パートナーから浮気を疑われたときの潔白証明の仕方や注意点を解説
一般的に、恋人や配偶者から浮気を疑われると、誤解を解くのは難しいと言われています。あなたに浮気の前科があるのなら、なおさら、パートナーからの浮気の疑惑は強まるでしょう。
パートナーから浮気を疑われたとき、どのように身の潔白を証明すればいいのか、浮気を疑われたときの潔白証明の仕方や注意点をくわしく説明します。
浮気を疑われたときに潔白を証明するのは難しい?
一般的に、浮気を疑われたときに潔白を証明するのが難しいと言われるのは、したことの証明は比較的簡単にできますが、していないことの証明は難しいと考えられているからです。とくに、あなたに浮気の前科がある場合、パートナーは過去の記憶を呼び覚まし、至るところに疑いの目を寄せるでしょう。
あなたは浮気をしていないため、パートナーの思い込みであることは明白ですが、パートナーからすれば見るものすべてが疑わしく感じるのです。まさに「人は見たいと思うものしか目に入らない」という言葉が当てはまります。
結局のところ、パートナーに潔白を証明することはできないのでしょうか。とはいえ、パートナーから浮気を疑われても、自らの潔白を証明した人も少なくありません。彼らはどのようにして潔白を証明したのでしょうか。
浮気を疑われたときの潔白証明の仕方4つ
浮気の潔白を証明できた人に共通するのは、冷静に、正直に、対応するということです。具体的な潔白証明の仕方を4つご紹介しましょう。
パートナーと話し合い、身の潔白を訴え続ける
浮気の潔白を証明する方法として、パートナーと話し合い、身の潔白を訴え続けることが挙げられます。シンプルな方法ですが、誠実性を伝えるのに有効な手段です。
どんな証拠を突きつけたとしても、あなたの姿勢に誠実性が見られなければ、あなたのパートナーは納得してくれないでしょう。パートナーが納得しない限り、身の潔白を証明することはできません。
浮気をしていないのなら、パートナーの目を見て「やましいことは一切していない」と伝え続けましょう。こちらの思いだけを伝えるのではなく、パートナーの話もしっかり聞くようにしてください。浮気を疑うきっかけになった行動や理由を必ず聞きましょう。
パートナーが疑問に思うことの一つ一つに、丁寧に、正直に答えることが身の潔白を証明する最善の方法なのです。
スマホや手帳を見せる
話し合いだけではパートナーが納得してくれないという場合もあるでしょう。そんなときは、スマホや手帳を見せるのも方法の1つです。
スマホや手帳を見せるということは、相手に対する最大の信頼の証であるのと同時に、やましいことは一切ないということを行動に示すことができます。
スマホや手帳には、仕事やプライベートの連絡先、メール・LINEのやり取り、電話の着受信履歴などが残っているため、一つ一つのやり取りや送受信した時間を確認することで、浮気の潔白を証明することができるでしょう。
浮気と怪しまれている日や時間に、仕事や別の予定が入っていて浮気する時間も余裕もないことが証明できれば、パートナーも納得してくれるはずです。
アリバイの証拠を提示する
浮気を疑われている日時がはっきりしている場合は、残業で会社にいた事実を証明できる証拠を提示することをおすすめします。たとえば、仕事をしていたのなら、残業中に立ち寄ったコンビニや飲食店のレシート、社内メールの送信時間が分かる画像、勤怠がチェックできる画像などが証拠となるでしょう。
休日に外出をしていたのなら、一緒にいた友人の家族や知人などにパートナーを紹介し、その日のことをくわしく説明してもらうのも方法の1つです。ただし、親しい間柄の友人や同僚に証言をしてもらう場合、パートナーからアリバイ工作と思われる可能性があります。
パートナーが信頼できる人や相手のことをよく知っている人でない限りは、証言を求めるのはかえって疑惑を深めるきっかけになるため、控えておいた方がよいでしょう。
浮気を疑われている異性を交えて話し合う
上記の方法を試してもパートナーが納得してくれない場合は、浮気を疑われている異性を交えて話し合うとよいでしょう。相手の方には身に覚えのない話のため、迷惑をかけることになりますが、事情を説明して協力してもらいましょう。
このとき気をつけたいことは、相手の方の行動記録を用意しておくことです。相手を交えて話し合ったところで、相手の方がいつ、どこで、誰と、何をしていたのかが証明できなければ、パートナーは浮気の疑惑を深めるでしょう。
相手の方に協力を仰ぐのなら、浮気の事実はないという明確な証拠を提示できることを前提としてお願いをするようにしましょう。
浮気の潔白を証明するときの注意点
浮気を疑われているいら立ちや潔白証明をしたいという焦りから、パートナーへの気遣いや対応にまで頭が回らないというケースも少なくありません。浮気の潔白を証明する本来の理由は、パートナーからの信頼を取り戻すことのはずです。
次に紹介する3つの注意点を確認しておきましょう。
パートナーに逆ギレしない
インターネット上の浮気の潔白証明の手段として「パートナーに怒りをぶつける」というものがありますが、パートナーからの信頼を取り戻すためには怒りをぶつけるのではなく、真摯に対応することの方が大切です。
浮気を疑われている段階でパートナーに怒りをぶつければ、逆ギレしたと思われ、ますます疑いを深めてしまいます。パートナーと建設的な話し合いをするためには、疑われたことに対するいら立ちや怒りは一旦おさえ、パートナーの誤解を解くことに集中しましょう。
