家出・人探し・行方不明調査の料金・費用事例(6ページ目)
※実際に探偵ちゃんで紹介した探偵事務所に依頼した人の事例です。
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写真を盗作している人物を探してほしい
山梨県富士吉田市 40代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 7日間
- 費用総額:
- 1,234,000円
- 1日あたりの金額:
- 約17.6万円
- 依頼内容
- 私たちの職業柄、さまざまな方からのご依頼を受けることがありますが、今回の依頼人は知っている人なら知っている、超大物の方でした。
「私の作品を盗作した人間がいるのです」と、調査を依頼してこられたのは、写真家の滝先生です。
滝先生は、水辺の写真を撮らせたらトップクラスという有名な先生なのですが、その先生が自身の写真を盗作されたというのですから、その怒りは尋常ではありませんでした。
「上高地の水辺と言いつつも、この構図もシチュエーションも、過去に私が発表した作品と同じです…と言うか、完全に私の作品なのです」
小さな町の写真コンクールであったとしても、100万円という賞金を授与されているこの人間について、滝先生は許すことができないと言います。
こうして私たちは、滝先生からの依頼を受け、盗作をしているという相手の情報を調査することにしました。
- 調査結果
- 私たちは、そのコンクールの内容を詳しく確認し、最優秀賞を取った「戸田太郎」と言う男性の行方を捜すことにしました。
さっそく、戸田太郎さんが住むという町に出向き、戸田さんのことを調査していると、その町の公民館に立ち寄った際、なんとそこのロビーで戸田さんの撮影した写真が掲示されていることがわかりました。
私たちは、公民館の職員さんに「写真好きの人間」を装って、戸田さんにお会いしたい旨を伝えました。すると、近所に住んでいるからと連絡を取り、戸田さんが公民館に来ることになってしまいました。
こうして、私たちはまさかのまさか、調査対象者に直接対面することになってしまいました。
写真に興味があるふりをしてお話を聞き、その際に「例のコンクール」についてお話を聞くと、上高地で撮影したことや、その時のエピソードを語ってくださり、名刺まで頂戴することができました。
結局、写真に興味のある一般人のふりをして、仕入れた情報を滝先生にお伝えすると「あとは法律の専門家に相談したい」とのことで、私たちの調査はここで終わりとなりました。
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命を救ってくれた自衛隊員の方を探してほしい
福井県小浜市 20代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 11日間
- 費用総額:
- 1,828,000円
- 1日あたりの金額:
- 約16.6万円
- 依頼内容
- 「あれからもう11年がたちましたが、私たちもようやく災害の痛手から立ち直ることができました」…そう語るのは、今回の依頼人である野間さんです。
野間さんは、11年前に大雨による土砂災害に遭った時、自宅のがれきの中で閉じ込められていたところを、駆け付けた自衛隊員の救助作業によって救われ、命を取り留めたのだそうです。
「両親は帰らぬ人となりましたが、妹と私を助けてくださり、本当に感謝しています」と、当時のことを野間さんはいろいろとお話しくださいました。
そして、自身が22歳となり地方公務員に、妹さんも20歳になって自衛隊に入隊したことを契機に、あの時お世話になった自衛隊員さんにお礼が言いたいと思うようになったそうです。
でも、当時の記憶があいまいで、情報が乏しいことから、私たちに調査を依頼することにしたのだそうです。
- 調査結果
- 私たちは、当時野間さんが暮らしていた町の役場に出向き、災害対応に関する資料がないかをお尋ねしました。
すると、当時の防災担当であるという職員さん…今は副町長になっておられる方がご対応くださり、当時救援活動にあたったのは、新潟県からやってきた部隊であることがわかりました。
私たちは、早速新潟県の駐屯地に出向き、野間さんの事情をお話しすると、駐屯地の広報担当者の方がこれまた親切で、当時の所属部隊等を把握し、実際に野間さんのお宅で作業に当たった隊員の調査を行ってくださることになりました。
そして、依頼から二週間後、駐屯地の担当者からご連絡をいただき、その他委員さんの名前と現在の所属について教えていただくことができました。
その隊員さんは、現在広島県のある駐屯地に配属されているそうで、事情を聴いたときに「元気に育ってくださって何よりです」と話されていたそうです。
そして、助けた妹さんが自衛隊員になったことに驚き、「どこかで会える日を楽しみにしていますが、それが災害や戦争の現場ではないことを願っています」とおっしゃっていたそうです。
ここまでのお話を報告させていただくと、野間さんは「早速お手紙を書かせていただきます」と、本当に喜んでおいてでした。
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買ったチケットが偽物だったので売主を探してほしい
大阪府大阪市福島区 40代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 9日間
- 費用総額:
- 1,890,000円
- 1日あたりの金額:
- 約21万円
- 依頼内容
- 「おかげさまで、上司にはカンカンに怒られ、商談は不成立になるしと、本当に散々な目にあってしまいました」
そう語るのは、今回の依頼人である商社マンの佐野さんです。
佐野さんは、ある企業との新規事業を成功させるために、いわゆる「接待攻勢」を仕掛けていました。特に、相手の企業の営業部長にはゴルフ接待や料亭接待など、さまざまな接待を行って好感触を得ていたのですが、その営業部長が「これを何とかしてくれれば契約する」という条件が、とにかく過酷でした。
