不倫デートは場所が限られる!よく使われる7つのデートスポットとアリバイ工作
独身同士の自由な恋愛と違い、不倫デートは「バレてはいけない」ことが前提です。
ただ、不倫をしていることを見抜かれないように様々な工作をするので、見抜くのは至難の業だと思っている方が多いですが、実はそうではありません。
不倫デートは、その関係性の不自由さから、どうしても特徴的になります。つまり逆に言うと、不倫デートの特性さえつかめば、先回りして不倫の証拠を得ることも可能なのです。
今回は、不倫デートでよく使われるデートスポットと、アリバイ工作についてお伝えします。知識を身に付けておけば、パートナーや浮気相手よりも一枚上手の策を練ることができるでしょう。
不倫デートでよく使われる7つのデートスポット
「バレたら終わり」の不倫デート。不倫カップルは、人目を避けるために、生活圏から離れた場所をメインにデートをします。
では、不倫デートでよく使われるデートスポットはどこなのでしょうか?
遠く離れたショッピングモール
レストランや雑貨店など様々なお店が並ぶショッピングモールは、不倫デートによく使われます。
店によっては電気屋や映画館、ボーリング場も入っているなど、ショッピングモールに行けば1日中楽しい時間が過ごせるといっても過言ではないでしょう。
しかし、不倫カップルは、生活圏のショッピングモールを選ぶことはありません。人が集まる場所だからこそ、どこで知り合いに見られるか分からないからです。時間と手間をかけても、車で片道1時間以上はかかる遠方のショッピングモールに向かうことがほとんどなので、カップルによっては、行きつけにしている「定番ショッピングモール」があるかもしれません。
ラブホテル
不倫関係にある以上、「おしゃべりするだけ」のようなプラトニックな関係のカップルは、まずいません。
「許されない恋」は、体の関係があるからこそ燃え上がります。不倫は「性」が前提の付き合いになるため、独身カップルよりも頻繁に体の関係を持つかもしれません。
居ても立ってもいられないお気持ちは分かりますが、パートナーがラブホテルに行くならそれは不倫証拠獲得の「チャンス」。
ラブホテルに出入りしている瞬間を写真に撮れば、その数枚だけで不倫の動かぬ証拠になります。例えば、レストランでふたりで食事している場面を写真に収めても、裁判所においてそれは証拠として扱われません。裁判所に提出したときに有効なのは、あくまでラブホテルの出入りの写真なのです。その写真だけで、慰謝料の獲得も可能です。
もしパートナーがラブホテルに出入りしていることを疑っているのなら、思いきって探偵に依頼してみましょう。もしかしたら、1日で有力な証拠が手に入るかもしれません。
温泉
また、温泉施設も不倫デートでよく使われます。
男女別で入浴した後、館内着に着替えてくつろぎ処でまったり。
日本情緒あふれる内装は、日ごろの喧騒から離れた非日常感を与えてくれます。い草やひのきの香りに包まれながら、誰にも邪魔されないふたりだけの時間を楽しんでいるカップルは多いようです。
「出張で」と家族に言い訳をしながら、そのまま併設の旅館に1泊をするパターンも定番です。
個室タイプの飲食店
また、個室タイプの飲食店も不倫デートによく使われます。
人気芸能人がプライベートで飲食店に入るときも、皆の顔が見えるようなファミレスタイプではなく、必ずといって良いほど個室を利用します。
個室なら、料理を運んでくるウエイター以外、誰とも顔を合わせずに済むからです。
不倫デートの現場は、家族はもちろん、友人、同僚、ご近所・・・ 誰一人として見られてはいけません。プライベート感あふれる個室タイプの飲食店は、不倫デートに最適といえるでしょう。
映画館
不倫カップルは、映画館もよく使います。特に、一番後ろの席に座ることが多いのが特徴です。
薄暗いシアタールーム、人が少ない最後尾。照明の暗さがふたりの存在を人目から隠してくれるうえ、最後尾ならイチャイチャし放題です。
しっとりと大人のムードにあふれる映画館は、不倫カップルにとって定番のデートスポット。ラブストーリーなんて観たあとは、ふたりの気持ちは一層に燃え上がっていることでしょう。
ドライブ
また、当てのないドライブも不倫デートの定番。
「ここに行こう」と目的地に向かって移動するわけではなく、ただ「車で道を走る」こと自体がデートなのです。
