宅前にキャバクラになぜ寄るのか?それはもしかしたら、パートナーが「帰宅にメリットがない」と感じているのかもしれません。

家に帰って横になっているだけで「暇なら洗い物を手伝ってくれる?」と家事を頼まれたり、テレビのチャンネルの選択権は子どもたちに取られたり・・・。「皆が寝静まったころにそっと帰ってこよう」と考えるのは、ある意味で仕方がないことかもしれません。

それなら、家に帰ることが楽しみになるように工夫をすれば良いのです。

美味しい料理を作って出迎えたり、「お疲れ様」とマッサージをしてあげたり・・・。「あなたの帰りを楽しみに待っているのよ」という雰囲気を演出できれば、パートナーもそれを居心地よく感じてくれるはずでしょう。

パートナーの話を聞くようにする

キャバクラにハマる男性は、誰かに褒められたかったり、弱音や愚痴を聞いてくれたりする相手を求めている傾向があります。パートナーの話を「あー、はいはい」と受け流したり「男らしくない」と上から目線で言ったりすることはありませんか? 

口を開けば喧嘩ばかりである場合、癒しを求めるために、キャバクラ通いが辞められないのも頷けます。少しでも良いので、パートナーの話に関心を持つようにしてください。自分が先に変わると、相手にも良い影響を与えやすいです。

まずは、パートナーの話を遮らず、最後まで聞くことを心がけてください。「すごいね」「偉いじゃん」「何かあったら相談してね」「味方だから」などの、あたたかい言葉も弱っている時こそ胸に響きます。

自分も夜遊びをすることを匂わせる

実は男性にとって、夜遊びは普通のこと。「キャバクラに行ったことがない」「夜遊びに興味がない」という男性は、珍しがられるほどです。

「普通」のことだから、家族や奥さんへの罪悪感はほとんどありません。キャバクラ通いを責めたところで、「犯罪をしているわけじゃないし」「みんなやっているし」「別にこんなの普通なことだよ」と逆に論破されてしまう可能性さえあります。

ですので、「あなたの夜遊びは私にとって嫌なもの」ということを伝えるために、本人に同じ思いをしてもらうこともひとつの方法です。

「ちょっと家事はお休みして、気分転換にホストクラブに行ってみたいわ~」なんてあなたがつぶやいたとき、パートナーはどんな反応をするでしょうか。あなたのことを止める理由も、責める理由もありません。それと同じ意味の行動を、何度もしているのですから。

そこでようやく、自分がこれまでにしてきたことへの罪悪感を認識できるでしょう。

まとめ

男性がキャバクラにハマる理由と共に、辞めさせるための方法も合わせてお伝えしましたが、いかがでしたか。

キャバクラは悪い場所ではないものの、その料金の高さから、家計にとってはかなりの打撃。他の女性と会話することへの嫌悪感もあるでしょう。

この記事が、良好な夫婦関係を維持するためのお役に立てれば幸いです。

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