「ある有名なアーティストのライブチケットが欲しいと…娘にいい顔をしたいのだと懇願され、上司からも“何とかできないのか”と言われ、あるオークションサイトでそれをゲットしたのです」
本当は1席1万円程度の席なのに、2席で4万円も支払った…でも、商談が成立するなら安いものだと、佐野さんも思っていたそうです。
「でも、そのチケットが実は偽物だったんです…ライブ会場で入場できずに迷惑をかけ、それがきっかけで相手の営業部長さんは激怒して、結局商談は破談になってしまいました」
- 調査結果
- 偽物のせいで商談が破談になった…佐野さんは私たちに、この偽物を売った相手を見つけて欲しいと依頼されました。
私たちは、チケットの売り主のアカウントを確認すると、他の品物を出品していないかを確認し、あるグループのチケットを出品しているとのことで、「手渡しによる購入」を打診してみました。それも、売価2万円のチケットを、10万円でいいから購入すると言って交渉すると、相手は「それなら」と、現金とチケットを交換する取引に応じたのです。
そして、調査開始から4日後に私たちはその取引を行い、やってきた男の情報をつかむと、その男の尾行を開始します…その人間が本当に売り主である確証はないからです。
その結果、さらに3日後の夜、その男が本当の売り主に対して現金の一部を渡しているところを発見し、私たちはさらに「本当の売り主」の情報を調査し、氏名や住所を把握することに成功しました。
ここまでの情報を佐野さんに提供すると、早速法的に対応したいと述べ、会社で付き合いのある弁護士に相談するとのことで、私たちの調査はここまでとなりました。
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離婚して離れ離れになり二十歳を過ぎて会えなくなったので探してほしい
島根県浜田市 50代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 10日間
- 費用総額:
- 1,767,000円
- 1日あたりの金額:
- 約17.6万円
- 依頼内容
- 「私の実子ですから、本当は引き取りたかったのですが…」と、苦しそうに語っている、今回の依頼人・道場さんは、離婚以来会うことができずにいる娘の幸さんのことが、とても心配なのだそうです。
「お互いに性格の不一致と言うことで離婚したのですが、あれから18年たって、幸も22歳になったのですが、4歳の時から一度も逢うことができていないのです」と、道場さんは悲しい声で語ります。
養育費を支払うことはもちろん「親の務め」として当然だと思っていた道場さんですが、娘さんの成長過程を一切知ることができなかったことに、道場さんは前妻に対する憤りを感じています。
「20歳になれば養育費も支払う義務が無くなりましたが、それが縁の切れ目と言わんばかりに、2人は私に居場所を告げずに引っ越してしまったのです」
こうして、娘さんのことを知る手がかりのすべてを失った道場さんは、私たちに娘さんの現在の居場所やその様子を調べて欲しいとのことで、ご依頼をしてこられました。
- 調査結果
- かつての住居に足を運ぶと、そこは昭和の香りが残るアパートで、当然そこには前妻も幸さんもいません。
私たちは、アパートの住人に聞き込みをし、前妻の勤め先や幸さんが通っていた学校などについて情報を手に入れることができました。
そして、周辺の店舗などを聞き込みするうちに、駅前のカフェでアルバイトをしている幸さんの同級生から、彼女が就職して関西地方のある都市にいることをつかみました。
翌日、私たちはその都市に向かい、ある私立大学に足を運びます。
同級生曰く、幸さんはその私立大学に進学し、そのままその大学の事務職員として採用されたとのことでした…実際、同級生とやり取りをしているLINEの画面も見せてもらい、私たちは各所を得たうえで次の調査に進んだのです。
大学では、企業の売り込みを装って事務局に出向き、幸さんと直接対面し、その状況や様子について写真に収めることに成功しました。
ここまでの調査結果を、道場さんに報告させていただくと、成長された幸さんの様子を見て本当に安心されたようで、養育費がしっかりと役にたっていたなら何より、と安堵されたご様子でした。
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結婚するので産みの両親を探してほしい
和歌山県海南市 20代 女性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 7日間
- 費用総額:
- 1,330,000円
- 1日あたりの金額:
- 約19万円
- 依頼内容
- 「結婚することになって、自身の両親を改めて探してみようと思いました」
そう語るのは、今回の依頼人である美穂さんです…美穂さんは、両親が失踪して以来、実の叔父様の家で育てられたそうで、実際に結婚式には叔父様ご夫妻に参列をしてもらおうと思っていました。
でも、結婚相手の史郎さんが「本当の両親のことは整理がついたの?」と、生みの親のことを気にかけたことで史郎さんのご両親も「人生の新たなスタートなのだから」と、生みの親にも結婚の報告ができることを望まれたようです。
「なぜ自分を捨てたのかとか、知りたいようで知りたくない気持ちもありますが、史郎さんのご両親がおっしゃるように、自分の人生をスタートさせるために、きっかけを作ろうと思います」
前向きに語る美穂さんのご依頼を受け、私たちは調査を開始しました。
- 調査結果
- 戸籍に残されていた「幸雄」と「富美」という、生みの親たちの名前と、実際に出生届が出された場所…それだけを手掛かりにして、私たちは調査を開始しました。
まず、出生届が出された中国地方のある都市に出向き、その住所地で美穂さんの生みの親の情報を聞き込みから探すことにしました。
当時、美穂さんのご両親が暮らしていていたと思われる地区に出向き、その場所を探り当てたのですが、既にそこにあったアパートはなくなっていました。
でも、聞き込みの結果、そのアパートの大家さんがご存命であることがわかり、私たちはその大家さんに美穂さんのご両親の情報をいくつかいただくことができました。
