不倫夫が妻との離婚を考えるケース5選と突然離婚を切り出されたら浮気を疑え!
夫が、隠れて不倫していることを知ったあなた。
「黙っていれば、そのうち家庭に戻ってくるかもしれない」と、夫の不徳を見て見ぬふりをしている方も多いことでしょう。
確かにその後、不倫相手と別れ、何事も無かったかのように家庭に帰ってくる夫はいます。
しかしその一方で、夫婦仲をやり直すどころか、突然離婚を切り出してくる夫もいるのが事実です。
では、不倫夫が離婚を考えるときとは、一体どのような場合なのでしょうか。
この記事では、不倫夫が妻との離婚を考えるケースと離婚を突然切り出されたら浮気を疑うことについて説明しています。
あなたが夫との離婚を考えていないのなら、以下のことに注意すると良いでしょう。
不倫夫が妻との離婚を考えるケース5選
不倫相手に本気になりすぎた
「初めは遊びのつもりだったのに、いつの間にか本気の恋愛感情が湧いていた」・・・不倫に関わらず、過去の恋愛において、誰しも一度はこのような経験をしたことがあるのではないでしょうか。
手に入らないものがどうしても欲しくなるというのは、独身男性の恋愛でも既婚男性の恋愛でも変わりません。
つまり、不倫相手に本気でのめり込みすぎた場合、「妻とは別れてこの子と新しい生活を始めたい」と考えることがあるのです。
既婚女性との不倫の場合(ダブル不倫)
特に既婚者女性との不倫の場合、「隣の芝生は青く見える」ではないですが、「人のもの」だからこそ余計に奪いたくなる心理が働くのかもしれませんね。
「毎回会っているうちに、いつのまにか情が移って・・・」という言い訳は、ほとんどの不倫男性がすると思っておいて間違えはないでしょう。
独身女性との不倫の場合
このケースでは、「この子と一緒に生活したら、楽しくて刺激的な毎日が待っていそうだな」と、男性の冒険心を掻き立てることがあります。
自分が家庭を持っていると、ほとんど同じような生活が繰り返されているはずです。「俺の一生は、ずっとこんな感じで終わってくのかな」なんて、老後のイメージまでをぼんやりと思い描いている方も少なくないでしょう。
そんな「未知のものへの期待」を優先した結果、妻に離婚を切り出すのです。
不倫相手から離婚を迫られている
不倫相手から離婚を迫られている場合、その不倫相手の要求を呑んで離婚を切り出す男性もいます。
独身女性との不倫の場合
特に独身女性相手の不倫に多いのですが、「奥さんと別れて!私と結婚してよ」としつこく迫るケースは珍しくありません。
独身女性にとって、家庭へ戻っていく彼の背中を毎日見送るのは、身を切り裂かれるように辛いことです。
「彼はこれから、家族団らんで楽しく食卓を囲むのだろう。それに対して私は、誰もいない部屋で一人きりの夕飯・・・」なんて寂しさ、不倫に本気になってしまった独身女性なら、誰しも一度は感じたことがあるはずです。
我慢ばかりの毎日に、しびれを切らして「奥さんと私、どちらを選ぶのかハッキリしてよ!もし奥さんを取るのなら、もうあなたとは会わないから」と「最後通牒」を突き付ける方もいます。押しに弱くて、頼まれごとがなかなか断れないタイプの男性なら、この最後通牒をきっかけに「分かったよ・・・君を失うのは嫌だから、妻とは離婚するよ」と離婚を考えるのです。
既婚女性との不倫の場合(ダブル不倫)
もしも相手が既婚女性だと、「離婚してよ」と迫ることはなかなか難しいでしょう。
なぜなら、自分にも家庭があるためです。離婚成立するまでの手続きの煩雑さを考えると、w不倫のままで満足する方も少なくありません。
しかしすでに別居中であるとか、不倫相手の旦那も浮気中であるなど、すでに家庭として崩壊している場合は、「私の方の準備はすでにOKよ。あなたさえ良ければ、いつでも離婚できるわ」なんて離婚を迫る場合があることも覚えておきましょう。
