プラトニック不倫が離婚理由になるケースと突き止め方3選

プラトニック不倫のカップル

肉体関係はないけど、お互い気持ちが通じ合っているプラトニックな不倫…。愛しているからこそ、心の不倫は許せないものです。

だけど、プラトニックな不倫は本人たちが「不倫ではない」と認めないケースが多く、とても性質が悪いです。あなたが不満を訴えても、「何を言っているんだ」と取り合ってもらえない可能性もあります。

そこで今回は、プラトニックな不倫の性質が悪い理由を解説し、離婚理由になるのか、突き止め方はあるのかもご紹介します。

プラトニック不倫の定義とは?

既婚者が配偶者以外の人と恋愛関係になるのが不倫ですが、その中でも肉体関係がない場合をプラトニック不倫です。お互いに好意を確認し合って交際しているけど、キスやセックスなどの行為がない状態です。

プラトニック不倫の難しいところは、「好意を確認し合っていなければプラトニック不倫にはならないのか?」という問題点です。お互いに恋愛感情がなく、「あくまでも異性の好意としての交流だ」と主張すれば、プラトニック不倫と断定するのは困難になります。

しかし、家庭に影響を与えるほど過密にコミュニケーションをとっていれば、「友達だ」と言い張っていても、表に出さない感情があるとして、プラトニック不倫していると考えた方が良いでしょう。

プラトニック不倫の性質が悪い理由3つ

「肉体関係がない分、プラトニックな不倫の方がマシなのでは?」と思ったら大間違いです。プラトニック不倫には、一般的な不倫にはない性質の悪さがあります。不倫がプラトニックだと何が問題なのかを解説していきます。

肉体関係がない分ダメージが大きい

一般的な不倫の場合、「肉体関係が目的」という発想の転換ができます。もちろん辛いですが、「心がつながっているわけではない」と思って救われることもあります。

しかし、プラトニック不倫は肉体関係がない分、自分の配偶者が他の異性と心で通じ合っていると思い知らされます。人格で負けたことになる分、ダメージが大きいのです。

証拠集めが難しい

プラトニック不倫は肉体関係がありません。現場を抑えたり、証拠写真をとったりなどして、明確な証拠を集めるのが難しくなります。また、本人たちが「恋愛感情はない」と白を切った場合、その発言がウソだと証明する術は見つからず、不倫と断定するのは困難です。

決別させるのが難しい

プラトニック不倫の場合、当事者たちは簡単に不倫を認めません。そのため、決別させるのが難しくなります。あなたがどんなに「会わないで」と訴えても、「やましいことはなにもない」「ただの友達だ」と言い張って、拒否されてしまう可能性が高いです。

プラトニック不倫を理由に離婚できるのか?

離婚届

プラトニック不倫は法的には不倫には当てはまりません。肉体関係が無いので、不倫と断定はされません。不倫と断定されない場合は、不倫を理由に離婚をすすめることは難しいです。ラブホテルへの出入りなどの決定的な証拠も出ないため、証拠集めも難しく、不倫が直接的な理由として離婚協議を進めづらいでしょう。

ただし、「プラトニック不倫」のせいで婚姻関係を継続できない事由が出てきた時は、その理由で離婚をすすめることはできます。

民法第770条では、離婚を訴える理由として認められるものを、以下のように定めています。

以下引用

第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

一 配偶者に不貞な行為があったとき。
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

出典: 「電子政府の総合窓口e-Gov」

ここでいう、「その他婚姻を継続しがたい重大な事由」が引き起こされたときに、離婚理由になるということです。

プラトニック不倫でも離婚理由になるケース

前述したとおり、プラトニック不倫を法的に不倫と認めるのは難しいですが、「婚姻を継続しがたい重大な事由」があったときは、離婚申し立ての理由にできます。

では、どのような場合にプラトニック不倫が「婚姻を継続しがたい重大な事由」に相当するのでしょうか。良くあるケースを2つ紹介します。

プラトニック不倫が夫婦関係を悪化させた場合

明らかにプラトニック不倫が原因で夫婦関係が悪化した場合、「婚姻を継続しがたい重大な事由」として認められることがあります。

本人たちがプラトニック不倫を認めなくても、継続して同じ異性と長時間会うことで、夫婦の時間が著しく削減されれば、家族として充分なコミュニケーションがとれません。夫婦関係を良好にするために是正を求めても、明確な理由なく拒否されれば、夫婦関係を悪化させた原因として認められるケースがあるのです。

つまり、プラトニック不倫が原因で夫婦関係が破綻している場合です。

高価なプレゼントなどで家庭の経済を害した場合

プラトニック不倫に使われた費用が甚大で、家庭の経済状況を害した場合も、「婚姻を継続しがたい重大な事由」として認められることがあります。

ただし、単純に経済状況が苦しいだけでは、離婚事由として弱いです。それによって、あなたが精神的肉体的苦痛を感じたという訴えを同時にするのが肝心です。

プラトニック不倫の突き止め方

プラトニック不倫は証拠集めが難しく、しかも本人たちがなかなか認めないのが厄介です。突き止めるには、一般常識を逸脱した行為であると証明する根拠を見つけなければなりません。そこで、プラトニック不倫の突き止め方を紹介します。

GPS機能で配偶者の動きを追跡する

友達の域を超える回数の逢瀬は、プラトニック不倫を突き止める重要な情報になります。配偶者の動きを把握すれば、「家庭を疎かにして、なぜこんなに頻繁に会う必要があるのか」と訴えることが可能です。

そこでおすすめなのが、GPS機能を活用したアプリです。こっそり配偶者のスマホにダウンロードできれば良いのですが、ガードが固い場合は、「やましいことないんでしょ?」と、不倫を否定するのを逆手にとって了承させましょう。尾行せずとも、配偶者の動きが一目瞭然になります。

レシートやクレジットカード、電子マネーなどお金の使い道を調べる

お金の使い道もプラトニック不倫を暴く重要な情報です。「なぜ、必要もない相手にここまでお金を使うのか」と主張できます。レシートやクレジットカードの明細、電子マネーの履歴などをチェックして、何にどれくらいお金を使っているのか把握しましょう。

今までノーチェックだったのなら、むしろチャンスです。配偶者は「どうせ見られることもないだろう」と油断しています。就寝中こっそり財布の中を確認したり、使用しているカードのマイページにログインしたりすれば、配偶者に知られずに内訳を確認できます。チェックした内容は写真に撮って保存しておきましょう。

スマホのLINEや電話の履歴を調べる

特定の異性と不自然なほど長時間連絡を取り合っていれば、プラトニック不倫の根拠として配偶者に訴えることができます。スマホのLINEや電話の履歴は確認必須です。

しかし、配偶者がプラトニック不倫をしていれば、ガードは当然固くなります。ロックがかかっていて、こっそり確認できない場合は、第三者に介入してもらうと良いでしょう。「何もなければ見せても問題ないし、見せることで安心できるんだから」と、配偶者を説得できる協力者を探しましょう。

「プラトニックだから」は不倫の言い訳にならない

法的には肉体関係がなければ不倫と認めるのは難しいです。しかし、「プラトニックだから」は、不倫をして良い言い訳にはなりません。肉体関係がなくても、その行為で配偶者が精神的苦痛を感じれば、婚姻を継続しがたい事由になります。

もしも、あなたがプラトニック不倫で苦しんでいるなら、相手の「これは不倫じゃない」という主張を鵜呑みにせず、自分の辛さを訴えて良いのです。それでも配偶者の態度が変わらなければ、1人で悩み続けずに誰かに相談してください。