どこの道を歩いても、どこの店に入っても、知り合いに遭遇するリスクは常に付いてまわるもの。その点においてドライブデートなら、車に乗っているだけなので、知り合いに遭遇することはまずないでしょう。
人目を気にせずに、ふたりきりの時間を存分に楽しめる・・・。ドライブデートは、不倫カップルが望む「堂々とした恋愛」を実現してくれるのです。
相手の家
もし、浮気相手が独身なら、相手の家で頻繁にデートをすることが考えられます。
ドライブデートと同じように誰の目も気にしなくて済む分、ふたりきりの空間で存分にイチャイチャできます。
やることがなくなったらテレビ。おなかがすいてきたら自炊。スキンシップをしたくなったらベッド・・・というように、「家」にいるだけで不自由のないデートが可能です。
ただし相手が既婚者の場合は、この限りではありません。
いつ家族が戻ってくるか分からない相手の家に上がるのは、リスクがあまりにも大きすぎます。既婚者同士のダブル不倫デートに、「家」が使われることはまずないと考えておきましょう。
実は浮気相手の家に出入りしているところを写真に収めても、裁判で有効な証拠としては使われません。数回程度の出入りでは、「体調が悪くなって休ませてもらってただけ」など言い逃れをされる恐れがあるからです。
しかし、「合わせ技」なら浮気の証拠として認めてくれることがあります。例えば『愛してるよ、今日家に行くね』『私も大好きよ、早く会いたいわ』のような、一線を越えた親密さを感じさせるメールのやり取り。その後にメールの相手の家に行けば、出入りの写真でも一連の流れから不貞と判断されやすくなります。もし不倫相手とのメールを見る機会があったら、写真またはプリントアウトして保存しておきましょう。
不倫デートでよく使われるアリバイ工作
自分の好きなときに待ち合わせをして、自由にデートができた独身時代。
しかし不倫デートは、バレないための工夫が必要です。そのため、浮気相手に会いに行く前は念入りにアリバイ工作をします。
もし次に挙げるフレーズをあなたのパートナーがよく使っているなら、今一度その真偽を疑ったほうが良いかもしれません。
「友人と会う」と伝える
男同士の友情は、女性にはなかなか介入しにくいもの。反対に、女同士の付き合いに男性が首を突っ込むこともまずないでしょう。
その「やりにくさ」を逆手に取り、不倫相手に会いに行くために「友人と会ってくる」と出ていく方は多くいます。
でもそれは本当なのでしょうか・・・?
家族がいて、子どももいる。仕事もある。雑用だって溜まっている。・・・そんな忙しい毎日の中で、友人付き合いの優先順位は最後尾になるのではないでしょうか。そしてそれは、「友人」にとっても同じはず。
それなのに「友人と」を毎回のように言ってくるのでしたら、それは何かを隠すための言い訳だと考えて良いでしょう。
さりげなく、友人の名前を聞いてみてはいかがでしょうか?毎回同じ友人の名前を使うわけにはいかないでしょうから、多少の抑止力になるかもしれません。
「急な仕事が入った」と出かける
同じ職場に勤めていない限り、パートナーの仕事事情は分からないものです。
突然に「急な仕事が!」と慌てた素振りを見せれば、「そんなの行かないで!」と引き留めるわけにもいきません。「大変ね・・・いってらっしゃい」としか答えようがないため、パートナーは比較的スムーズに外出できます。
しかし、「急な仕事」はそう何回も発生するわけではありません。もちろん人により状況は異なるので一概にいえませんが、帰宅してすぐ「急な仕事が」、休日の昼に「急な仕事が」など頻繁に仕事を理由にして外出するのなら、浮気を疑ったほうが良いかもしれません。
しかも「うちの会社はサービス労働ばかりだからさぁ」など時間外手当が出ないことを伝えてくるなら、かなり怪しいもの。
もし真偽が気になるのなら、タイミングを見計らって「さっき夫が会社に呼び出されたと戻ったはずなのですが、家に忘れ物をしたみたいで・・・」と、会社に電話をかけて遠回しに確かめるのも一つの方法ですよ。
「残業が終わらなくて」と言う
「仕事」は、社会人にとって格好の言い訳です。なぜなら、前項でお伝えしたように、「仕事で」と前置きするだけでスムーズに事がすすむからです。
パートナーの帰宅が、今までより1時間2時間と遅い日が続いているなら、それは浮気のサインかもしれません。「残業が終わらなくて」の言葉は、果たして本当なのでしょうか?
