自分で行う浮気調査方法6つ!尾行を自分でするのはNG?探偵に頼んだ方が良い理由

浮気するカップル

夫、妻に対して、「浮気しているかもしれない」と疑惑を抱えている妻は少なくありません。しかし、あくまで「疑惑」に留まるだけで、決定的な証拠が出ないまま悶々としている方がほとんどです。

疑惑に対して相手の行動を把握しようと努めますが、その方法をご紹介します。その中でも、白か黒かをはっきりさせる方法として、常に行動を見張るのが最も手っ取り早い方法です。

見張る、とはつまり「尾行」のことですが、ご自身での尾行はあまりおすすめはしません。最も安全で確実に尾行を成功させるには、探偵に依頼するのが一番なのです。

もちろん経済面など様々な事情があると思いますので、「自分でやれる部分は自分で」と考えている方もいらっしゃることでしょう。

そこでこの記事では、自分で行う調査方法、自分ひとりで尾行を行う方法や、探偵に依頼した場合の尾行方法、そして尾行費用の相場など、それぞれ詳しくご紹介させていただきます。

自分で行う浮気・不倫調査方法と内容

GPSで対象者の行動を把握する

探偵が行う調査はプロだからなし得る技があり、調査のために訓練を積んだ人だからできることがあります。素人である依頼者自らが、探偵と同じように尾行、張り込みをするにはリスクが高すぎます。

対象者に見つかってしまっては、警戒されて証拠を押さえることはできなくなります。
絶対に見つからないことが重要ですので、探偵と同じようにできると考えることは禁物です。

そうなると決定的な証拠を押さえにくくなりますが、パートナーとの話し合いで優位に話ができ、かつ、法的にわずかでも有利に運ぶ証拠集めなら自分でもできるので、その調査方法を紹介します。

調査方法その1、GPSを仕込む

パートナーの携帯や車、カバンにGPSを仕込むことです。普段車を利用する人なら車、こっそり携帯やカバンに仕込み、相手の行動の不自然さを突き止めます。このGPSの証拠で探偵を雇わずに解決している例も多くあるようです。

自分で行うGPSを詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧ください。
GPSでの浮気調査は自分でできる?おすすめツールと注意点を詳しく見る

調査方法その2、通信履歴を記録しておく

例えば、電話の発信履歴、受信履歴、LINEの履歴などあやしいものは写真をとっておきます。もちろん怪しいものは消されていることが多いですが、見落とされがちなのが、検索履歴や閲覧履歴です。決してこの情報だけでは足りませんが、あらゆる情報を集めていき、いずれかは線につながって大きな証拠になる可能性があるので残しておきましょう。

調査方法その3、レシートやクレジットカードの明細のチェック

普段行かない場所のお店のレシートなども写真をとっておきましょう。また、コンビニでお弁当や飲み物を二人分購入していないか、薬局でコンドームなどを購入していないかも見落とさず。また、ETCでどこのインターで利用しているかなどチェックします。

調査方法その4、カーナビの履歴をチェック

これも、普段行かない場所の履歴をチェックします。行楽地やホテル、遠出をしている形跡などを押さえます。

調査方法その5、日記をつける

長期間に渡ってあとで記憶を振り返ることは困難です。パートナーとの話し合いとなると、相手も過去のことは忘れていることが多いでしょう。その時に優位に話ができるのが、日記をつけておくことです。日付と時間、そしてレシートなど写真でとっておいた証拠も貼り付けて記憶しておきます。一連の行動パターンができ、相手の話の矛盾が分かるようになります。これは毎日の努力次第で簡単にできることなのでおすすめです。

調査方法その6、尾行する

自分で尾行することもひとつです。

パートナーの行動を後からつけていきます。怪しい行動を携帯のカメラで撮影して証拠を押さえます。ただし、自分で行うには注意点やコツ、リスクなどもあるので十分注意が必要です。

このあとに詳しく自分で行う尾行についてご紹介しています。

自分ひとりで行う尾行方法

徒歩での尾行

もし徒歩で尾行を行う場合は、夫との距離に注意しましょう。例えば電柱など隠れられそうなものがあったら隠れつつ、100mくらいの距離を保ちつつ尾行します。

しかし、状況に応じた臨機応変さは必要です。例えばスクランブル交差点など人が多い場所では、見失うことを避けるため、見える距離まで近づきながら尾行しましょう。また人気がない一本道などでは、一度振り返っただけであなたの存在が浮き彫りになってしまいますので、100mにこだわりすぎず、さらに距離を空けながら付いていくことをおすすめします。

