社内不倫・職場不倫が多い理由ときっかけ!社内でバレたら処分される!?

社内不倫

職場で、「実はあの二人、付き合っているのよ」・・・なんて噂を耳にしたこと、誰しも一度くらいはあるのではないでしょうか。職場は、「仕事をする場所」だけとは限りません。

仕事は、一人きりで完結させることはまず不可能です。複数の社員が連携し合って、ようやく一つの業務が完成するのです。人間同士のやり取りが必要になる分、いつしかそこに「仕事仲間」としての垣根を超えた感情が芽生えるのは、ある意味で仕方がないことかもしれません。

しかし、独身同士の男女ならまだしも、実は「既婚者と独身者」との不倫だったり、あるいは「既婚者と既婚者」のダブル不倫だったりすることもあるので、要注意です。もしかしたら、あなたの夫も、会社では別の顔を見せているかもしれません。

ここでは、社内不倫・職場不倫の割合や、そのきっかけ、バレやすい社内不倫の特徴や社内でバレたときの処分についてお伝えいたします。

社内不倫の経験がある人はどれほどいるのか

実は、社内不倫をしている人たちは意外に多くいます。

「社内で不倫をしていますか、あるいは以前に社内不倫の経験をしたことはありますか」とアンケートを取ったところ、約68%の人が「はい」と答えた、という調査結果が残っているほどです。この数値には驚きです。10人のうち約7人は、社内不倫経験者ということなのです。

もちろん、大っぴらに「俺、同じ部署の〇〇さんと不倫しているんだ!」なんて公言することはまず無いでしょう。そのため、「うちの会社には、不倫するような人たちは居ないわ」と思いがちです。しかし、このアンケート結果の数値によって、皆、隠れて不倫を楽しんでいることがお分かりいただけたでしょう。あなたの隣の席に座っている先輩も、もしかしたら社内の誰かと秘密の関係にあるかもしれませんよ。

社内不倫・職場不倫が多い理由ときっかけ

平日の大半、顔を合わせているから

「単純接触効果」という心理学用語を、耳にしたことはありますか?

人は、顔を合わせる回数が多ければ多いほど、その相手に対して好意を抱く傾向があります。

とりわけ職場は、毎日のように「単純接触効果」が発揮される場所です。先輩と、同僚と、あるいは後輩や上司たちと・・・、週に5日間、それぞれ8~9時間以上、同じ空間で一緒に過ごしているわけです。1日を通して、「妻と一緒に過ごした時間よりも、仕事仲間と一緒にいる時間のほうが長い」という方も決して少なくないはずです。

このような単純接触効果も手伝い、社内の相手に好意を持ちやすくなるのはある意味で自然なことといえるでしょう。

長所が目に付きやすいから

スーツ、あるいは作業着に身を包み、てきぱきと仕事をこなしている姿って、男女問わずとても格好良いものです。

机に向かう真剣な眼差しを目にしたとき、「しっかりしていそう」「頼れそう」と、ドキッとした経験がある方も多いのではないのでしょうか。

このように職場というのは、長所だけがクローズアップされやすい傾向があります。給与が発生している以上、ダラッと過ごすわけにはいきませんから、当然といえば当然です。

しかしそれを、あたかも「素の姿」と錯覚してしまうことがあります。誰しもある程度は「ON」と「OFF」を使い分けるものですが、職場においては特に「ON」の姿しか目にしないため、「元々しっかりしている性格なのだろう」「元々頼もしい方なのだろう」と、つい考えてしまうのです。

悩みを誰よりも分かってくれやすい存在だから

仕事仲間というのは、悩みを誰よりも分かってくれやすい存在でもあります。

例えば妻に「最近関わっているプロジェクトでさ・・・」と話したとしても、あまりよく分かってくれないことでしょう。会社の詳細な状況は、その会社に勤務している人にしか把握できないものですから、「?」となるのも仕方がないことです。

その点、同じ職場に勤めている相手とは、悩みも共有しやすいもの。「ああ、あのプロジェクトね。当初の計画よりも少し遅れているよね。それというのもあの課長がさ・・・」なんて、弱音や愚痴を共有し合えるのです。

悩みを共有できていれば、連帯感だけではなく、親近感さえ沸いてきます。「この人、自分の気持ちを分かってくれている」・・・と感じたとき、親近感が愛情に変わることだって少なくないでしょう。

同じプロジェクトで同じ目標に向かった仕事で意気投合

同じ目標に向かっている相手がいれば、仲間意識が芽生えて意気投合しやすくなるものです。

ふたりの同じ方向を向いていれば、話も合いやすいですし、達成のためにどうしたら良いのか、アイデアを出し合うこともできます。仕事は、一人ひとりがバラバラの方向を向いていては成立しません。

