男性が浮気する理由6つと浮気をしたくなるとき3選
「一生一緒にいよう」と約束を交わしたのに、実は陰で浮気をされていた・・・、そんな経験をしたことがある女性は、少なくないはずです。
交際には、どうしても不安が付きものです。幸せを感じた分、「本当に大丈夫かな」「この幸せがいつまで続くんだろう」「以前の彼のように、この人も陰で浮気をしていたら」・・・なんて考えて眠れなくなる夜が、一度や二度はあるのではないでしょうか。
男性心理を知っておけば、浮気防止へ役立つはずです。この記事を読んで、男心について理解しましょう。
男性が浮気する理由4つ
女性が男性とお付き合いをする上で、最も男性に対して、気にしてしまうポイントが男性の「浮気」です。
「世の男性は浮気する生き物」と女性に思われているほど、男性の浮気は既に当たり前の項目として挙げられます。しかし、男性が浮気をする原因は、全て同じ理由からなのでしょうか?
そこでここでは、なぜ男性が浮気してしまうのか、その理由に対して4つの視点から見ていきます。もしかしたら女性がまだ知らない男性の新たな姿や思考がわかるかもしれません。
マンネリを嫌がるため
付き合いが長くなると、必然的に2人の関係性はマンネリに陥ってしまいます。
こうなると、日常で感じる異性としてのトキメキや感謝の心などが、いつしか馴れ合いに変わってしまいがちになります。そんな時に、ついトキメキや刺激を求めてしまう衝動に駆られ、浮気に走ってしまう男性が少なくはありません。
また、それが結婚している関係であれば、一緒に居るからこそ見えてしまう悪い部分が、より男性を浮気にはしらせる行動を助長させてしまいます。
一緒にいるが故にトキメキの減少や、慣れが出て相手の嫌なところが見えてしまい浮気につながるという事がここでわかります。
女性として意識出来なくなる
最も平等に、かつ当たり前として起こり得るのが、「女性として意識できなくなる」ということです。
これも長期に渡りパートナーと一緒にいるからこそ、徐々に女性と一緒にいるという感覚から、家族といるイメージに近いような印象を抱きがちになります。また、長く付き合うと、デートや会話、夜の営みに至るまで全てが、刺激的ではなくなってしまいます。
結婚していると、子供が産まれるタイミングで女性は彼女から妻へ、妻から母へと意識や行動が変化していきます。男性は彼氏から旦那へと肩書きは変わるものの、子供が産まれても女性ほど意識や行動が変わりません。男性は母親になってしまった妻を女性として意識できなくなってしまいます。
奥さんとはセックスレスになり、男性にとっては浮気に走りがちになります。
魅力的な女性に出会ってしまう
ある研究によると、男性の浮気とホルモンの“テストステロン”が関係していると言われています。魅力的な女性、又は交際出来そうな女性と出会うと、このテストステロンの数値が急増すると言われており、性衝動に駆られたり、浮気願望が高まると言われています。
「魅力的」と言葉が付くだけで、男性各々の判断によるものかもしれませんが、一般的には「女性的・母性的」、「スタイルが良い(色っぽい)」、「遊び慣れてる」などです。統計的にこのような女性に心を奪われてしまう男性が多いようです。
「オス(雄)」としての本能
最後は、男性としての本能です。
男性には、より多くの子孫を残したいという本能があり、自然に女性を求めてしまうという話です。男性の本能が魅力的な女性に出会ったら、性欲が働きエッチしたいと思ってしまう動物です。これは、子孫を残したいという本能が働いているといっても過言ではありません。それがコントロール出来ず、その結果の一つに浮気があります。
また「浮気遺伝子」なるものも存在します。それは“冒険心の遺伝子” と呼ばれる「DRD4」という刺激を求める衝動を生み出している遺伝子もあります。この遺伝子を持つ人は、ドーパミンが少し分泌されるだけで、もっと刺激の強いものを欲しがる傾向があります。これを持っているからと言って直接浮気に進展するわけではありませんが、これを判別することは出来ます。