美穂さんのご両親は、事業に失敗して借金を抱えており、大家さんに支払うべき家賃が遅くなることもしばしばだったそうです…そしてある日、「半日ほど子どもの面倒を見て欲しい」と、大家さんに美穂さんを預け、そのままご両親は姿を消してしまったのだそうです。
大家さんは、保証人であった叔父様…つまり、美穂さんの育ての親に事情を説明し、叔父様は美穂さんを手元に引き取り、我が子のように育て上げた、と言うことなのです。
今回の調査では、実のご両親の居場所や生死に関する情報は得られませんでしたが、自身の生い立ちの一部を知ることができたと、美穂さんはそれだけでひとまず納得しておきたい、とのことでした。
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下宿している大学生の息子が姿を消したので調査依頼
鳥取県鳥取市 50代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 8日間
- 費用総額:
- 1,673,000円
- 1日あたりの金額:
- 約20.9万円
- 依頼内容
- 「息子がいなくなって1ヶ月になりますが、警察からもいい情報が得られず、このままじっとしていては無駄に時間がたつだけだと思いました」
いなくなった息子さんを探して欲しい…今回の依頼人である浅井さんは、沈痛な表情で私たちの事務所にやってこられました。
ある国立大学の教育学部に進学した息子の一郎さんは、1ヶ月前にご両親への連絡が途絶え、ご両親が下宿を訪れてみると、財布やスマホなど貴重品を持ち出し、後の物は置いたまま忽然と姿を消していたのです。
慌てて警察に出向いて相談したものの、大学での交友関係などは一切わからなかったことで、ご両親も「どこを目安に探せばいいのか」が、一切わからなかったそうです。
こうして、私たちは姿を消した一郎さんの行方を探すために、調査を開始することになりました。
- 調査結果
- 私たちは、ご両親の許可を得て一郎さんの下宿を捜索させていただくことにしました。
メモ程度の書き込みも見逃さぬにように、何か交友関係につながる情報や、行動範囲を特定するための情報を探し求めたのです。
調査の突破口となったのは、一郎さんが使っていたパソコンに残されていた電子メールの受信記録や、よく閲覧していたサイトの「お気に入り」と、そこに登録されていたホームページでした。
私たちが、それらのホームページを閲覧していたところ、ある掲示板の中で「ドクターケイ」の名前を使い、勉強に躓いている高校生たちにさまざまな勉強を教えていることがわかりました。
そして、ドクターケイとしてメールをやり取りしている形跡を見つけ、その中からある特定の女性と親密な関係にあることがわかりました。
私たちは、その女性が住んでいる某県の県庁所在地に出向き、その女性の周辺を調査することになりました。すると、調査を開始してから2か月半後、その女性の自宅に一郎さんが現れ、半日ほど滞在してから家を後にしている光景に出くわしました。
もちろん、私たちはそのあと一郎さんを尾行したのですが、その日は同じ町に住む「山田」と表札のあるアパートに入っていき、そのまま翌朝まで部屋の中で過ごしている様子でした。
ここまでの情報を報告させていただくと、ご両親は「生きていてよかった」とお喜びにはなったものの、そもそもなぜこのような状況になっているのかが理解できないとのこと…今後、ご両親は一郎さんの元へ出向くとのことでした。
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自身の論文を盗作した大学教授を探してほしい
東京都文京区 30代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 11日間
- 費用総額:
- 1,896,000円
- 1日あたりの金額:
- 約17.2万円
- 依頼内容
- 今回の依頼人である仁科さんは、東京にある大学で大学院生として頑張っていたのですが、8年前に大学院を卒業し念願だった企業の研究機関に就職することができたそうです。
「その時、自身の研究論文を提出して、それが評価されて入社できたのですが…」と、仁科さんは話をされている途中に表情を曇らせたのです。
研究機関に入社してから8年目になった今年の春、仁科さんは上席の研究員などに呼ばれ、あることを問われたそうです…なんでも、自身が書いた論文と、ある大学教授が発表した過去の論文がかなり類似しており、仁科さんがそれを盗作したのではないか、と言う事実の確認だったのです。
「その教授は、私が卒業論文を製作した時、ある部分で教えを乞うた教授だったのです…もちろん、論文の内容は教授にも見てもらっているので、教授が私の研究を盗作することは十分に可能です」
このままでは、自身が盗作研究者のレッテルを貼られるかもしれないと思い、その教授の連絡先を探したのですが、既にその教授は大学を退職し、行方が分からなくなったそうです。
- 調査結果
- 私たちは、仁科さんにかけられた盗作の嫌疑を晴らすために、その教授の行方を探すことになりました。
かつて所属していた大学はもちろん、研究のスポンサーとなっていた企業に至るまで、さまざまな場所を調査したのです。
すると、調査開始からほどなくして、その教授が縁もゆかりもない東北地方の地方都市に移り住み、地域の子どもたちを相手に私塾を開いていることが分かったのです。
私たちは、さっそくその地方都市に出向きました…そこでは、自宅を開放して私塾を経営しているその教授を発見し、その様子を動画などで撮影することに成功しました。
そこでの様子は、機嫌のいい優しい老人、と言うイメージしかなかったのですが、その動画を見て仁科さんは「やっぱり」と言う表情をしていました。
「この教授、人当たりは本当にいいのですが…私も、この優しさに騙されて論文とかデータを提供したのです…」
そう語る仁科さんは、本当に釈然としない表情を浮かべていました。
その後、仁科さんは知り合いの弁護士と相談し、論文が盗作であることが立証できないかどうか、しっかりと根拠を作ってから実際にアクションを起こしたいとのことでした。