職場とは、お互いが同じベクトルを向きながら切磋琢磨している場所だからこそ、そこに「仕事仲間」としてだけではなく、「一人の人間」、さらには「一人の異性」として自然と魅力を感じることもあるでしょう。

飲み会など二人で接する機会が多いから

社会人は、険しい顔をしてデスクに向かうことだけが「仕事」ではありません。

時には、「タイムカードを切ってからが本番だ!」と言わんばかりに、定時後の飲み会を頻繁に開催する会社も少なくないはずです。

会社の外では、誰でもある程度は「素」に戻ります。「いつも寡黙なあの人が笑顔を見せている!」といった意外な素顔や、勤務中には絶対にできないような冗談を交わし合うこともあるでしょう。

そう、退勤後の飲み会は、社員同士の親睦が深まる絶好の機会です。会話が盛り上がって「連絡先教えてよ」と連絡先を交換し合うのも、勤務中よりも飲み会の最中のほうが圧倒的に多いのです。

タブーを犯すことそのものが、ストレスの捌け口になるから

社会人は、何かとストレスが付きものです。仕事で、家庭で・・・なかなか思うようにいかない毎日に鬱々として、「何か楽しいことないかな」「刺激が欲しいな」なんて感じることもあるでしょう。

そこで選ぶのが、不倫です。転職するわけではなく、今の家庭を手離すわけでもなく、手軽に「プラスアルファ」を付加できる・・・それが、「不倫」なのです。

「いけない」と分かっているからこそ、やってみたくなる。タブーであるからこそ、燃え上がる。つまり不倫をすることで、そのリスクに高揚し、ストレスの捌け口として昇華していることがあるのです。しかし、ただの「捌け口」で終始するならまだしも、いつしか「本気の恋愛」と変わっていることもあるので、ご注意ください。

周りにバレやすい社内不倫の特徴

社内での不倫・浮気がバレてしまう人は、そもそも「バレやすい社内不倫」をしていることが多いです。

バレやすい社内不倫・浮気には、主に以下の特徴があります。

  • パートナーがその場にいないからといって堂々と親密にしている
  • 職場の近くで頻繁に会っている
  • バレないための具体的なルール作りをしていない

では、それぞれどのような特徴が見られるのか、具体的なポイントを見ていきます。

パートナーがその場にいないからといって堂々と親密にしている

社内不倫・浮気がバレるのは、職場の周りの人を気にせずに、堂々と不倫相手と親密にしている人です。たとえば、以下のような行動が挙げられます。

  • ほかの人と比べると明らかにお互いへのボディタッチが多い
  • 必要もないのに二人でいることが多い
  • おそろいのアイテムを使ったり身につけたりしている

周りの人は、他人のことを見ていないようでよく見ています。特に恋愛に関する噂話を好む人は多いため、周りの目を気にせず親密にしていれば、またたく間に噂は広がるでしょう。

中には、パートナーがその場にいないことで気が緩み、もはや疑ってくれと言わんばかりに堂々とイチャイチャする人もいます。話したがりな人は、仲の良い同僚などに自らバラしてしまうケースもあります。

職場の近くで頻繁に会っている

バレやすい社内不倫のケースは、うかつにも、職場の近くで頻繁にデートしてしまうケースです。職場の近くの飲食店で食事したり、近くのホテルに二人で足を運んだりすれば、当然バレるリスクは上がります。

会社を出ると、多くの人はそれだけで油断しがちですが、会社の周りには関係者がうろついている場合が多いです。すぐ近くに住んでいる社員も少なくありません。

そのため噂になりやすい社内不倫カップルは、「誰も見ていないだろう」という油断から、会社の付近でよく会ってしまっていることが多いです。

バレないための具体的なルール作りをしていない

バレやすい社内不倫・浮気には、明確なルール作りが欠けていることが多いです。脇が甘く、バレないための対策を徹底していないということです。

たとえば、バレない不倫カップルは、以下のような対策を徹底していることが多いです。

  • 社内では話しかけない
  • 会社から離れた場所で会う
  • 外でデートしない
  • 別の名前で連絡先を登録する

一方で、バレやすい人たちは具体的なルール決めをしておらず、秘密に対する認識にズレが生まれることも少なくありません。

結果として片方が、またはお互いにうかつな行動を取り、バレるきっかけを作ってしまうのです。

社内での浮気がバレたら処分されるのか

次に、職場での浮気がバレたときに会社から下される処分について見ていきます。

実際に社内不倫をしている人は、周りに浮気していると知られた場合、自分の立場はどうなるのか気になるところです。また、たとえば夫が職場で浮気している場合も、「今後浮気が原因でクビになったり異動になったりする?その場合は収入が下がるの?」と不安を抱くこともあるでしょう。