不倫相手が妊娠した
不倫とは、単に「食事をするだけ」「楽しくトークをするだけ」などプラトニックな関係には留まりません。
法律では違反行為ではあるにも関わらず、不倫には肉体関係が付きものなのです。
しかし、不倫相手が妊娠したことをきっかけに、結婚を決意する男性は少なくありません。
独身女性との不倫の場合
夫が、独身女性との不倫していた場合、彼女の妊娠をきっかけに「責任を取って君と結婚する」と決意するケースがあります。
しかし、「実は独身女性と不倫していて、相手を妊娠させたから・・・」とは言わずに、「前々から君とは性格が合わないと思っていて」など、別の理由をつけて離婚を切り出すことがほとんどでしょう。
既婚女性との不倫の場合(ダブル不倫)
既婚女性との不倫で相手を妊娠させた場合、結婚するためには、お互いの家庭でそれぞれの離婚手続きを進めなければなりません。これは、かなり厄介なことです。
そのため、「妊娠=結婚」という図式はすぐには成立しにくく、長期化するかもしれない離婚手続きよりも、駆け落ちを選ぶ方もいるようです。
家族仲が冷え切っている
不倫夫の家族仲が元々冷え切っている場合も、離婚を考えることがあります。
家に帰ってきても、自分の居場所がない。休日にベッドで横たわっているだけで掃除の邪魔にされ、子供からは「パパの洗濯物と一緒に洗わないで」など邪険に扱われ・・・。
やはりそんな日々では、自分の存在を認めてくれる相手のほうに行きたくなるのは、ある意味で仕方がないことと言えるでしょう。
元々安定よりも刺激を求めるタイプである
不倫夫は若い頃に、どんな性格をしていましたか?
もしかして、休日には友人たちと遊び歩いたり、新しいレジャースポットには必ず足を運ぶような冒険家な方でしたか?
「結婚して丸くなったよね」と言われることはあったとしても、本質的な性格が180度完全に変わるとはなかなか考えにくいものです。
本来の性格で、安定よりも刺激を求めるタイプの夫なら、「まだ見ぬ新しい世界」を求めて新しい生活のほうに魅力を感じるかもしれません。
突然、離婚を切り出されたら浮気を疑え!
ある日急に離婚を切り出された経験がある妻は、決して少なくありません。
実は突然に切り出される離婚話は、夫の浮気の可能性があります。思いもよらない離婚話には、裏があるということです。
夫は浮気を隠し、別の離婚理由を述べて別れることを考えているかもしれません。離婚を切り出されても冷静に、確かな離婚理由を掴む必要があります。
離婚の提案を承諾するにしても、離婚を拒否して関係修復を狙うとしても、本当の離婚理由が浮気であれば、その後の取る行動も変わります。
まずはしっかり理由を聞く
もし急な離婚を切り出されても、焦らずに、夫と話し合いの場を設けることが大切です。
「どういうことなのよ!浮気しているの!?」などと問い詰めたくなるお気持ちは分かりますが、熱い討論はお互いにヒートアップして、本音がどんどん隠れてしまう恐れがあります。
落ち着いて冷静に話し合えば、その話し合いの中で浮気を疑うことが出てくるかもしれません。
あるいはもしいくら話し合いを持ちかけても、「そんなの話すだけ無駄だよ」なんて明確な理由を述べなかったり、「だから性格が合わないんだって!」など同じ理由を繰り返すのであれば、浮気の疑いはさらに深まるでしょう。
感情的にならずに話を先延ばしにして離婚証拠収集
どんなに浮気の疑いがあっても、「わかった!それならもう離婚しましょう!」と結論を急ぐのは、避けたほうが無難です。
もしあなたが離婚という決断を下していたとしても、現段階で離婚届けに判を押してしまっては、あなたに有利な証拠さえも集めることなく収束してしまいます。
