既婚者を好きになりそう!既婚者が魅力的な理由と4つの対処法
恋とは、いつのまにか始まっているもの。女性は特に、自分より年上の男性に憧れを抱きやすいので、不倫や略奪愛をするつもりはなくても既婚者に恋心を持ってしまうこともあるでしょう。
実際に、既婚者の男性は、同年代の独身男性たちよりも魅力的に見えるから不思議です。
では、なぜ既婚者は魅力的なのでしょうか。その理由を細かく分析していけば、「叶わぬ恋」に歯止めが掛けられるかもしれません。
併せて、既婚者を好きになりそうなときの対処法や、不倫に発展した場合に待つ現実など、既婚者への恋をストップさせる方法をあらゆる角度からご紹介していきます。
叶わぬ恋にどっぷり浸かって苦しむ前に、どうぞこの記事をお読みください。
なぜ既婚者は魅力的に見えるの?
既婚者の男性は、総じて魅力的です。
「素敵だな」と感じた男性の指には、残念ながらだいたい結婚指輪がはまっているもの。同年代の男性たちにはなかなか抱く機会がないトキメキですが、どうして既婚者の男性には魅力を感じやすいのでしょうか。
余裕があるように見えるから
既婚者の男性には、ゆとりがあります。
独身男性たちはガツガツしているように見えることが多いですが、そのような粗暴な感じがないのが既婚者の魅力でしょう。
なぜ、独身男性がガツガツしているように見えるかというと、それは「女性を口説きたい」「彼女がほしい」「一晩だけでも・・・」などの下心が表れているから。
常に相手探しに必死な若い人たちと違い、既婚男性にはすでに特定のパートナーがいるので、相手探しをする必要はありません。つまり下心がないゆえのゆとりが、既婚者を魅力的に見せているのでしょう。
包容力があるように見えるから
既婚者の男性は、小さなミスでも「いいよいいよ」と許してくれます。
「同年代の男性たちは待ち合わせに5分遅刻しただけで文句を言ってくるのに、既婚者の男性は20分遅刻しても笑って許してくれた」なんて、感動することさえあるでしょう。
他にも、仕事での愚痴を親身に聞いてくれたり、自分の欠点をそのまま受け入れてくれたり・・・。常に一人ひとりに寄り添ってくれるようなあたたかさを、既婚者は確かに持っています。
しかし、この包容力も、円満家庭を築くために彼が身に付けたスキル。
妻の愚痴を常日頃から聞いたり、お子さんがいる場合、子供の相手、世話をすることで、包容力が養われていきます。
特に子どもがいる場合は、子どもの行動にその都度口を出していたら、キリがありません。叱るたびに子どもはストレスを感じますし、親としてもエネルギーを使います。ある程度許容して、子どもがすることに対して見守る必要があります。
家庭を通して自然と包容力が養われていくのでしょう。包容力も、彼が良きパパ、良き夫であるがゆえの証拠なのかもしれません。
「いけない恋」という制約が逆に燃える
不倫を描いたドラマが、人気を博しています。綺麗に脚色された内容、悲劇のカップルを演じる美男美女・・・。
毎週広がっていくドラマティックな展開に、つい憧れを抱いてしまうのは仕方がないことかもしれません。
許されない恋だからこそ、そんな恋をしている自分に酔ってしまう。結ばれることがないからこそ、余計に想いが募ってしまう・・・。
手が届かないものを掴みたくなるのは、ある意味で人間の習性です。制約があるからこそ、「そんなものに負けたくない」と余計に燃え上がってしまうのでしょう。
職場で出会うと「イイ男」に見える
プライベートで出会う男性よりも、職場で出会う男性のほうが5割増くらいでイイ男に見えるものです。
なぜなら仕事は、生活のために働く場所だから。私生活ではマイペースで頼りない男性も、仕事だとテキパキ動くので格好良く感じやすいのです。
作業服を着ているだけで「デキる男性」、スーツを着ているだけで「知的な男性」・・・。つまり職場では、男性を無意識に「イイ男フィルター」越しに見ています。