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自身のライブ映像をYouTubeで勝手にアップしている人間を探したい
北海道札幌市北区 20代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 7日間
- 費用総額:
- 1,340,000円
- 1日あたりの金額:
- 約19.1万円
- 依頼内容
- 今回の依頼人は、私たちの事務所になかなかお越しくださらないような風貌の…いわゆる「ロックバンド」のリーダーのようなルックスの、茂木さんです。もちろん、ルックスとは違って、非常にご丁寧な言葉でご依頼をいただきました。
なんでも、アマチュアのロックバンドとしてさまざまなライブハウスで演奏を披露しているそうなのですが、その時の様子を無断で撮影し、おまけにYoutubeで勝手にアップしている人間がいるのです。
「実は、あるレコード会社からデビューしないかって話が来てるんですが、その条件が“既に公開している作品などをネット上から削除する”で…正直、困っているんです」
おまけに、この無断アップしている人間は、既に広告収入を得ている状態で…茂木さんもサイト運営者を経由して削除申請をしているものの、自身の演奏で広告料を得ているならば、そこに対して法的な対応をしたいともおっしゃっています。
- 調査結果
- 私たちは、まずYoutubeから得られる情報を収集しようと、その人間がアップしている動画やそこに寄せられているコメントから手掛かりを見つけようとしました。
すると、その人間に「投げ銭」などで支援をしており、面識があるというユーザーに巡り合うことができ、実際に会って話をすることができました。
話によると、その人間は「三田」と名乗り、ある芸能事務所でスカウトをしている人間だと告げたそうです。そして、自身の眼鏡にかなったインディーズバンドがどんどんデビューしており、実際に有名なバンドの名前を数組挙げて、自分の手柄のように語っていたそうです。
その後、私たちがその芸能事務所に問い合わせたところ、「三田」と言う人物はいないとのことで、偽名を語って支援者を見つけ、金銭的な支援を受けながら詐欺行為を働いている…そんな感じにも思えました。
その後、「三田」のYoutubeチャンネルは封鎖されたため、広告料が入ることは無くなりましたが、茂木さんの演奏を無断で公開して広告収入を稼いでいたことは事実のようでした。
茂木さんは、この点についてぜひ争いたいとのことでしたので、私たちの提携している弁護士事務所をご紹介して、今回の調査依頼は終了となりました。
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自分を捨てた実父を探してほしい
奈良県大和郡山市 30代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 10日間
- 費用総額:
- 2,017,000円
- 1日あたりの金額:
- 約20.1万円
- 依頼内容
- 今回の依頼人である小野さんは、自身の実の父親である「伊野吾郎」を探したいと、私たちの事務所にやってこられました。
今年で40歳になると言う小野さんは、2歳の時に両親が離婚し、実父である「伊野吾郎」に引き取られたのですが、伊野吾郎は手紙を残して自身の親族である小野家に子どもを置き去りにして失踪したのです。
「結局、子どもがいなかった親族の養子になることになって、私は小野家の人間になったのですが…どうしても、父のことを許すことができないのです」と、小野さんはおっしゃいます。
小野さん自身、2年前に知り合った職場の女性と結婚したそうですが、子どもを設けることも話に出るものの、自身が受けた幼少期の仕打ちが忘れられず、子どもを設けることに踏ん切りがつかないそうです。
そして、そんな自分の人生に区切りをつけた方がいいと、奥様からの励ましもあり、実父のことを探すことに決めたそうです。
- 調査結果
- 今から38年前に姿を消した「伊野吾郎」…当時の年齢が、25歳だったそうですから、今存命であれば63歳…ひょっとすると、既にこの世にいない可能性もゼロではありません。
そこで私たちは、伊野吾郎の戸籍を取り寄せ、最後に残されていた本籍地を訪ね、聞き込みすることにしました。
本籍地で聞き取りをした結果、伊野吾郎の同級生と言う男性に出会うことができました。彼の情報では、30年ほど前にこの地域に伊野吾郎は戻ってきており、当時は長距離トラックの運転手をしていたとのことでした。
さらに、勤めていたトラック会社にも伊野吾郎のことを聞いてみますと、10年ほど前まで勤めていたが、交通事故を起こして足が不自由になったことで退職したそうで、退職後のことは誰も知らないとのことでした。
そして、伊野吾郎が入院していた病院や、当時からいる看護師さんにも聞き取りをしましたが、それ以上のことはわかりませんでした。
私たちの調査は、ここまでとなってしまい…小野さんにはここまでの情報をご報告させていただくと、小野さんから意外な言葉をお聞きすることになりました。
「最近、小野の実家に無言電話がかかることがあるそうで…それも、みなさんに調査をお願いしてから以降のことです…」
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暴走運転で娘を奪った加害者がYoutubeを始めたので探してほしい
佐賀県佐賀市 40代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 9日間
- 費用総額:
- 1,737,000円
- 1日あたりの金額:
- 約19.3万円
- 依頼内容
- 「反省している人間が、Youtubeで暴走動画を撮影して喜びますか?」
そう語るのは、今回の依頼人である浅野さん夫妻です…浅野さんは、12年前の夏、当時4歳だった娘さんを暴走運転者の交通事故に巻き込まれ、亡くされたそうです。
「当時18歳だった加害者は、交通刑務所に服役したのですが、3年前に刑期を終えて出所していることは、弁護士から聞いています」
でも、出所後の行動が浅野さん夫妻にはどうしても許せなかったそうです。
