新婚カップルがご近所付き合いで失敗しないための7つのコツと注意点

新婚ホヤホヤのカップルは幸せの絶頂にいることでしょう。ただ、新居を構えた場合はご近所付き合いに注意する必要があります。もしも、ご近所付き合いで失敗してしまうとご近所トラブルを招いてしまうかもしれません。

そこで、新婚カップルがご近所付き合いで失敗しないための7つのコツや注意点、ご近所付き合いで失敗してしまったときの対処法をご紹介します。ご近所付き合いに失敗したくない人は参考にご覧ください。

ご近所付き合いで失敗したらどうなる?

新築の家

もしもご近所付き合いで失敗してしまったら、どうなるのでしょうか。ここでは、ご近所付き合いを失敗すると起こり得ることを解説します。

ご近所の情報共有ができない

新居を構えると、町内会に参加を求められます。町内会に参加することで、町内の行事やルールなどが記載された回覧板で情報を得ることができます。

ただし、町内会に参加して、ほとんどご近所付き合いはしないと、回覧板から得られる情報以外の情報が共有されなくなってしまいます。

例えば、新たに引越ししてきた人の情報も入ってこなくなり、どういった人が住んでいるかなどの情報が入ってきません。そうすることで、挨拶を交わすこともなくなり、孤立してしまう可能性があります。

子供同士の人間関係にもヒビが入る

ご近所付き合いがないと、子供同士の人間関係にもヒビが入ってしまうことがあります。

ご近所付き合いがないだけで、親同士がお互いに避けたり対立関係になったりすることあり、それが影響し、近所の子供同士で一緒に登校することがなくなってしまったりします。

親同士と子供同士の関係は本来、別に分けられるべきですが、実際にはママ友の集まりがあったり、親子で遊びに行ったりするなど、親同士の関係が子供同士の関係に反映されてしまうことがあります。先々の子供のことを考えれば、良好なご近所付き合いをしておくほうが良いでしょう。

急病や災害時など緊急のときに頼れない

ご近所付き合いに失敗すると、急病や災害時など緊急を要するときに誰にも頼ることができなくなってしまいます。

新婚で引っ越してきたばかりだと、土地勘がなかったり困ったときにどう対応すればいいのか分からなかったりするものです。

ご近所付き合いができていれば、ご近所さんにお願いごとをしたり手助けしてもらったりすることも可能でしょう。

ご近所付き合いが面倒だと考える人もいるかもしれませんが、ご近所さんと良好な関係を築いていれば、緊急時にお互いに支え合うこともできるのです。

良からぬ噂を流されることも

ご近所付き合いに失敗して周囲の人に悪いイメージを与えてしまうと、身に覚えのない良からぬ噂を流されてしまう場合があります。

どこの地域にも噂好きな人がおり、勝手な推測だけでネガティブな噂を流す人がいるのです。ネガティブな噂を流されればご近所中に広まり、居心地の悪さを感じることでしょう。

とくに、社宅や団地に新居を構えた場合は注意が必要です。建物内の人で形成されているネットワークがあると、意図的に仲間外れにされてしまう可能性があります。

ご近所トラブル、嫌がらせに発展することも

ご近所付き合いで失敗してしまうと、ご近所トラブルや嫌がらせに発展してしまうことがあります。

ご近所付き合いがあれば「いつも子供の声がうるさくてすみません」の一言だけで、相手からは「全然大丈夫よ。にぎやかでいいじゃない」と笑い話で済むものが、ご近所付き合いで失敗すれば会話することもないため、誤解が生じてしまいます。

誤解が生じれば、敵対視され、例えば、植木にいたずらされたり、飼っているペットに嫌がらせされるトラブルに発展しかねません。

新婚カップルがご近所付き合いで失敗しないための7つのコツ

良好なご近所付き合いをするためには良い第一印象をもってもらうことが大切です。新婚カップルがご近所付き合いで失敗しないための7つのコツをご紹介します。

ご近所への引っ越しの挨拶を忘れない

新居に引っ越ししたら、まずはご近所への引っ越しの挨拶を忘れずに行っておきましょう。古くから「郷に入っては郷に従え」という言葉が言い伝えられているように、引っ越しの挨拶をする風習を重んじている地域が多数存在します。