実際に残業手当として給与が支払われているならともかく、「うちの会社は手当てがつかないから」なんて言われたら、真偽の確かめようがありません。
もし本当のことを知りたいのなら、前項のようにさりげなく会社に電話をかけるか、あるいは定時になったら会社の前で見張るのも良いでしょう。
家族の予定をしつこく聞いてくる
不倫をしている人は、アリバイ工作に日々頭を悩ませています。「最近『飲み会』をもう2回も使っちゃったし、『休日出勤』も毎週じゃマズいよな・・・」と、家を空ける口実を作るのも一苦労。
しかし、家族が家を空ける時間があれば、自分も楽に外出できます。例えば「来週の日曜日はコンサートを観に都内へ行くんだ」と家族から聞けば、その外出の予定についてやたら詳しく聞いてくるでしょう。
「家は何時に出るの?」から始まり、開催時間、帰宅予定時間など、あらゆる時間について細かく質問してくるので「なんでそんなに聞いてくるの?」と逆に疑問を感じることも。
もしかしたらその日は、あなたが家を空けてすぐに浮気相手に会いに行き、あなたが帰宅するまでに家に戻るつもりかもしれません。
一人で行動することが多くなる
特に休日に多いのですが、「ちょっと本屋に行ってくるね」など、不倫をしている人は一人行動をよくするようになります。
あやしまれないように数時間後には帰宅しますが、実はその数時間で浮気相手と濃密な時間を過ごしているのです。
「いくらなんでもそんな数時間で」と感じるかもしれませんが、例えば浮気相手と出会ったのが職場だったとしたら、お互いの家はそれほど離れていないはず。中間地点で落ち合うにしても相手の家に行くにしても、数時間あれば不倫はできるということを覚えておきましょう。
そもそも不倫デートは不貞行為になるのか
パートナーの不倫デートについて調べる際は、そもそも不倫デートは不貞行為として扱われるものなのか気になるところです。
では、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
飲食店やドライブなどのデートは不貞行為にならないことが多い
結論からいうと、デートのみを不貞行為として扱うのは、法的には難しい傾向です。
たとえば以下のようなケースです。
- 二人きりで会い、飲食店で食事した
- カラオケ店で二人きりで遊んだ
- 二人きりでドライブデートした
いずれも二人きりで、しかも密室に入るような不倫デートですが、いずれも肉体関係の証明につながる行為ではないからです。
「確かに二人きりで食事はしたが、仕事の打ち合わせだった」などのように、デートだけでは言い逃れできる可能性があります。
そのためデート現場の写真などを不貞行為の証拠として提出しても、不貞行為として認められないことは多いのです。
ホテルの出入りがわかる写真は不貞行為の証拠になりやすい
デートの証拠のみでは不貞行為の証明にはなりにくいですが、ホテルに出入りしていることがわかる証拠となると、話は別です。
男女二人きりでホテルに入れば、飲食店やカラオケ店などと比べて、肉体関係があったことの証明につながるからです。そのため不倫デートの現場を押さえるなら、基本的にはホテルの出入り現場を写真に収めるのが良いでしょう。
ベストなのは、二人でホテルに入るときの写真と、二人でホテルから出てくるときの写真の両方を証拠として押さえることです。これらは裁判資料として提出しやすく、パートナー・浮気相手ともに言い逃れしにくいのが特徴です。
肉体関係があるか確かめるには1回きりの調査では足りない場合も
パートナーが不倫相手とデートしていることがわかったとき、自分で尾行などの調査をする際は、複数回の調査を想定しておきましょう。
1回きりの調査では、肉体関係を証明できる証拠は押さえられない可能性があるためです。前述のとおり、飲食店やカラオケ店に足を運んだだけでは、不貞行為の証明にはつながりません。そのためホテルへの出入りなどの決定的な証拠を押さえられるまでは、調査を続けることが大事です。
探偵に浮気調査を依頼する際も同様です。1回きりではほとんど証拠がつかめない可能性があるため、ある程度調査時間・費用がかさむことは覚悟しましょう。
調査費用を少しでも節約して効率的に調査を依頼するなら、最初の調査は自分で行い、証拠を押さえる部分だけ探偵に依頼するのもおすすめです。あらかじめパートナーの行動を把握したうえで、ホテルに行きそうな日に、探偵に調査を依頼する流れです。
不貞行為と認められなければ慰謝料請求は難しくなる
飲食店やカラオケ店、ドライブなどの不倫デートの証拠のみで裁判することも可能ですが、言い逃れしやすい分、結果として自分に有利な判決は望めない可能性があります。
慰謝料請求を認めてもらえなかったり、有利な条件で離婚できなかったりするため、やはり不倫の証拠は決定的なものをつきつける必要があります。
どうしても単純なデート現場の証拠しか用意できなかったときは、あわせてほかの資料を証拠として提出すれば、不貞行為と認められるケースも出てくるでしょう。ほかの資料とは、たとえば以下が挙げられます。
- 肉体関係があったと推測できるメッセージのやり取り
- ホテルの領収書
なかなか証拠が集まらないときは、探偵に細かく相談し、決定的な証拠をつかむためのプランをじっくり練ることも重要です。
まとめ
不倫は、制限や制約が多い関係性です。だからそれだけ、よく使われるデートスポットも、よく使われるアリバイ工作もパターン化しています。
知っておけば、先回りして現場を押さえることだって無理な話ではありません。
どうぞこの記事を、パートナーの不倫防止にお役立てください。