「偽名を使い、別の地域に移住した加害者は、現地の友人とYoutubeを始めているようで…愛車を自慢しながら真夜中の街を暴走しているのです…これが本当に、反省している人間のすることでしょうか?」
この行動が事実なら、心理的苦痛を被ったとして、加害者を訴えたいと浅野さんは言います。
「動画内に、過去の事故…私たちの娘の事故のことを、軽口で笑い飛ばしている内容があり、弁護士にも相談すると十分訴えることができる、と聞いています」
- 調査結果
- 浅野さんご夫妻の想いを受け止め、私たちはさっそく調査を開始します。
幸いにも、動画に登場する風景などから、加害者が住んでいる地域の特定は容易に行うことができました。そして、視聴者のフリをして私たちは加害者の友人とtwitterで連絡を取り合うことに成功します。
その友人は、地域で有名な自動車店の整備士をしており、そこに自動車を見てもらうことにして私たちは、友人から加害者のことをさりげなく聞き取ることに成功しました。
現在の加害者は、同棲している彼女と2人で暮らしており、コンビニのアルバイトとガソリンスタンドのアルバイトを掛け持ちしているとのことでした。そして、愛車の改造費用を捻出することにいそしんでいるとのことで、将来的にはプロのドリフトレーサーになるためにお金を貯めたい、だからYoutubeを始めたということも聞き出せました。
その後も継続して調査をした結果、私たちは加害者の住所や勤務先を確認し、実際に加害者が仕事をしている風景を確認することもできました。
調査結果を報告すると、浅野さんご夫妻はまず「動画の公開停止」を求め、それに誠意ある対応がなされなければ、訴訟に持ち込むつもりだとおっしゃっておられました。
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昔に性的な虐待を受けたので加害者を探したい
愛媛県今治市 30代 女性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 8日間
- 費用総額:
- 1,733,000円
- 1日あたりの金額:
- 約21.6万円
- 依頼内容
- 最近、若いころに受けた性的な虐待や被害から立ち直れない女性が、踏ん切りをつけるために当時の加害者を探したいと、相談に来られることも多くなりました。
実際、ネット上で情報を募る人もいれば、20年後に被害を訴えて加害者を退職に至らしめるなど、社会的な制裁を与えたいと考える被害者もたくさんいるのです。
今回の依頼人である依田さんは、自身の人生をリスタートするために、加害者に罪を償ってほしいと思い、私たちの事務所に調査を依頼してこられました。
依田さんは、16歳の時、高校1年生のクラス担任だったAに性的ないたずらを受け、それは高校を卒業するまで続いたという、壮絶な過去をお持ちでした。
依田さんは、志望の大学に学校推薦で進学することはできたものの、男性恐怖症になった結果、大学を中退して自宅に引きこもってしまう日々が続いたそうです。
そして36歳になった今も、その状況は変わらない…でも、過去を振り切りたい…依田さんは、そんな思いで私たちに調査を依頼してこられたのです。
- 調査結果
- 20年前、依田さんに性的ないたずらをしていた教師Aは、令和の世の中になってみると、既に定年退職をしていることがわかりました。
ある情報筋から手に入れた「教育関係者一覧」で、それを確認した私たちは、Aの住所を探すことにします。
Aが在籍していた学校に、当時の教え子を装って情報を聞き出そうとすると、明確な住所は分からなかったものの、おおよそ住んでいる地域が判明したので、私たちはさらにAの居場所を突き止めるために調査を継続します。
そして、調査開始から2か月後、ついにAの自宅を突き止めることに成功しましたが、Aはそこにはいませんでした。周辺の住民に話を聞くと、2ヶ月前に自宅で倒れていたそうで、脳梗塞を発症したAは一命をとりとめたものの、今はリハビリ専門の病院に入院して社会復帰を目指しているとのことでした。
そこまでの情報をまとめ、依田さんにお伝えすると「因果応報ですね」と、短い言葉で自身の心情を表現されていたのが、今でも私たちの印象に残っています。
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病院で出会った人のおかげで会社が持ち直したので探したい
滋賀県彦根市 50代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 8日間
- 費用総額:
- 1,839,000円
- 1日あたりの金額:
- 約22.9万円
- 依頼内容
- 「田中さんには、本当に礼を言っても言い足りないぐらいです」と語る、会社社長の矢野さんは、自身の事業が苦境に陥った時のことを、今でもはっきりと覚えているそうです。
「会社が不渡りを出すか出さないかの瀬戸際の時、私は白血病にかかってしまい、骨髄移植を受けることになってしまいました」と語る矢野さん、でもその病院で田中さんに出会ったことで、今があると言うのです。
「田中さんは、ある不動産会社のコンサルタントをされていた税理士さんで、偶然病室で一緒になったんです」…そして矢野さんは、一緒の病室にいる間、田中さんにはいい話し相手になってもらったと言います。
「当時の会社の状況もお話していたのですが、その時にある企業をご紹介いただいて、その企業さんと共同開発した新製品があたって、会社も持ち直して、それ以上に発展することができたのです」
ですが、矢野さんが心残りなのは、転院してしまった田中さんと、連絡先を交換することができなかったことだそうです。
そこで、私たちに田中さんの居場所や連絡先を探して欲しいと、依頼してこられたのでした。
- 調査結果
- 矢野さんから頂いた情報は、「田中大助」と言う名前と、隣県の県庁所在地に住んでいるという情報だけだそうで、私たちはさっそく調査を開始しました。
すると、ある税理士事務所の代表者が「田中大助」となっている広告を発見し、私たちはさっそくその税理士事務所をお尋ねしたのです。