徒歩尾行の成功率を上げるポイント

もし寒い時期に尾行を開始するのであれば、簡単に着脱できる上着を羽織ってその中に何枚か服を着ておきましょう。夫の隙を見てその場でサッと服装を変えることができるため、尾行に役立つはずです。もし夫が何らかの違和感を感じて度々振り返っても、遠巻きに「さっきと見た目が違う人」がいれば、別人と認識して、尾行されているとは気づきにくいですから。

また、携帯電話や飲み物を片手に持っておくと、「たまたまその場所にいるだけ」という雰囲気を演出できるのでおすすめですよ。

車・バイクでの尾行

もし車で出かけた夫を、あなたが車で尾行する場合は、あらかじめレンタカーなどで自家用車以外の車を手配しておくのが良いです。できれば社用車など、特徴が無い車を選びましょう。

バイクの場合も家にあるものであれば気づかれる可能性が高まります。

夫の車の真後ろにピタッとくっついて尾行するのも悪くはないですが、ある程度の距離を尾行したら、あえて前に1~2台別の車を挟みましょう。ドライバーが気になるのは常に「真後ろの車」ですので、他の車を間に挟むことで、尾行されているとは気づきにくいはずです。

しかし、赤信号で自分だけ足止めをされてしまったりするリスクがありますので、1台のみでの尾行は、成功しにくいのが現実です。

自分ひとりで行う尾行調査のコツ

変装をする

自分ひとりで尾行を行う時は、相手にバレないように変装をしましょう。馴染みのある格好で尾行をすればすぐにバレてしまいます。

具体的には、夫の前で一度も着たことがない服を着て、ウィッグやマスクをすれば別人に見えます。

また、変装をする上で目立ってはいけないことも鉄則です。イラストが描かれたTシャツやビビットカラーのものは、一度見ただけで強い印象に残りやすいので避けましょう。

自然体でいる

自分ひとりで尾行を行う時は、怪しまれないように、できるだけ自然体でいましょう。緊張すると動きもぎこちなく、変に目立って見えることがあります。

「絶対に浮気の証拠を掴んでやる」という熱気がある妻ほど、不思議と夫が振り向く回数も多くなることがあります。通行人にぶつかれば咄嗟に謝ることになり、声で夫に存在を気付かれやすいです。

自分ひとりで尾行する時は、「一度で証拠を掴む」という執着心は捨てて、俳優のように通行人Aになりきると、自然体に見えることがあります。

信号に注意する

自分ひとりで尾行を行う時は、信号が命取りになるので注意しましょう。夫との距離感を意識するほど存在自体を忘れやすいです。

赤信号でつかまると夫を見失ったり、距離感が近くなりすぎたりします。不意に相手にバレるリスクがあります。

信号を見つけたら青か赤か、現時点の色を確認した上で、先の展開を予測した行動を取ることが大切です。

自分ひとりで浮気調査の尾行する場合の注意点

法律に触れる恐れがある

自分ひとりで浮気調査の尾行をする場合、知らず知らずのうちに法律に触れる行動を取ることがあります。

婚姻関係にある相手を尾行するだけでは罪には問われません。

しかし、夫の浮気相手を調べるために尾行をする場合、無断で敷地に入ったら、住居侵入罪に抵触する恐れがあるので気をつけましょう。これは、庭や共用のエントランスなども含まれます。

貴重な時間を無駄にする可能性がある

自分ひとりで浮気調査の尾行をする場合、確実に証拠を掴める保証はなく、貴重な時間を無駄にして終わる可能性があります。

簡単そうに見えても探偵の仕事の一つでもあるので、素人が真似しても一発で成功することは少ないです。場合によっては貴重な休日を潰したり、わざわざ仕事を休んでまで尾行したりする方もいるかもしれません。

また、尾行の回数を重ねるほど夫に気付かれるリスクも高まります。

客観的な判断ができない

自分ひとりで浮気調査の尾行をする場合、当事者であることから冷静でいられず、客観的な判断ができない可能性があります。

例えば、夫の全ての行動を怪しいと決めつけることがあります。男友達と合流した後「この後、浮気相手と会うかもしれない」と、どこまでも尾行を続けてしまうケースもありそうです。

浮気相手と会っている現場を捉えても、悲しみと怒りから冷静な判断ができず、証拠の写真を撮り逃すケースもあります。しっかり撮った場合でも、緊張から写真がブレブレで誰かわからないということも珍しくありません。