この遺伝子が強い人の傾向として、無謀なチャレンジや冒険が好きな人や、ギャンブルやお酒を飲むことが好きな人などが当てはまるそうです。こういった傾向を持つ男性には気をつけてください。浮気をする可能性があります。
男性には接待や飲み会など誘惑の場が多い
男性には、浮気や不倫に走りやすい誘惑の場が多いともいえます。女性と比べると、男性は接待や飲み会などの機会が多い傾向だからです。
もちろん女性も、接待や飲み会に参加することは多々ありますが、男性はキャバクラやスナックなど女性のいる飲食店に行くことも珍しくありません。そこで妻や彼女以外の女性と触れれば、非日常感もあいまって舞い上がってしまい、店の女性やそこで知り合った女性と恋に落ちてしまうこともあり得るでしょう。
その場で恋愛関係に発展しなくても、接待や飲み会の場で妻や彼女以外の女性と楽しく交流すれば、「たまには別の女性と話すのもいいかも」と気持ちが揺れるきっかけになるかもしれません。
結果、どんどん妻や彼女に一途であろうとする気持ちが緩み、別のきっかけで浮気や不倫をしてしまう流れです。
営業職など人と触れ合う機会の多い男性は、接待や飲み会を通じて浮気に興味を持ちやすいため、妻や彼女側は可能性の一つとして注意する必要があります。男性は、そういった交流の場から浮気に発展しやすいことを、自覚することが大切です。
女性に迫られて断れないパターンも多い
男性は女性のほうから積極的に迫られたことがきっかけで、浮気に走ることも意外に多いです。特に以下の男性は、傾向として、迫られたときに断り方に困りがちです。
- 何かにつけて押しに弱い
- 自分を好きな人を好きになるタイプ
- あまりモテた経験がない
押しに弱い人はすぐ流されてしまうため、迫られたことをきっかけに、なし崩し的に関係を持ってしまうことも少なくありません。そのときちょうど妻や彼女と険悪な状態だったり、マンネリを感じたりしていればなおさらです。
自分を好きと言ってくれる人を好きになるタイプの男性も、浮気には走りやすいでしょう。自分からいくことはなくても、女性のほうから積極的に好きだと言われてアプローチされれば、まんざらでもない気持ちになるからです。
モテた経験が少ない男性も、珍しく女性のほうから迫ってくれば、舞い上がりやすいといえます。「こんな経験なかなかないし…」という心理から、浮気や不倫に興味を持ってしまうのです。
浮気や不倫は、きっかけのみを見れば、男性本人発信とは限らないことがわかるでしょう。
男性が浮気をしたくなるとき3選
お酒が入ったとき
お酒を飲むと、なんだか気持ちが良くなるものです。「嫌なことは酒を飲んで忘れてしまおう」とお酒をたしなむ方は多いですが、それはお酒の成分によって脳を麻痺させているわけです。
酒の主成分は、アルコールです。酒を飲むと、まず最初に理性を司る「大脳新皮質」と呼ばれる部分に影響します。理性の抑制が外れると「ほろ酔い」となり、幸福感に包まれたり上機嫌になったりします。
しかし酒を飲み進めていくと、「酩酊」状態にまで酔いが進行します。アルコールによる麻痺は、小脳や大脳辺縁系にまで及ぶため、このときに浮気をしてしまう男性が多いようです。理性を司る部分がかなり犯されているので、正しい判断が出来なくなるのです。酩酊している男性は、少し胸元が開いた服を着た女性を見ただけで、思わず唾を飲んでしまうことが少なくありません。脳が麻痺しているので、いつもの人格は失われ、動物的な生殖本能に支配されるわけです。
そのため、お酒が入る場所に彼を送り出すときは、注意しなければなりません。「彼はそんな人じゃないわ」と信じたいお気持ちは分かりますが、お酒で脳が麻痺していれば、誰しも本能が露わになるものです。気持ちが大きくなり、彼女や奥さんが家にいるから1回だけなら浮気してもバレないと考えるようになります。
