ストレスが溜まると浮気したくなる理由と浮気防止策
浮気は浮気性の人がすると思っていませんか?実は、普通の状態ならば浮気しない人が、ストレスが溜まると浮気に走ってしまうケースがあるのです。もちろん、ストレスがなくても浮気症の人は浮気をしますが、ストレスは人間に想像以上の影響を及ぼします。
そこで今回は、ストレスが溜まると浮気したくなる理由を男女別に解説。上手にストレス発散してパートナーの浮気を防止する方法も伝授します。
ストレスが溜まると浮気したくなる理由
男性と女性ではストレスが溜まると浮気したくなる理由に違いがあります。まずは、男女別にストレスと浮気の関係性を詳しく解説します。
男性の場合
男性は仕事などを中心とした社会に大きなストレスがかかります。ストレスが溜まると、パートナーに癒してもらうことで調整を取る傾向が強いです。しかし、パートナーの女性が自分を癒してくれないと、別のことに癒しを求めるようになります。「別のこと」が何なのかは個人差がありますが、一定の割合が別の女性に癒しを求めます。
男性がパートナーに不満や負担を感じ「全く癒されていない」と思う状態をいくつか挙げます。
- 強い束縛で1人時間がない
- 頻繁な連絡やデートを強要される
- 会っても要求ばかりで疲れる
- 自分の話を聞いてくれない
- パートナーの不平不満が多くイライラしている
男性にとって恋人との時間は癒しの時間。しかし、上記のような状態では全く癒されず、むしろ疲れて更にストレスがかかります。このような状態で、別の魅力的で優しい女性が身近にいれば、気持ちが持っていかれるのは必然と言えるでしょう。パートナーがストレスの根源の1つになっているため、浮気の罪悪感も、「バレて別れたらどうしよう」という危機感も希薄になり、浮気に走りやすくなります。
女性の場合
女性のストレスは、それぞれ発散場所が違う傾向があります。「パートナーに癒されたい」という欲求は少なく、社会や交友関係のストレスは、意外と上手に発散します。
しかし、パートナーへの不満は別です。パートナーに感じるストレスは、パートナーが変わることでしか解決できません。自分の不満が伝えられなかったり、伝えてもパートナーが変わらなかったりすると、どんどんストレスが溜まっていきます。そして、パートナーへの不満を別の場所で解消しようとするのです。解消方法は愚痴を聞いてもらうこと。
この時、愚痴の聞き役が男性で、話を親身に聞いて共感してもらえると、女性は「自分の理解者がいた!」と、一気に親しみを感じます。そして、不満だらけのパートナーよりも魅力を感じ、好意を抱き始めます。この時、パートナーと別れないまま、愚痴の聞き役である男性と距離が縮まると、浮気しやすくなるのです。
女性の場合、相手への好意が少なからずないと浮気に発展し辛いため、浮気が本気になり、最終的にはパートナーを切り捨てる確率が高くなります。
浮気された側のストレスも甚大
ストレスは浮気の原因になりますが、浮気された側のストレスも大きな問題です。信頼していた恋人の浮気は、大きな裏切り行為であり、心を酷く傷つけて甚大なストレスを受けます。場合によっては、浮気のストレスが原因で精神疾患にかかる可能性もあるのです。
浮気されたストレスによる弊害について、いくつか列挙しました。
- 浮気されたときの辛い記憶がフラッシュバックして長い間苦しむ
- 浮気されたストレスが原因でパニック障害やうつ病などの症状が出る
- 強いトラウマになり心理的なケアが必要になる
- 浮気されて自己肯定感が下がり人間関係や仕事に支障が出る
浮気が解決した後も、不信感からストレスを感じ、このような状態に陥る場合もあります。
確かにストレスは浮気を引き起こす原因の1つですが、だからと言って「自分が恋人を癒せなかった。それどころか自分がストレスの原因になっていた」と自己嫌悪する必要はありません。やはり、浮気はした側が悪いのです。