ただでさえ「イイ男フィルター」を通して見ているのに、既婚者ならではの「ゆとり」や「包容力」が加われば尚更、独身男性とは一線を画した魅力を感じるのも自然なことかもしれません。
既婚者を好きになりそうなときの4つの対処法
理性では「やめておかなきゃ」と思っていても、恋心がかってしまうことがあります。
引き返したいのに、そう考えれば考えるほど、想いが募ってしまう・・・。もちろん、彼の家庭を壊すつもりなんてない。でも、「もし私のほうが奥さんより早く出会っていたら私と付き合っていたのかな」など仮定の妄想が尽きない・・・。
不毛だと分かっていても、いや不毛だと分かっているからこそ、突き進むのかもしれません。でも、今ならまだ引き返せます。どっぷりと浸かると、本当に心身ともにボロボロになります。もし既婚者への恋心を感じたら、以下のことを試してみてください。
「あんなオジサン何がいいの?」と冷静に自問自答してみる
「恋に恋する」ではないですが、時に既婚者に恋をしている自分に酔ってしまうことがあります。もちろん無意識なのですが、禁を犯しているという背徳感に高揚するのです。
でも、一度冷静になってみましょう。叶わない恋を前提にしてまで、「彼」にこだわる必要はあるのでしょうか。
落ち着いている男性が好きなら、そのような性格の独身男性を選べば良いのです。出会いの機会が少ないと視野も狭くなるので、「彼しかいない」と思いがちです。でも世の中には、たくさんの独身男性がいます。あえて苦しい恋を選ばなくても、堂々と思いを伝えられる相手を選んだ方がずっと健全でしょう。
自分の価値を見つめ直してみてください。そして、「彼」でなければならない理由も冷静に考えてみてください。「話し上手なところ」「優しいところ」など彼の長所がいくつも挙げられると思いますが、そのほとんどは誰もがある程度は持っている部分なのではないでしょうか。
そのうえで、「あんなオジサン何がいいの?」と自問してみましょう。そのうち、「別に彼じゃなくてもいい人はたくさんいるよね」と外に目を向けることもできるはずです。
婚活パーティーなど他の出会いを探す
女性の脳は上書き保存といわれています。
どれほど好きな人がいても、他に気になる男性ができたら、それまでの恋は嘘みたいにスパッと忘れてしまうもの。
もし、既婚者を好きになりそうだったら、婚活パーティーなど、出会いの場にたくさん繰り出してください。実際にカップルになるかは二の次で、新しい出会いがあるたびに既婚彼の存在はあなたの中で薄くなっていくはずです。
独身男性と出会う機会をつくることは、心の健康にも大きく関わってきます。誰にも言えない恋をずっと心に秘めていると、それだけで大きなストレスに。しかし積極的に出会いを探しに行けば、それだけで気分転換ができます。「今ごろ奥さんとお子さんと楽しく過ごしているのかしら・・・」など一人で鬱々とする時間は、エネルギーの無駄使い。彼のことを思い出す暇もないほど、様々な婚活の予定を入れてください。忙しく過ごせば過ごしただけ、暗鬱とした気持ちから解放されるでしょう。
その婚活の過程で、本当の運命の人に巡り合うことだってあるのです。
夢中になれる趣味を探す
時間に余裕があると、どうしても思いを寄せている相手のことを考えてしまうもの。
でもそれは逆に考えると、忙しく過ごせばそれだけ彼のことを思い出す機会が少なくなるということです。
婚活に精を出すのももちろん一つの方法ですが、それだと土日しか予定が埋められません。平日も仕事後の「やること」を見つけないと、帰宅して一人きりになったときに、彼のことを思い出すのが日課になってしまいます。
ぜひ、何か夢中になれる趣味を探してみてください。映画をレンタルして観たり、料理の勉強をしたり、あるいは資格の勉強を始めるのもおすすめです。
気を逸らせるモノがあれば、いつのまにか「既婚彼のこと?今はそんなの思い出す余裕はないわ」くらいに彼の存在が二の次三の次になるでしょう。