例えば社会人で一番多いお酒の機会は、「職場での飲み会」ではないでしょうか。男女共にお酒が入っていて正しい判断が出来ない状態なら、正直に言って、何があってもおかしくないはずです。もし不安であれば、「23時になったら迎えに行くね」など、送迎係を申し出てみてはいかがでしょうか。
今の彼女と不仲が続いているとき
大事にしたいはずの恋人と不仲が続いていたら、誰だってストレスが溜まることでしょう。
「彼女が3ヶ月前の喧嘩を未だにひきずって、ロクに口をきいてくれない」「原因不明だけれど彼女の機嫌がずっと悪い」・・・など、パートナーと良好な関係が思うように保てない経験は、誰にでもあるものです。
そんなとき男性は、他の女性に浮気したくなるのでご注意ください。
しかし浮気は、不仲になってからすぐではありません。しばらく彼は、彼女の様子を見ていることでしょう。あの手この手で関係を修復しようと試みるも、空回りが続いている場合・・・そんなときに、「何だよ!じゃあもういいよ」とヤケになって他の女性のところに行くことがあるのです。または、「最近うまくいかなくてストレスが溜まるな。何か刺激的で楽しいことでもないかな」なんて気晴らしをするため、出会い系サイトなどで都合の良い相手を見つけることもあります。
一度機嫌が悪くなると、何日経っても引きずりがちなのが女性のサガですが、あまりに冷戦状態を長期化させると、彼の心が離れていってしまうのでどうぞご注意ください。また、不仲だと夜の営みもなくなるため、不仲が長期化すれば男性は欲求が抑えきれずに浮気をしてしまうこともあるので、どこかのタイミングで仲直りすることが望ましいでしょう。
積極的な女性に誘われたとき
いくら普段は知性的で良識のある男性でも、大きな括りでは「動物」に過ぎません。心の奥底に仕舞い込んだ本能的な部分は、消そうにも消し去ることはできないのです。
そのため、積極的な女性に誘われたときには、コロッといってしまうこともあるので注意が必要です。もちろん最初は「いや、僕には彼女がいるから」と断るかもしれませんが、「いいじゃないですか。今日のことは私たち二人だけの秘密にしますから」なんて秘密厳守を約束されれば、思わず心が揺れるものです。加えて、「・・・お願い。寂しいの」なんて上目遣いで駄目押しされたら、「・・・分かった。今日だけね。誰にも言うなよ」と浮気をしてしまうことも少なくないでしょう。
お酒の席では尚更危険度が増しますが、しらふの状態でも、状況によっては雰囲気に流されかねません。
もちろん、全ての男性が積極的な女性に弱いわけではなく、鋼鉄の心で「いや本当にごめん。僕は彼女以外に興味はないんだ」と断る方もいるでしょう。しかし残念ながら、男性の扱いに慣れている女性であればあるほど、その相手に傾きやすいのは事実です。好意を向けられて嬉しくない人間なんていませんし、その相手が魅力的であれば尚更、理性よりも本能が勝るものなのです。
防ぐ対策としては、男性の性欲を解消できているか、パートナーとのセックスが大事になります。セックスレスだと、男性は女性に誘われれば本能に負けてしまうことが多いので、意識的にスキンシップをはかることが大事です。
まとめ
一般的に男性と女性が浮気をする原因は違うと言われています。
女性の浮気は、心の隙間などを埋める「精神的な満足感」を求めており、女性においては体の関係は重要ではありません。遊びから徐々に本気度合いが増していく形になりがちです。
しかし、男性の場合は、「性的欲求を満たす」ことが第一とされており、体目当て、遊び目的といった側面が強いです。
ですので、男女で浮気をする理由は、全く逆の理由であることが言えます。
ここまで話した内容で仮定すると、浮気が起こりやすい時期は、付き合ってすぐといった環境ではなく、慣れてきた頃や肉体関係が薄れた頃に注意が必要です。常に女性には魅力的であって欲しいと望むのは酷な注文かもしれませんが、男性を夢中にさせておくことが、浮気をしない一番のコツと言えるかもしれません。