近所のママ友からアムウェイに勧誘されたときの対処法

アムウェイは「仲間との成功」を掲げているグループです。

そのため、勧誘活動が熱心で、しばしば近所に住んでいるからという理由でターゲットにされてしまうことがあります。頻繁に顔を合わす間柄だからこそ、断りにくかったり今後の関係性に不安を持ってしまったりする人も少なくありません。

そんなご近所のママ友にアムウェイの勧誘に遭ったときの対処法をご紹介します。

近所の人からアムウェイ勧誘でよくあるケース

近所のアムウェイの勧誘でよくあるケースをご紹介します。

引っ越しのタイミングを狙って勧誘される

こちらが引っ越したり、勧誘側が引っ越してきたりして近所に挨拶をする際に勧誘を行うケースがあります。

先方が引越して来た際に、引越し挨拶の際に「今度お茶でも」と距離を縮めてきます。この時点では、まだ勧誘はされませんが、後日、言葉通り、お茶をしている最中に、話がでるケースがあります。

また、こちらが新居に引越しした際も同様です。引越し挨拶に行った際に、「引っ越したばかりで寂しいのかな？」などと思って家に行ったり家に上げたりすると思うツボです。

お互い情報が無い中で急に近寄ってくる際は要注意です。

子供を介したママ友との交流

子供同士が仲良く、お互いの家を行き来している間柄。そんなママ友から勧誘されることもあります。相手のお宅にお邪魔すると、商品をさりげなく紹介してくることもあります。

仲良くなっているので、断りづらいところにつけ込んでくるケースがあるので、注意が必要です。

アムウェイ勧誘の常套句一覧

次は、一般的なアムウェイ勧誘の主な常套句をご紹介します。ご近所の方からこれらの言葉が出てきたら要注意です。

ご近所さんからアムウェイに勧誘されたときの対処法

アムウェイに勧誘された時の断り方のコツについて紹介をします。

強引な勧誘でない限り、穏やかに、そして、毅然と断れば相手も勧誘を諦めます。今後も気まずくならずに付き合っていけるので怖がり過ぎる必要はありません。

早い段階で断る意思表示をする

相手がアムウェイの説明を始めたら、「とりあえず最後まで聞いてから」などと思わずに「うちには必要ないかな」とはっきりと言いましょう。

話をいったん聞いてしまうと相手に「興味を持ってくれた」と思われ、より熱心な勧誘をされてしまいます。

アムウェイの勧誘だと分かった時点で「私はアムウェイの製品は必要としていないし、活動もする気はない」ときっぱりと言うのが有効です。

少しでもアムウェイの話が出たら少し距離を置く

ご近所のママ友同士仲がよく、家の往来がある人から勧誘ではなく、少しでもアムウェイの話が出たら、家の往来を少し控えるのが良いでしょう。まだ直接勧誘されたわけではない時点で、相手は様子を伺っているのかもしれません。

アムウェイの話が出ても嫌がらない、だったら少し案内してもいいかなと見定めている場合があります。

ですので、極端に拒否する必要はありませんが、それとなく、距離を置き、自分は興味がないということを接し方で意思表示するのも効果的です。

興味がないと伝える

また、直接勧誘される前でも、アムウェイの存在が見え隠れする程度のときから、アムウェイには興味がないと、会話の中にいれていくのも効果的です。

この人を勧誘しても駄目だなと最初に思わせることができれば、その後も、今まで通りのママ友同士の付き合い方ができるでしょう。

ご近所さんにアムウェイに勧誘されてやってはいけない行動

アムウェイの勧誘を断るうえで、余計に勧誘をしつこくしてしまう行動についても知っておいてください。

曖昧な返事をする

「そのうちね」「ちょっと考えさせて」などでその場を切り抜けたとしても、また「考えてくれた？」などと勧誘してきます。「考える」というのは脈ありなのではと思わせてしまうので気を付けてください。

論破をする

アムウェイの示す製品のデータやビジネスシステムなどのおかしな点を突き、論破をしても意味がありません。躍起になって反論してきて泥沼になってしまいます。

ご近所さんですので、事を荒げるとその地域で住み続けづらくなります。

相手の心配をする

相手のためを思って「アムウェイなんかやめようよ」などと言っても意味がありません。アムウェイの勧誘に熱心な人にアムウェイをやめさせようとするのは諦めましょう。まずは自分が勧誘を断ることだけを目指してください。

この行動も相手とギクシャクすることにつながりかねません。

ご近所さんからの勧誘でアムウェイの品物を買った、会員になってしまったときの対処法

勧誘を断り切れずアムウェイの品物を買ってしまった、会員になってしまったとしても大丈夫です。

後悔したり落ち込んだりする必要はありません。慌てずに落ち着いて対処をしましょう。

商品を買ってしまったらクーリング・オフする

ついついご近所さんに紹介を受けて、商品を試しにということで購入してしまった、はいいものの、商品が届いて家でよくよく考えると後悔することもあるでしょう。

そんなときは、思い切ってクーリング・オフの制度を利用してください。ご近所さんの顔色を考える必要はありません。

クーリング・オフの手続きを済ませた後に、正直に理由を伝えることで、勧誘も減るはずです。

詳しくはこちら
国民生活センター：クーリング・オフ

本意ではなく会員になってしまったらすぐに退会する

アムウェイ商品を購入してしまっただけでなく、入会してしまった場合も書面での退会は可能です。

退会したことは、勧誘をしてきたご近所さんには後々わかることです。ですので、退会手続きを済ませた直後に、自分の口から直接伝える方が、後々のご近所付き合いに影響は少ないでしょう。

まとめ

頻繁に顔を合わせる関係のご近所さんからアムウェイの勧誘を受けるとやっかいです。ホームパーティー、ランチ会、雑談の延長など最初はアムウェイの勧誘と分からず、気が付いたら断りにくい状況になってしまうことも少なくありません。しかし、アムウェイの勧誘だと気が付いた時点で毅然とした態度で「私には必余ありません」「私には興味がありません」という態度を示すとスムーズに断ることができます。

アムウェイの勧誘だと知っても今後も付き合っていくご近所さん。相手も断られることは理解しているので、臆せず意思表示をしてください。その後も、相手を軽蔑することなくご近所付き合いすることがベストです。