職場における浮気・不倫がバレたときの処分について、知っておきたいポイントは次のとおりです。

  • 社内不倫の具体的な社内規定はないことが多い
  • 片方または両方が異動を命じられるパターンが多い
  • 不倫発覚による異動を拒否したらどうなるのか
  • 社内で発覚すれば自然とパートナーにもバレる可能性が高い

では、それぞれの重要なポイントや注意点などを整理してみましょう。

社内不倫の具体的な社内規定はないことが多い

まず、「社内で不倫してはならない」という内容の就業規則が設けられていることは少ないです。そのため、職場での浮気・不倫を直接的に禁止する社内規定はなく、処分についての判断は会社によって分かれるのが一般的です。

しかしながら職場で浮気・不倫をしたからといって、解雇、いわゆるクビの処分が下されるケースはほとんどありません。クビに相当する事由として、多くの就業規則には「社内の風紀・秩序を大きく乱す行為」と記載されていますが、浮気・不倫はあくまで仕事ではなくプライベート上の素行不良と判断されます。

職場で不倫があったとしても、会社自体が大きな損害を被るケースにまで発展することは少ないです。よって、不倫がバレたことにより、いきなり会社を辞めさせられることは考えにくいことでしょう。

もし社内不倫が原因で解雇を言い渡された場合、解雇が相当といえるケースでないときは、会社側が雇用契約違反にあたる可能性があります。

片方または両方が異動を命じられるパターンが多い

職場での不倫・浮気があった場合、解雇処分を受けるケースは少ないですが、他部署への異動や関連会社への出向を命じられるケースは比較的よく見られます。そのため社内不倫がバレたときは、今後会社から、異動の辞令が出る可能性を考えておきましょう。

とはいえ、「不倫によるペナルティで」「別れさせるため」という理由で人事事項を決定することは、一般的ではありません。先ほども触れたように、不倫とはいえ恋愛は個人の自由であり、社内で起きたことでもプライベート上の問題になるからです。そのため不倫を理由に異動を命じることは、不当な人事になる可能性があります。

しかしながら、社内不倫によって多少なりとも社内の風紀・秩序を乱した社員をそのままにしておくと、ほかの社員に示しがつかなくなるのも事実です。プライベート上の問題とはいえ、不倫・浮気が原因で、業務に影響が出るほど一部の人間関係が泥沼化してしまうケースもあり得るでしょう。

その際は、会社としても風紀・秩序を守るために何らかの対策を講じる必要が出てきます。そこで多くの会社は、「新事業で人手が足りていないから、これまでの経験を活かして君に活躍してもらいたい」などの口実をうまく使い、異動を命じるのです。

不倫発覚による異動を拒否したらどうなるのか

職場での浮気・不倫がバレたときは、異動の辞令が出ることが考えられますが、人によっては異動を拒否したいと考えることもあるでしょう。

  • 普通の異動という名目になっているが、どう考えても不倫のペナルティだと感じるため不当な人事だと思う
  • 異動先の部署の待遇が悪く、明らかに自主退職させたい社員を集めた「追い出し部屋」のため、さすがに拒否したい

たとえば上記の場合、不当な人事だとして拒否することはできるのか気になるところです。

人事異動の拒否については、相談すること自体は可能です。理由に関わらず、人事異動は会社の方針による決定のため、会社がOKすれば相談によって人事の変更を受け入れてもらえる場合もあります。そのためどうしても異動や出向の人事が受け入れられないときは、拒否できないか、または別部署に変更できないかなどの相談も考えてみましょう。

とはいえ、原則として会社の人事には、従わなければならない決まりがあります。就業規則にも雇用契約書にも、「会社の都合・方針に応じて異動を命じる場合がある」と記載されているためです。

よって、相談は可能ですが、ほぼ拒否はできないものという認識が正しいでしょう。それでも応じないときは、業務命令違反に該当するため、最悪の場合解雇処分を受ける可能性があります。

社内で発覚すれば自然とパートナーにもバレる可能性が高い

職場での浮気・不倫がバレたとき、会社から処分されるかどうかはケースバイケースですが、バレれば同時にパートナーにもバレる可能性があります。

職場全体に浮気の事実が広まれば、自然とパートナーの耳にも入る可能性が考えられます。また、不倫によって異動を命じられれば、突然の夫(妻)の異動に疑問を持つことは多いでしょう。出世コースから大きく外れるような人事であれば、「これって事実上の左遷?うちの人、何かした?」と感じるのは必至なため、そんな中で不倫を隠し通すのは難しいといえます。