私たちが、矢野さんからの依頼であること、会社の危機を救ってくださった田中さんに税理士として面倒を見て欲しいと言うことをお伝えしようとすると、事務所の方から思いがけないことを聞かされました。
なんと、田中さんは私たちがやってくる1か月前にこの世を去っていたのです…田中さんは、何度もがんが再発して、入退院を繰り返していたそうなのですが、1年前に矢野さんと同じ病室になった時も、がんの再発のために入院していたのだそうです。
その後、矢野さんのいた病院から転院し、一時帰宅して仕事も徐々に再開し始めていた矢先、さらにがんの転移が見つかり、先月にお亡くなりになったそうです。
「もっと早く、私が田中さんを探していればよかった」と、調査結果を聞いた矢野さんはかなり愕然とされていましたが、息子さんが後を継いだ税理士事務所にコンサルティング依頼を出すとのことでした。
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乳児院に預けて容姿に出した子供は今どうなっているか探してほしい
長野県長野市 40代 女性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 8日間
- 費用総額:
- 1,428,000円
- 1日あたりの金額:
- 約17.8万円
- 依頼内容
- 「若い時の過ちを謝りたいと思って、ずっとこの年まで生きてきました」
そう語るのは、今回の依頼人である三木さんです…三木さんは現在45歳、ご主人との間には子どもさんに恵まれず、このまま静かに老後を過ごしていこうと思っていたそうです。
そんな三木さんには18歳の時に当時付き合っていた男性との間に子どもを宿したという過去があったそうで…実際、気づいた時にはすでに中絶することができない状況になっていたそうです。
「私はその男の子を出産したのですが、子どもを養子に出して間もなく、父親は私たちの前から姿を消し、私も就職を予定したこともあり、両親が子どもを乳児院に預け、そのまま優しい方に引き取っていただいたと聞いています」
あれから27年、三木さんは結婚して結局子どもに恵まれることが無かったのですが、それはあの時の過ちの罰が当たったと考えているそうです。
「いまさら子どもになって欲しいという気はありません…ですが、私の過ちを謝りたいと考えている、それだけなのです」
- 調査結果
- 三木さんのご事情は分かったものの、実際に養子縁組をした三木さんのご両親は既にこの世におられず、私たちは当時の縁組において、どのような約束がなされているかを知ることから始めなくてはなりませんでした。
当時、三木さんの子どもが預けられた乳児院は、時代が変わってもまだ運営されており、私たちは三木さんにもご同行願って、施設の方に事情を伝え、情報をいただくことができないかを相談しました。
施設長が対応してくださったのですが、過去の記録を確認すると、三木さんの子供を引き取ってくださった方のお名前や当時の住所は把握することができました。ですが、施設長からは「当時の契約で、実のご両親からの連絡をして欲しくない」とのご要望があること、養子に出てから子どもさん側からも実のご両親に面会を希望していないなど、令和の世の中になって対面、と言うのは非常に難しいのではないかとのお話でした。
その後、私たちは三木さんからのご要望を受け、養子に出た子どもさんの現在の様子を引き続き調査させていただき、静岡県内で消防士として働いていること、結婚されたばかりであることなどをお伝えさせていただき、今回の調査は終了となりました。
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稼働しない車を売りつけられたので売主を探してほしい
広島県広島市南区 40代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 6日間
- 費用総額:
- 1,210,000円
- 1日あたりの金額:
- 約20.1万円
- 依頼内容
- 今回の依頼人である佐野さんは、長年ある自動車メーカーのスポーツカーのファンで、余裕があればそのスポーツカーの過去モデルを購入して、自身のガレージに飾っておくほどのマニアです。
「今回も、オークションで平成元年モデルの車種を見つけて、稼働すると言うことで、あまりためらうことなく落札したのです」と、佐野さんはおっしゃいます。
実は、この時に落札した車種が、購入して2日後には稼働しなくなり、その件で相談をしようと売り主に連絡を取ると、既に携帯電話は解約されていたり、住所地に出向いてみるとそのような家はなく、佐野さんは売り主と連絡を取ることができなくなってしまったのです。
稼働車だからと聞いて、150万円も支払ったのにこのざまでは、佐野さん自身も納得がいかないのは当然で、私たちに売り主の行方を調べて欲しいと、調査を依頼されたのでした。
- 調査結果
- 佐野さんから、納車当時の様子を教えていただくと、その時の写真があることを教えていただき、私たちはその「売り主」の顔を確認することができました。
その写真には、車を運んできたと言う「売り主」の知り合いの自動車会社の車が映っており、そのトラックには自動車会社の名前が書いてありました。
私たちが、さっそくその自動車会社を尋ねると、社長さんが対応してくださいましたが、自身の顧客であるAと言う男性に頼まれて、1日だけ自社のトラックを貸したのだ、と言う事でした。
さらに私たちは、そのAと言う男性について社長さんから情報を得て、Aさんの行方を捜した結果、東京都内でサラリーマンをしていることがわかり、私たちはAさんに事情を聴くことができました。
Aさんは、その売り主とは自動車愛好者のオフ会で出会ったと言い、今回だけでなく、過去に数回「トラックを貸して欲しい」と依頼を受け、売り主が売却した車を運ぶのを手伝ったと言います。そして、佐野さんの案件であって以来、最近会っていないとのことでした。
結局、売り主に直接連絡することはできなかったのですが、売り主の実名と住所、出没しそうな場所やイベントについて情報を得ることができたので、佐野さんに一度報告させていただきました。