相手の家庭を壊す「加害者」になることを認識する
既婚彼への想いが募れば募るほど、「叶わぬ恋に苦しむ私」にばかりフォーカスしがちです。
叶わないと分かっていながらも恋をするのは、確かにとても苦しく辛いこと。でも、あなたは悲劇の主人公ではありません。このまま突き進めば、相手の家庭を壊す「加害者」になりかねないことを頭に留めておきましょう。
あなたは、その想いの先に何を望んでいますか?最初はただ遠くから憧れの眼差しで見つめていただけでも、いつのまにか「一緒にデートをしてみたい」「私と付き合ってほしい」など、相手へ求めるものがどんどん膨らんでいるのではないでしょうか。
不倫とは、いつのまにか始まっているものです。「よし、これから不倫を始めよう!」と決意して始める方は、まずいません。想いや欲望に流されていった結果、「・・・もしかしてこれって不倫?」と、後から気づくパターンが圧倒的なのです。
既婚者と関係を持つ方のほとんどは、「最初は家庭を壊すつもりなんてなかった」と口を揃えます。でも、それは言い訳です。あなたの想いを叶えるには、誰かを不幸にしなければなりません。もし想いが通じて既婚彼と付き合えたとしても、それは彼の家庭を犠牲にしたうえでの幸福。誰かの不幸があって成り立つ幸せなんて、味が悪すぎますし、結局は長く続かないでしょう。
今なら、「加害者」になる前に引き返せます。あなたの想いを叶えるためには、誰かを裏切り、不幸にする道しかないことを覚えておきましょう。
不倫に発展した場合の現実
人と人の関係は、何がきっかけで進展するかわかりません。
言動ひとつで簡単に崩壊してしまうこともあれば、まったく想像していなかった方向に進むこともあるので、意図せずに一線を越えてしまうこともあるでしょう。
流れ流され漂着した関係でも、あるいは策略的に辿り着いた関係であっても、不倫に発展したら以下のような現実が待っています。不倫が美談として終わるのは、ドラマの中だけということをどうかお忘れなく。
相手のパートナーへの嫉妬心と憎悪
最初は深く考えずに「好き」という気持ちだけで始まった不倫も、会う回数を重ねるごとに、「好き」を超えた情が募っていくものです。
不倫のドラマでは、必ずといって良いほど「奥さんと別れて私と結婚して!」と迫る場面が出てきます。これは本当の話で、不倫の関係が長くなればなるほど、家庭を捨てて自分を選ぶように迫るでしょう。
自分は家庭崩壊の「加害者」とはいえ、不倫相手の家族への憎しみは募るばかり。「奥さんは私の存在を何も知らないのね。彼はとっくに奥さんへの気持ちなんて無くなっていることに気づかないのかしら?」と、黒い感情がむくむくと出てきたら危険なサイン。
その衝動のままに、助手席にわざとあなたの痕跡を残すなど、既婚彼の家族が他の女性の存在に気付くように仕向けるまでそう時間はかからないでしょう。もちろん実際にあなたの存在を知ったら慰謝料騒ぎですが、真っ黒な感情は、そんな理性さえ塗りつぶしてしまいます。
自分でも知らなかった自分の汚さと、否応にも向き合わされる。何かと美化されがちな不倫ですが、不倫相手への想いが募れば募るほど、自分の醜い心と真正面から対峙しなければならないでしょう。
経験したことがないほどの孤独感
あなたが独身の場合は特に、今までに経験したことがないほど、強い孤独感に襲われます。
既婚彼は、あなたと楽しく過ごした後に、家族が待つ家に帰宅する。それに対してあなたは、アパートで一人きり。
平日はもちろん寂しく感じますが、特に孤独感が顕著に表れるのは、クリスマスや正月などイベントのときです。「妻に愛なんてないよ」と口では言っていても、戻っていくのは奥さんの元。クリスマスには「プレゼントは何を用意したんだろう」、正月には「家族みんなで旅行に行くのかしら」など、彼が家族と楽しく過ごしている姿を思い浮かべては、頭を掻きむしりたくなるほどの孤独感に襲われるのです。