また、周りが見えずに不審な動きをしていると、通報されたり職務質問を受けたりすることがあるので気をつけましょう。

自分ひとりでの尾行はおすすめしない

尾行

どんな尾行であれ、妻による単独尾行は、あまりにリスクが高いのでおすすめしません。

身近な相手の尾行であるほど、いくら変装していたとしても、身長や全体的な雰囲気などでバレることがあるためです。

一度でもバレたら、一貫の終わりです。「プライバシーの侵害だ!」と罵られたり、「俺のことを疑いやがって!」「こんな行いをするような嫁とは離婚だ」なんて、逆にあなたが不利な立場として離婚を切り出されてしまうことさえあります。

そのため、安全で確実に尾行を遂行するためには、探偵に依頼するのが一番なのです。

自分ひとりで一度尾行してから探偵に頼むのはあり?

自分ひとりで一度尾行してから探偵に頼むのは、夫にバレるリスクを考えると、おすすめできません。素人が行う一番初めの尾行こそ、慣れていないのでボロが出やすいです。

夫に近づき過ぎたり、不自然な動きをして周りの注目を集めたりすることがあります。結局、夫にバレた場合に「やっぱりやめておけばよかった……」と思っても後の祭りです。

自分の立場を守るためにも浮気調査の尾行は最初から探偵に頼むのがおすすめです。探偵は複数人で協力して尾行ができるのも強みと言えます。

探偵に浮気・不倫調査の依頼する流れ

まず、調査の流れですが、大まかな流れは以下の通りです。

1.事前相談(電話やメールで無料)
2.対面相談(無料)
3.見積もり
4.契約・調査準備
5.調査中間報告
6.調査報告書

探偵事務所にもよりますが、まず、いきなり対面ではなく、匿名で電話相談、メール相談ができるところがほとんどです。もしかするといきなりかしこまった状態で対面相談するイメージがあるかもしれませんが、ほとんどが事前相談をはさみます。

そこで詳しく相談してみようと思えたら次は対面相談です。ここでもまだ無料なところが多いです。もし不安であれば、料金がかかるかどうか対面相談の前に聞いておきましょう。今おかれている状況などを説明し、何に悩んでいるかを相談します。探偵事務所側もこの時点で、アドバイスや何をしたか、また、どこまでの情報を得ているかなど聞いてきます。

そして実際に依頼するとなった場合の見積もりをもらいます。まだ、ここで契約ではないので持ち帰って考えても構いません。

ポイント!

契約内容をしっかりと確認しましょう。調査終了はどこまでなのか、調査報告書はどういう内容なのか、中間報告はあるのかなど、決して安くない依頼ですので納得の内容となっているのか確認しておきましょう。

依頼を決断したら契約書にサインをします。注意事項などの説明も受けます。
ここで、すぐに手当たり次第調査開始ではなく、短期間に確率を上げるためにも事前に調査準備を行います。浮気を疑っているパートナーの行動パターンなど情報をしっかり打ち合わせをします。尾行ルートなどを決定するためにも事前準備は探偵にとっては大切な要素です。

そして、調査開始です。1日で突き止められるのか、1週間、1ヶ月を要するのかは人それぞれですが、調査を進めていく中で依頼者に中間報告をする事務所もあります。

契約内容にもよりますが、調査終了したところで調査内容をまとめた報告書を受け取り終了となります。

探偵に相談から依頼、調査終了までの流れを詳しく見る

探偵が行う浮気・不倫調査方法と内容

尾行をする探偵

次に探偵が実際に浮気・不倫調査をする方法・内容を紹介します。
浮気や不倫を決定づける証拠は、不貞行為があったかどうか、つまり肉体関係があったかどうかが重要です。もちろん、裸の写真を撮ることは極めて難しいですが、法的に不貞行為だと証明できる写真を押さえるためには、肉体関係を強く思わせる写真を抑えなければなりません。回数も関係してきます。例えば、手を繋いでいただけの写真では法的な証拠にはなりません。そういう場面を押さえるために、探偵がどうしているか、調査方法と内容を紹介します。

調査方法その1、尾行

尾行を続け、対象者の行動パターンを把握します。普段の行動パターンと異なるところを見つけ出します。尾行を続けて浮気相手との接触を追いかけます。ラブホテルなど一緒に建物の中に入っていくところまで尾行を続けます。

調査方法その2、張り込み

行動パターンがわかっていれば、事前に張り込みを行います。浮気相手の自宅近くやラブホテルなどです。建物の外で張り込むだけではく、建物の管理者に許諾を得て建物内での張り込みも方法のひとつです。決定的な写真を押さえるためには、同じ部屋に入っていくところを押さえるために必要です。