引っ越しの挨拶を忘れてしまえば、挨拶ができない常識のない人と勘違いされてしまうかもしれません。何事においても最初が肝心です。

戸建ての場合は、町内会に入る

自宅が戸建ての場合は、町内会に入っておくと良いでしょう。町内会への参加は基本的に自由ですが、参加しておくと町内や学区などのさまざまな情報共有ができる、行事やイベントなどを通してご近所さんとの交流を深めやすいなどのメリットがあります。

SUUMOジャーナルの町内会・自治会の加入率の調査結果によると、戸建てに住む人の約8割が町内会や自治会に加入していることが分かっています。回答者のほとんどは「入るのが当たり前」と考える人が多いようです。なかには、「町内で開催されるお祭りや子供会、イベントなどに参加したい」という理由で加入する人もいます。

ご近所さんの名前と顔を覚えておく

ご近所付き合いで失敗しないためのコツは、ご近所さんの名前と顔を覚えておくことです。

名前を呼ばれた側は、引っ越しして間もないのに自分のことをもう覚えてくれているのかと、嫌な思いをする人はいません。最初のうちは名前と顔を覚えるのは大変かと思いますが、よく顔を合わせる人や引っ越しの挨拶をした人の名前と顔から覚えるように努めましょう。

挨拶は笑顔で

ご近所付き合いで失敗しないためには、良い印象を持ってもらうことも大切です。そのため、挨拶をするときは笑顔を忘れないようにしましょう。

挨拶だけすればいいと考える人もいるかもしれませんが、目線を合わさない、不愛想などで挨拶だけすると、挨拶された相手に「不愛想な人ね」と、ネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。

一方で、笑顔で挨拶をすれば、ほとんどの人は不快に感じることはないでしょう。笑顔は、相手に元気で明るい印象を与えるものです。「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」など、相手の目を見て自然な笑顔で挨拶をするように心がけましょう。

お礼やお返しは忘れずに

もらい物を受け取ったり何かしてもらったりしたときは、お礼やお返しを忘れないようにしましょう。ご近所さんから物をもらいっぱなしでいることでご近所トラブルに発展するケースも少なくありません。

ご近所さんからもらい物を受け取ったら、外出や旅行をしたときにお土産を渡したり、親戚や知人からもらった物をお返しに持っていくようにしましょう。

お返しをする際は、食品の賞味期限や相手の好みなどを確認してから迷惑にならないものを渡してください。また、食器や容器などに入った食べ物をもらったときは、食器や容器にちょっとしたお菓子をお返しするとマナーのある人だと印象づけることができます。

地域のイベントや行事に参加する

ご近所付き合いを円滑に行うには、地域のイベントや行事になるべく参加するようにしましょう。

住まいの地域のコミュニティではお祭りやお掃除などさまざまなイベントや行事が開催されることでしょう。その際に、普段は会わない人や会話ができない人ともお近づきになれる絶好のチャンスです。

多くのご近所さんと出会える一方で、自分のことを知ってもらう良い機会になったり、多くの情報を得られたりできます。コミュニティの安心安全を保つうえでも積極的にご近所とのコミュニケーションを取ってください。共働きや子育てなどで忙しい人もいるかもしれませんが、可能な限り参加するように努めましょう。

ご近所さんの家に招かれたら自宅にも招く

ご近所付き合いは失敗したくないけど、あまり深入りしたくないという人もいるかもしれません。そう考えている場合は、ご近所さんの家に招かれたとしても、うまく口実を作って行くべきではありません。家に招かれて行くと自宅にも招く必要があるからです。

ほとんどの人は気にしていないと思いますが、中には、招かなかった場合、「人の家にあがっておいて自分の家には招待しないなんて」と思う人もいるかもしれません。必ず、お礼も踏まえて招待するようにしてください。

ご近所付き合いで注意したい5つのこと

ご近所付き合いで失敗しないためには、では、具体的にどのようなことに注意すればいいのでしょうか。

ご近所付き合いで注意したいことをご紹介します。

早朝や夜間の生活音は最小限に

人それぞれ生活のリズムが異なるものです。だからこそ、早朝や夜間の生活音は最小限に抑える必要があります。この時間ならご近所さんは起きているだろうと、勝手な憶測で早朝や夜間に洗濯機をまわしたり、掃除機を使用したりすれば、ご近所さんから騒音の苦情が入るかもしれません。

また、無意識に騒音を引き起こしている場合があります。例えば、好きな音楽を大音量で聴いている、ドカドカと足音がうるさい、ドアを開閉する際にバタンと大きな音が鳴るなど、自分では大したことはないと思っていても、騒音トラブルの原因になっていることがあるのです。早朝や夜間の生活音は最小限に留めるようにしましょう。