そのため社内不倫は、バレたときは多くのリスクを背負うことになります。万が一異動によって大幅に給料が下がり、パートナーにもバレて離婚→財産分与・慰謝料支払いとなれば、経済状況も含めて生活環境ががらっと変わってしまうことも考えられるのです。

社内での浮気がバレたが処分されない?気まずいときの対処法

職場での浮気・不倫がバレたとき、処分の有無とはまた別の話で、単純に気まずさが大きな悩みとなる場合もあります。自業自得とはいえ、「不倫が皆にバレたせいで、会社にすっかり居にくくなってしまった」という悩みが増えれば、今後の業務に支障をきたす可能性も出てくるでしょう。

そのためここからは、職場での浮気・不倫がバレて気まずいときの対処法を解説していきます。

会社によっては何の処分もない場合も

先ほども触れたとおり、浮気・不倫が社内であったとしても、当人たちを処分するかどうかはあくまで会社の判断によります。そのため、会社によっては、ほぼ何の処分もなく終わるケースも意外に少なくありません。

社内不倫に対して何も処分がない理由には、たとえば以下が挙げられます。

  • プライベート上の問題のため、処分するほどの問題ではないと判断された
  • 小さな会社のため、異動による処分ができない

小さな会社は、そもそも異動という選択肢がないため、最終的に厳重注意で済むこともあります。また、職場によっては、始末書や反省文を提出させることで処分とするケースもあるでしょう。

しかし異動のようなわかりやすい処分・ペナルティがないと、かえって気まずいという人もいます。「今のままでは職場に居づらいので、何かペナルティを検討してほしい」というときは、次で解説する対処法を検討してみましょう。

気まずいときは自ら異動を申し出る

わかりやすい処分がなく、気まずいときは、自ら異動を申し出る選択肢があります。実際に相談のうえ異動が決定すれば、以下のようなメリットがあります。

  • 浮気・不倫が発覚したとき周りにいた社員と離れられるため、気まずさを解消できる
  • 不倫相手と別れたいときは、異動によって物理的に距離を取れるため、スムーズに別れられる
  • 新天地で一生懸命働くことで、会社やパートナーに誠意を見せられる

最も大きいメリットは、浮気発覚の際に周りにいた社員たちと距離を取ることで、気まずくなくなる点でしょう。環境が変わればさまざまな大変さも伴いますが、自ら処分を受ければ、誠意も見せられます。

とはいえ、異動や配置転換の申し出が受理されるかどうかは、やはり会社の判断次第です。できる限り信頼できる上司と面談を重ね、「正直気まずいので異動をお願いしたい」と素直に伝えつつ、心機一転頑張りたい姿勢をアピールすることが大切です。

必死に成果を出して信頼回復に努める

異動願いを受け入れてもらえないとき、会社の規模的に異動先がないとき、気まずいが異動はしたくないときなどは、とにかく現在与えられている仕事を頑張るしかないでしょう。

必死になって仕事に集中し、何らかの成果を出せば、失った信頼も徐々に回復していきます。明らかに一生懸命働いていれば、上司もその様子を見逃さないため、また出世のチャンスも巡ってくるでしょう。

ただし、ある程度時間がかかることは認識しておかなければなりません。社内不倫によって悪くなったイメージが一朝一夕で回復することはないため、「気まずさに耐えること」も禊の一環としてとらえ、じっくり時間をかけて信頼回復に努めることが重要です。

気まずさに耐えられないときは退職する選択肢も

どうしても気まずさに耐えられないときは、今の職場を退職し、転職することも選択肢の一つにはなるでしょう。しかし退職は、当然ながら安易に決断できることではありません。以下のデメリットがあることを、まず整理しておきましょう。

  • すぐに転職できない可能性がある
  • パートナーに反対される場合がある
  • 条件の悪い会社に転職してしまうケースもある

大事なのは、「何をすればパートナーや会社に誠意を見せられるか」というポイントです。不倫・浮気したからといって、仕事を辞めれば責任を取ることになるのか、冷静に判断することが大切です。

社内不倫でもその後関係を断ってくれるのであれば、家族のために、そのまま辞めずに働いてほしいと考えるパートナーも多いでしょう。パートナーと関係を修復したいときは、なおさら二人でよく話し合ったうえで、退職すべきかを検討してください。

浮気調査・不倫調査の料金・費用相場

1日あたりの相場 費用総額の相場
浮気調査・不倫調査 13.3万円 64.8万円

※実際に探偵ちゃんで紹介した探偵事務所に依頼した人の事例を元に算出しています。