不倫の関係は、「俺が家にいるときは連絡をしないで」と言われているケースがほとんどなので、連絡もできずにただ彼からの連絡を待ち続けている状態。
これは片思いの寂しさや、恋人と会えないときの辛さとはまったく異なるものです。彼からの連絡を待ちながら一人の部屋で過ごしているときの感情は、きっとあなたの想像を遥かに上回るでしょう。
いつのまにか結婚適齢期を過ぎる
「近いうちに離婚するから、待ってて」この言葉を信じて、結婚適齢期を逃す女性はたくさんいます。
人は年齢でも見た目でも計れませんが、年齢が若い方が結婚相手として好まれるのは事実。
しかし、既婚彼と恋愛をしている女性は、その「既婚彼待ち」ということに満足してしまい、婚活をすることがありません。彼はいつか奥さんと別れて自分を選んでくれる・・・。既婚彼の離婚宣言は、独身女性への婚約そのもの。新しく男性を見つけなくても、近い未来に彼との結婚が待っているはずと、彼の離婚を今か今かと待っているのです。
けれど離婚宣言は、不倫をしている男性の常套句。「君を選ぶことはない」と宣言してしまうと、せっかく恋愛気分を味わえる女性を見つけたのに関係が終了する恐れがあります。そのため、「待ってて」とだけ言い残し、現状維持の関係を続けるのです。
「離婚の話はどうなったの?」と聞いても、彼は「いろいろあるんだよ・・・」と深いため息。信じて待ち続けても、その後も離婚話が発展することはまずないでしょう。離婚の話をすすめるつもりと言っても、実際は離婚の話さえ持ち出していないことがほとんど。むしろ罪悪感から、いつも以上に良い夫・良いパパとして過ごしているかもしれません。
そうこうしているうちに、1年2年。「この人は離婚してくれない」と目を覚ます頃には、結婚適齢期どころか子どもを産める年齢さえ過ぎていることも珍しくないのです。
相手が別のパートナーに乗り換えることも
不倫をする男性は、「一生愛する」と誓った妻を裏切っています。
口ではどんなに「今まで出会った女性の中で君が最高」とあなたを褒めていても、人の性格というのは簡単に変わるものではありません。
もしかしたら今も、あなたの知らないところで別の愛人がいるかもしれません。浮気な気質を持つ男性は、「一番」以外はほぼ同じ扱いです。二番手の愛人も、三番手の愛人も、彼にとってはただの都合の良い存在。
浮気な男性があなたと結婚しても、年月が経てば同じことを繰り返す恐れが充分にあるのでご注意ください。あなたを家に残しながら、「君が最高」と別の女性にもささやいているかもしれませんよ。
バレたら慰謝料を請求されることも
女性の勘は、とても鋭いもの。
もし奥さんに不倫がバレたら、既婚彼だけではなく、あなたも慰謝料を請求されるリスクがあることを覚えておきましょう。
相場としては、200万円前後。「慰謝料を払ってもいいから私と結婚してほしい」という女性もいますが、バレることが離婚とそのまま繋がるわけではないのでご注意ください。
一家の大黒柱を失うのは、家庭にとって大打撃。「慰謝料はもらうけれど離婚はしない」というパターンも、充分にあり得ます。その場合、あなたは膨大な慰謝料を払い、その後は彼との接触が禁止されるでしょう。
彼は家庭に戻るだけですが、あなたは?
バレて接触が禁止されたとき、あるいはふいに別れが訪れたとき・・・。一人きりで「からっぽ」にならないよう、不倫の傍らで、素敵な独身男性と出会うための婚活を行うことをおすすめします。
まとめ
既婚者は、同年代の独身男性よりも魅力的に見えます。
しかし恋に発展しそうなら、この記事を読みながら自分にストップをかけましょう。
既婚者との恋愛は、「百害あって一利なし」。積極的に婚活をするなどして、すてきな独身男性を見つけましょう。一人で苦しむような恋ではなく、誰もが祝福するような恋愛をしてください。