個人的な話はしない・聞かない

ご近所さんに個人的な話はせず、自分からも聞かないようにしましょう。夫婦や交友関係、家計などのプライベートな話は悪い噂を流される原因になりかねません。異性の友人の話をすれば浮気を疑われる可能性があるでしょう。また、頻繁に海外旅行に行ったり高価な物を買ったりする話をすれば、浪費癖がある、収入の格差からやっかみを受けることになるかもしれません。

ご近所さんから個人的な話を聞かれても当たり障りのない返答を心がけ、深入りすることがないよう注意しましょう。

家の前や道路で子供を遊ばせない

子供がいる場合は、家の前や道路で遊ばせないよう注意しましょう。子供が家の前や道路で遊ぶ光景は親にとっては微笑ましい姿に映るものです。しかし、ご近所さんの中には自宅で静かに過ごしたいと考える人もいるため、子供の声や遊ぶときに発せられる音が騒音と捉えられる場合があります。

家の前や道路で子供を遊ばせることで、ご近所の窓や車などにボールが当たって破損してしまい、ご近所トラブルに発展してしまう可能性も考えられます。子供を遊ばせるときは、近くの広場や公園、児童館を利用するようにしましょう。

悪口に同意せず、話題をそらす

ご近所さんから他人の悪口を聞いても安易に同意しないようにしましょう。悪口に同意してしまえば、あなたが悪口を言っていたとご近所さんが周囲の人に言いふらしてしまうかもしれません。ご近所さんに悪意がない場合でも、会うたびに他人の悪口を言うのが当たり前になり、ご近所付き合いが辛く苦しいものになってしまうでしょう。

ご近所さんが他人の悪口を言って同意を求められても、同意はせずに話題をそらすようにしましょう。明るい話題や相手が得するような情報がおすすめです。風通しの良いご近所付き合いを続けていくためにも、ご近所さんと気持ち良く会える話題を準備しておくと良いでしょう。

ご近所さんに直接クレームは言わない

ご近所さんの迷惑行為に困ったときでも、ご近所さんに直接クレームは言わないようにしましょう。ご近所さんに直接クレームを伝えれば、かえって状況が悪化してしまう可能性があります。ご近所さんの迷惑行為がエスカレートしたり、あなたが迷惑行為をしていると言いふらされたりすることもあるでしょう。

マンションなら管理人や管理会社に、戸建てなら町内会の会長や区長に相談することをおすすめします。ご近所トラブルを避けるためにも、ご近所さんに直接不満を口にするようなことはないようにしましょう。

それでもご近所付き合いがうまくいかないときは?

あなたができる限りのことをしてもご近所付き合いがうまくいかない場合があります。そんなときはどうすればいいのでしょうか。

ここではご近所付き合いがうまくいかないときの対処法をご紹介します。

無理に輪に入ろうとせず割り切った関係をキープする

ご近所付き合いがうまくいかないときは、無理に輪に入ろうとせずに割り切った関係を続けるようにしましょう。

無理に関係修復をしようとしても空回りして、さらに関係を悪化させる可能性があります。

パートタイマーで働く

専業主婦(主夫)の場合、ご近所付き合いがうまくいかないと自宅にいることが辛くなってしまうものです。そんなときはパートタイマーでも良いので働きに出て、自宅にいる時間を減らすと良いでしょう。

習い事や趣味で新しい人間関係を築く

経済的な余裕があるのなら、習い事や趣味が楽しめる教室に通い、新しい人間関係を築きましょう。習い事や趣味で楽しめることをすれば、ご近所付き合いがうまくいかないストレスを発散することができるでしょう。また、人生の先輩と出会え、ご近所付き合いで効果的なアドバイスをもらえるかもしれません。

ご近所さんとはほどよい距離感を保とう

新婚カップルが新居を構え、地域やご近所付き合いに慣れるまでは時間がかかるかもしれません。まずは、良い第一印象を持ってもらうために引っ越しの挨拶や町内会への参加から一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

とはいえ、自分を押し殺してまでご近所付き合いを優先する必要はありません。地域や町内会のルールを守り、ご近所さんとはほどよい距離感を保つようにすれば、ご近所トラブルにつながるのを避けられるでしょう。ぜひ、「ほどよい距離感で!」を合言葉に、無理のないご近所付き合いを続けましょう。