浮気をしていなくても誤解を招く行動をしたことを謝る
「自分は無実だ!潔白だ」と訴えたくなる気持ちは理解できますが、まずはパートナーに誤解を招く行動をとったことを謝罪しましょう。してもいない浮気を疑われるのには必ず原因が潜んでいるものです。
たとえば、パートナー以外の人と過ごす時間が増えている、セックスレスの期間が長く続いている、パートナーと同じ空間に一緒にいてもスマホばかり操作しているなどが挙げられます。
原因のすべてがあなたのせいではないとしても、パートナーとの関係を改善しようとする努力やパートナーを大切にしようとする配慮が欠けていたことを認める必要があるでしょう。思いあたる節があるのなら、浮気をしていなくても誤解を招く行動をしたことを謝りましょう。
浮気の潔白証明ができてもパートナーを責めない
浮気の潔白証明ができたからといって、浮気を疑ったパートナーを責めないようにしましょう。上記でも紹介した通り、浮気の潔白証明をする本来の理由は、パートナーの信頼を取り戻すことにあります。
疑いを晴らして、パートナーに謝罪させようと考えるのではなく、「信じてくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝えましょう。その方が、パートナーはあなたの心の広さを知り、より信頼感を強めることでしょう。これを機会に、これからの過ごし方を2人で見直してみることをおすすめします。
パートナーから浮気を誤解されないためにできること
パートナーの誤解が解けて安心と考えるか、今後も同じようなことが起きないために対策を練るかで、未来の結末が大きく変わってしまうかもしれません。パートナーの信頼を2度と失わないためにも、今後に向けてできることを実践していきましょう。
浮気のボーダーラインについてパートナーと話し合う
浮気のボーダーラインは人によって異なります。その認識のズレが生じたままパートナーとの関係が続くと、今回のように浮気を疑われ信頼を失うことになるのです。認識のズレを解消するためにも、お互いの浮気のボーダーラインをしっかりパートナーと話し合っておきましょう。
たとえば、仕事上で異性と2人きりで打ち合わせやミーティングを兼ねたランチをする場合は、事前にパートナーに連絡を入れればOKとするというように、ここまではOK、ここからはNGという妥協策を決めておくとよいでしょう。
周囲にパートナーの存在を公言しておく
職場や友人、知人にパートナーの存在を教えていない場合は、しっかり公言しておきましょう。パートナーが希望するのなら、パートナーを含めた食事会や飲み会の場を設けることをおすすめします。あなたの交友関係を自分の目で確かめることで、安心することができるでしょう。
このとき注意したい点は、異性の存在です。同僚や友人だと紹介しても、パートナーが嫉妬深いタイプの場合、「この人と浮気をするかもしれない」という不安を抱いてしまうかもしれません。
そうならないためにも、事前に「この人は○○さんのことが好きなんだよ」「恋人とラブラブらしいよ」「仕事上のいいライバルなんだ」というように、浮気を心配するようなことはないと説明しておきましょう。
パートナーにスケジュールを伝え、こまめに連絡をとる
パートナーに2度と浮気を疑われないためにも、仕事やプライベートの大まかなスケジュールを事前に伝えておくとよいでしょう。あなたがいつ、どこで、誰と、何をしているのかを事前に把握していれば、浮気を疑う心配はなくなるはずです。
もしも、急な予定が入ったときは、なるべく早い段階でパートナーに連絡を入れておきましょう。こまめに連絡をとることで、パートナーを安心させることができます。
最近は、夫婦や恋人などがお互いのスケジュールを共有できるアプリが注目を集めています。こうしたアプリを上手に活用し、スケジュールの変更を伝え忘れていたということがないよう対策をとっておくとよいでしょう。
スマホにGPSを入れてパートナーが居場所を監視できるようにする
パートナーが些細なことでも浮気を疑うタイプなら、スマホにGPSを入れていつでもあなたの居場所が分かるようにしておくのも方法の1つです。パートナーはあなたの居場所をいつでも知ることができるので、安心してあなたの帰りを待つことができるでしょう。
前提として、上記で紹介したようにパートナーにスケジュールを伝えておくことが重要なポイントです。GPSで居場所を知ることはできても、あなたが誰と一緒なのかまでは分かりません。事前にスケジュールを伝えておくことで、スケジュールの内容とGPSの居場所が一致して初めて、パートナーは安心することができるのです。
ただし、GPSを入れるということはあなたの行動が逐一、パートナーに知られてしまうことを表します。束縛されるのが嫌なタイプの人は、積極的に自分からGPSを入れるのを提案しないことをおすすめします。GPSを入れるのは、パートナーを安心させるための最終手段だと考えておきましょう。
寄り道せずになるべく早く帰宅する
浮気を疑われないためには、寄り道をせずになるべく早く帰宅することが大切です。仕事上や友人との付き合いもありますから、すべての予定を断る必要はありませんが、どうしても顔を出さなくてはならない席以外は断り、パートナーと一緒に過ごす時間に充てましょう。
パートナーと出かける機会が減っているのなら、この機会にパートナーと一緒に楽しめる趣味をつくったり、デートや旅行をしたりしてみてはいかがでしょうか。