調査方法その3、聞き込み

依頼主から事前に聞き込みできそうな人などを伝えておき、その人に聞き込みをする方法もとる場合があります。怪しまれないようにするためには、長年の経験とスキルを必要とします。

調査内容

証拠となる映像、写真を押さえるためには、ビデオとカメラなど機材を使い分けしています。何月何日、何時何分にどこにいて、浮気相手が誰と接触してどういった建物に入ったかなど細かく調査して収めていきます。同じ部屋に入ったところまでが必要な証拠になるので尾行、張り込みを行い、証拠を押さえます。

依頼者に最後、調査報告書として提出するにあたり、一連の調査内容をすべて時系列でまとめます。浮気の痕跡がなくても、尾行を続け対象者の行動を押さえていきます。

探偵の尾行方法

探偵の尾行方法は、一般人の尾行よりも格段にレベルが高いです。

なぜなら、豊富な知識や探偵用アイテムを駆使したり、また必要に応じて人員を増やすことで、どんなケースでも柔軟に対応することができるからです。

もし対象者から、「自分を尾行しているような行動をする不審人物」としてマークされたら、その尾行は失敗に終わります。
そのため探偵は、マークされないように、常に細心の注意を払っているのです。

徒歩で尾行する場合

例えば徒歩で尾行する場合は、男性調査員1名、女性調査員1名など、カップルを装いながら尾行することもあります。

また豊富な人員を生かし、「ここからここまではA調査員が担当」「この地域から先はB調査員が担当」など、対象者が「同一人物がずっと後ろにいる」という違和感を抱かないように、順に交代してくこともあります。

車・バイクで尾行する場合

また車やバイクで尾行する場合、複数の車で尾行することも、曲がり角などの主要箇所にて車で待ち伏せすることもあります。

対象者が車に乗って出かけたとしても、どこにどのようなルートで向かっているのかは分かりません。後ろで尾行していたとしても、赤信号で切り離されてしまうこともあるうえ、曲がり角を多く通過するルートだった場合、対象者が「後ろの車が、何度曲がり角を曲がっても付いてくる」という不信感を抱かないようにしなければいけません。

そのため、例えば曲がり角のコンビニの駐車場にあらかじめ1台車を停めておくなど、複数の人員・複数の車両を配備することも少なくないのです。

探偵の尾行を見破られることはある?

結論から述べますと、探偵の尾行を夫に見破られることはあります。人が行うことなので100%成功するとは限りません。

しかし、探偵はプロの仕事であるため、妻が尾行するより成功率が高い特徴があります。一般的に探偵の浮気調査の成功率は80%を超えています。また、タイミングが良ければ、一日で浮気の証拠を掴むことも可能です。

プロの尾行が成功しやすい理由

このようにプロの尾行は、一般人の尾行に比べて人員や車両を駆使して行われます。

例えば妻が尾行していた場合、後ろを振り返った夫に、「あっ、お前!」なんて一度でも気付かれたら終わりです。

それに対して探偵による尾行は、一度振り返って「人がいる」ということを認識したくらいで、「尾行されている」とは気づきにくいでしょう。

顔が割れておらず、状況に応じて人員も交代でき、複数の車両で包囲網を敷ける探偵であれば、「尾行がバレてしまった」「不審がられてしまった」「見失ってしまった」・・・などの失敗が、格段に減らせることは間違いありません。

浮気調査・不倫調査の相場

探偵に尾行を依頼すれば、それだけ成功確率は上がります。
しかし気になるのは、やはり費用面でしょう。

探偵会社によって設定費用は様々ですが、平均的な相場をご紹介いたします。

費用の相場は、4日間でおよそ500,000円前後です。

内訳としては、「基本料金」「人員費用」「機材料金」「待機人員」が基本です。そのうち一番大きい金額なのは、「人員料金」でしょう。「人員料金」は400,000円前後だと思っておいてください。ちなみに、別途「報告書作成料金」などが加算されることもあります。

浮気調査・不倫調査の料金・費用相場を詳しく見る

浮気が白か黒なのか、もやもやしている気持ちのまま何年も過ごすのは、精神的にも良くありません。真実をいち早く知るための費用と考えて、思い切って依頼してみてはいかがでしょうか。

浮気調査・不倫調査の料金・費用相場

1日あたりの相場 費用総額の相場
浮気調査・不倫調査 13.4万円 73.8万円

※実際に探偵ちゃんで紹介した探偵事務所に依頼した人の事例を元に算出しています。