佐野さんも、実名や住所が確認できれば、警察に相談も可能になるとのことで、私たちの調査はここでいったん終了となりました。
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妻と不倫していた相手の慰謝料の支払いが途切れたので探してほしい
富山県富山市 30代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 8日間
- 費用総額:
- 1,584,000円
- 1日あたりの金額:
- 約19.8万円
- 依頼内容
- 「お金が欲しいかと言えば、そうではないのですが」と、苦しい胸の内を明かしてくださったのは、今回の依頼人である浅井さんです。
浅井さんは、2年前に妻の不倫が原因となって離婚、妻とその不倫相手である田井氏から慰謝料を月額で支払わせることになったそうです。
妻と田井氏は結局再婚することもなく破局したそうで、妻からの慰謝料は離婚後から途切れることなく定期的に支払われているそうです。
「でも、田井氏からの慰謝料が3ヶ月前に急に途絶え、携帯電話も通じなくなり、自宅に行っても田井氏は無断で引っ越していたようで、連絡が一切取れなくなってしまったのです」
会社経営者である田井氏ですが、その会社に出向いてみると田井氏は社長を退任しており、田井氏との関係は一切途絶しているとのこと…状況に窮した浅井さんは、私たちの事務所に田井氏の行方調査を依頼することにしたのです。
- 調査結果
- 田井氏の情報を得るために、田井氏と交流のあった人間を調べること、同時に田井氏がSNSなどで近況を知らせていないかを確認…最初は、この二方面作戦で臨むことにしました。
このうち、SNSについて田井氏の友人と思われるフェイスブックの書き込みに、焼肉屋で会食している田井氏とその仲間たちの光景がアップされているのを見つけました。
私たちは、さっそくその焼肉店に出向いて田井氏の情報をつかむことにします。
そこで得られた情報は、田井氏がある別の会社の社長の運転手をしているという事実と、その社長に付き添って週末の番にその焼肉店にやってくるという情報でした。
そして、私たちも週末に客を装ってその焼肉店にいると、田井氏と田井氏を養っている社長と思われる男性、他数名が入店してきます。
偶然にも、私たちの隣の畳の間に陣取った田井氏らは、ビールをあおり、肉を食べ、さぞ上機嫌の様子で話に花を咲かせていました。
私たちは、この時の田井氏の様子と音声を録画し、浅井さんに確認を求めると「間違いない」とのことでした。
私たちは、その後も田井氏の尾行を続け、田井氏の現住所もつかむことに成功しており、今後は浅井さんが弁護士を通じて田井氏に対して約束の履行を求めることになるとのことでした。
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父の遺言状に書かれていた異母兄弟を探してほしい
山口県下関市 40代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 8日間
- 費用総額:
- 1,668,000円
- 1日あたりの金額:
- 約20.8万円
- 依頼内容
- 地元で長年不動産業を営んでいた前野太郎さん…今回の依頼人は、その前野さんの子どもさんたちである、一郎さん、次郎さん、三郎さんです。
「遺言状が用意されていて、それを読んだ時に兄弟そろって愕然としました」と、一郎さんはおっしゃいます。
なんでも、自分たち3人以外にももう1人、「園子」と言う女性の子どもがいると言うことが書かれてあり、自身の不貞によって迷惑をかけた園子にも、自分の遺産を渡すと書かれているのです。
そして、遺言状に書かれていた住所に行ってみると、そこには何も建物は残っていない更地…それならばと、香典帳を確認してみると、そこには「山谷園子」と書かれているのを見つけたのですが、連絡先につながる証拠は見つからなかったそうです。
そこで前野さんご兄弟は、私たちに「山谷園子」さんを探してもらいたいと、依頼をしてこられたのです。
- 調査結果
- 前野さんから頂いた情報により、改めて遺言状にある園子さんの住所に出向くと、確かに更地になっていました。
私たちは、周辺で聞き込みを行った結果、近所に住んでいた時に仲の良かったという元同級生に出会うことができました。
彼女の情報によると、園子さんとは年賀状のやり取りをしており、その住所が正しければ…とのことでしたので、事情を説明してその住所を教えていただきました。
こうして、現在はその住所に住んでいる園子さんの自宅を突き止めた私たちは、その子さんがどのような暮らしをしているかも調べることにしました。
園子さんは、学校の教員をしているそうで、2人の子どもに恵まれて、今では上のお子さんの習い事であるバレエにつきっきりで送り迎えをしているご様子です。ご近所の方にお話をお聞きすると、お母様は3年ほど前にお亡くなりになっているようで、今はご主人と子どもさんとだけが一緒に暮らしておられるとのことです。
ここまでの情報を取りまとめて、前野さんご兄弟にご報告させていただきました。
園子さんが幸せに暮らしてくださっているならばありがたい、とのお話でありました…今後は、弔いが落ち着いてから改めて園子さんに遺産相続のことをご相談したい、とのことでした。
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1000万円の借金を踏み倒している男を探してほしい
兵庫県神戸市灘区 40代 男性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 13日間
- 費用総額:
- 2,016,000円
- 1日あたりの金額:
- 約15.5万円
- 依頼内容
- 個人投資家の和田さんは、私たちに「ある男性を探して欲しい」とのご依頼をお持ちになりました。
ある男性というのは、有名税理士事務所での勤務経験を売りにする男で、その後自分の事務所を興して以来、個人投資家の資産運用などのアドバイスを行っていたと言いますが、和田さんはこの男の相談を受け、出資者となったのです。