パートナーのストレスを上手に発散して浮気防止する方法
浮気の原因にストレスが関連しているからと言って、パートナーの浮気を「ストレスが溜まっているから仕方ない」と流せるはずもありません。そこで、パートナーのストレスを上手に発散して浮気を防止する方法を伝授します。浮気防止だけではなく、パートナーとの関係も良好になるので一石二鳥です。
傾聴力を磨いてパートナーの話をよく聞く
傾聴力とは、人の話を聞く能力です。相手の話に対して意見を返すのではなく、熱心に聞き共感したり「そうだね」と受け止めたりすることで、より深い本心を聞き出します。傾聴力を磨いて話を聞けば、パートナーは思いを存分に言葉にし、「自分に寄り添ってもらえた」と実感し、あなたに癒されてストレスが解消されるでしょう。
傾聴力を磨くポイントをいくつか紹介します。
- 相手に体を向け、話題に対して興味を示す
- ゆっくりと相づちをうつ
- 沈黙を恐れず相手の言葉を待つ
- 質問上手になって相手の話題を広げる
- ミラーリングで親近感を高める
- オウム返し(「〇〇なんだよ」「〇〇だったんだね」など)で共感を伝える
傾聴力を磨けば、パートナーから多くの言葉を引き出せるので、より一層理解が深まるのも大きなメリットです。
それぞれ自分の時間を確保して息抜きする
ストレスが溜まっている時は、自分が自由にできる時間が必要です。あなたのパートナーが「恋人と常に一緒にいたい!」というタイプなら別ですが、忙しくて疲れているときこそ、あえて会わない日を作り、自分の時間を充分確保して息抜きできるようにしましょう。
パートナーの性格にもよりますが、以下のような点を心掛けると良いでしょう。
- 相手が疲れているときは頻繁な連絡を控える
- 休日は「疲れているからたまにはゆっくり休んだら?」とあなたから提案する。「それとも、何か美味しものを買って自分がそっちに行こうか?」など、代案があると直良し。
- 「疲れてない?」と言われるのを嫌ったり、過剰に気を使ったりするタイプなら、あなたが仕事やプライベートな予定を入れて「会えない日」を作る
お互いの時間を確保して自由に過ごしてストレス解消するだけではなく、それぞれの世界が広がり、良い刺激を与え合えるのも良い点です。
共通の趣味を作って一緒にストレス発散する
趣味でストレス発散する人は多いです。それぞれの自由時間でお互い別々の趣味に取り組むのも良いですが、別にもう1つ、共通の趣味を作るのがおすすめです。一緒に楽しめて、しかもストレス解消できるので一石二鳥。趣味の話題は尽きないので、更に絆が強まります。
カップルで楽しめる趣味をいくつか紹介します。
- テニス、ジョギング、ボルダリングなどスポーツ系の趣味
- キャンプ
- カラオケ
- 動画鑑賞、映画鑑賞
- インターネットを含めたゲーム
- グルメ(食べ歩き、お取り寄せ、料理など)
- 各種スポット巡り(寺院、道の駅、博物館など)
共通の趣味を作るために、パートナーを誘って新しいことに挑戦すると良いでしょう。パートナーの興味の幅が狭い場合は、相手に合わせるのが共通の趣味を見つけるポイントです。パートナーの性格によっては、あなたが相手の趣味の世界に飛び込むのもありです。
ストレスない快適な関係が浮気を防止します
社会生活でストレスはつきものです。本来は大切なパートナーと過ごす時間が、ストレスを解消する癒しの時間です。しかし、お互いストレスが溜まっていると、イライラをぶつけ合って更にストレスが溜まり、場合によっては浮気の引き金になります。距離が近すぎて遠慮がなくなり、気遣いが疎かになると、帰ってお互いを傷つけてしまうのです。
大切なパートナーだからこそ、小さな思いやりを心掛けて、ストレスのない快適な関係を築く努力が必要です。ちょっとした気遣いをするだけで、2人の時間が豊かになるでしょう。