頭に血が上っていても、感情的にならずに、あくまで冷静に向き合っていきましょう。
離婚の返事については、「考えておきます」とだけ伝え、話を先延ばしにするのです。
話し合いの場をいったん収めたら、離婚証拠収集に向けて、水面下で動き出しましょう。夫の「非」を証明する証拠があればあるほど、慰謝料などの条件面であなたに有利になります。
「何も疑っていない」「いつも通りの日常」と穏やかな雰囲気で生活を続けながら、裏ではこっそりと、浮気調査のプロである探偵に依頼してみてはいかがでしょうか。
原因が浮気であれば別れさせるか、離婚するか
離婚証拠を収集していると、夫が別の女性宅に出入りしていることを知ったり、あるいはラブホテルに入っていく姿を目撃することがあるかもしれません。
もし浮気が確定したら、先延ばしにしていた離婚の結論について、いよいよ夫の前ではっきりとさせる時です。
おそらくあなたが下す結論は、「浮気相手と別れさせて婚姻関係継続」か、「離婚」のどちらかになるでしょう。
浮気がわかれば決定権はあなたにあります。証拠を持って浮気相手方に別れを求めることもできます。
もし離婚するとしても、慰謝料をもらうことができます。慰謝料以外でも子供の親権などについても有利に離婚話を進めることができるでしょう。頭の中を整理してから、決断してください。
突然、離婚を切り出す相手の心情
浮気で慰謝料は払いたくないので別の理由をあげる
離婚を提案してきた側と、その提案を受ける側。提案する方は、相手の反応を何パターンか予測してから切り出すはずです。離婚を拒否されるか、やり直してほしいと提案されるか、あるいは離婚を承諾してくれるか・・・。
夫としては、離婚を切り出すくらいですから、やはり妻の反応の第一希望は「離婚承諾」でしょう。
しかし妻も、今までの生活が一変するのですから、その提案を鵜呑みにするとは考えにくいです。承諾するとしたら、おそらく、「条件付きの承諾」となることがほとんどではないでしょうか。条件というのはつまり、慰謝料のことです。
けれども夫も、慰謝料はできるだけ払いたくないもの。そのため、本来の理由とは全く違う理由を挙げて、どうにかして無条件に承諾させようとするのです。
「君が毎回夫婦生活を拒むから、もううんざりだ」「前から思っていたけれど、君とは性格が合わないと思っていた」・・・なんて、妻側の非を理由に離婚を切り出してくるようでしたら、やはり浮気を疑ったほうが良いでしょう。
浮気相手と一緒になりたいので離婚を急ぎたい
思い込んだら一直線という猪突猛進タイプの男性の場合、いったん「離婚」が視野に入ったら、一刻も早くそれを実現させようとします。
特に浮気相手と一緒になりたいために離婚を切り出した場合は特に、1日も早く離婚を急ごうとします。週に何回も浮気相手と逢瀬を重ねて、そのたびに「ねぇまだ離婚してくれないの?私もう待ちきれないよ」なんて催促され続けたら、やはり最愛の彼女の意見のほうを何よりも優先させてしまうでしょう。
本来、離婚というのはお互いがじっくりと考える期間が必要です。しかしそれにも関わらず「離婚」「離婚」と迫るようなら、その裏には浮気相手から催促がある可能性があります。
まとめ
不倫夫が、妻との離婚を考えるケースと突然離婚を切り出されたときは浮気を疑うことをご紹介してきましたが、いかがでしたか。
「妻よりも不倫相手のほうが好きだから」という、単純な理由ひとつで離婚を考えるわけではない・・・ということがお分かりいただけたかと思います。
けれども、離婚を考える場合についてあらかじめ知っておけば、先回りして対策をすることも可能なはずです。
この記事を参考に、不倫夫の心理を理解し、そのうえで先手を打てば、鬼に金棒でしょう。