「個人投資家向けのスクールを開業したい、そのための開業資金を支援して欲しい」とのことで、和田さんは今までの資産運用のアドバイスの的確さも踏まえ、“この人間なら失敗しないだろう”と、支援を快諾し、1500万円の貸し付けを行ったのです。
「でも、最初の支払いを行って以来、1千万近くある借金を返すこともなく、この男は行方をくらましてしまったのです」
私たちの調査で、是非ともこの男を探して欲しいとのことでした。
- 調査結果
- 男が事務所を構えていた税理士事務所に行くと、そこにはすでに事務所を経営している痕跡はなく、事務所の入り口には「貸事務所」との張り紙がしてある状態でした。
私たちは、その税理士事務所に勤めていた社員たち、和田さんのように個人的にアドバイスを受けていた個人投資家など、さまざまな人間の聞き取り調査を行いました。
その中で、男の愛人と言われるある女性の存在がわかり、私たちはその女性の尾行を始めました。ひょっとすると、男がこの女性と連絡を取り、姿を現すかもしれないと踏んだのです。
雨の金曜日、女性が住んでいるマンションに「例の男」がやってきたところをつかんだのです。
滞在時間は短時間でしたが、帰りにはエントランスまで見送りに来ているところを見ると、親密な関係性が十分にうかがえる光景でした。
ここまでの調査結果を、和田さんにご報告させていただくと、今回の調査資料も含めて、刑事事件として告訴することを検討したい、とのことでした。私達も、提携している弁護士の先生をご紹介させていただき、今回の調査はこれで終了となりました。
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刑務所から出所した男性が今何をしているか探してほしい
静岡県静岡市駿河区 30代 女性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 11日間
- 費用総額:
- 1,923,000円
- 1日あたりの金額:
- 約17.4万円
- 依頼内容
- 今回の依頼人である三田さんは、8年前に受けた性的暴行事件の被害者となって以来、男性と会話をすることもままならない「PTSD」の状況になってしまい、今は自宅に引きこもっている日々を送っているそうです。
「その時の加害者は懲役8年を求刑されたそうで…今月になって、刑務所を出所する時期になっているのだと思います」
そこで、私たちに加害者の男性が今どうしているか、自分に対して復讐をすることがないだろうかを、確認して欲しいと言うのが今回の調査依頼です。
「ここで、あの男性が私の人生にこれ以上影響を及ぼさないと言うのであれば、私も自分の人生のことを考えたいと思っています」
三田さんにとって、癒し切れない心の傷を負ったあの事件…それでも、自分の人生をもう一度スタートさせたいと言う三田さんの想いを受けて、私たちは調査を開始しました。
- 調査結果
- 三田さんを性的に暴行した人間のことを、仮にAとします。
Aは、三田さんが見込んだとおり、この3月に刑期を満了して退所しており、今はどこにいるのかわからない状態でした。
私たちは、Aが元住んでいたアパートの周辺、そして当時勤めていた元会社の同僚などに聞き込みを行い、その結果Aの現在につながる手がかりを得ました。
Aは、出所してから郷里の北海道に戻り、農家をしている両親のもとで一緒に農業を始めていたことがわかりました。実際に私たちも北海道に飛び、Aが農業にいそしんでいる様子を確認してきましたが、その姿からは決して誰かを恨むような姿勢は見受けられませんでした。
北海道でAを尾行していた私たちですが、酒や女に溺れるでもなく、地元に帰ってきて農家の寄り合いに参加するなど、懸命に農業で生計を立てられるようにと努力しているAの姿が印象に残りました。
これらの調査結果を、三田さんにご報告すると、なんだか複雑な心境でした。
「こんなにまじめな人が、どうして犯罪を起こすようなことをしたのでしょうか」…その問いかけに、私たちは何も答えを返すことができませんでした。
私たちの調査はこれで終わりましたが、三田さんの人生にとってプラスになる決断をなされることを、今は願うしかないと思っています。
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幼少期に両親が離婚してから会っていない父親を探してほしい
新潟県新潟市北区 30代 女性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 7日間
- 費用総額:
- 1,530,000円
- 1日あたりの金額:
- 約21.8万円
- 依頼内容
- 今回の依頼人である橋本さんは、幼少期に父母が離婚したことで、母の手一つで育ててもらった家庭環境とのことですが、非常にお母様への感謝の思いが強いようです。
「離婚したのは、当時経営していた事業が倒産して、父親の借金を背負わないようにするために、苦渋の選択だったと母からは聞いています」
そう語る橋本さんですが、あれから33年…35歳になり、自らも結婚し、家庭を持つようになった橋本さんは、お母様の死に直面し、あることを考えたそうです。
「母親とは大学進学以来、就職して一人暮らしのままだったので…その、実の父親の連絡先が一切わからないのです」
そもそも、母親が実父に連絡を取っていたかどうかもわからず、その連絡先もわからない…そこで橋本さんは、私たちに調査を依頼されたのです。
- 調査結果
- 私達も、橋本さんにご協力をいただき、お母様の遺品や日記、メモ…あらゆるものを調べて調査をすることになりました。残されていた手紙の中で、最も新しい日付のものに書かれていた住所…岡山県のある町が浮かび上がり、私たちは岡山に向かいました。
岡山で聞き込みを行う中で、実父が岡山で懸命に働いていたこと、そこで知り合った地元の女性と再婚したことがわかりました。そして、今はその町に家を構えて、高校生になる一人息子と一緒にリトルリーグで野球に励んでいるとのことでした。
私たちは、実際に実父が暮らしている家の場所も確認することができました…そこでは、夕暮れになると自前の照明を点灯させ、息子のトスバッティングに付き合っている初老の男性の姿を見かけました。
今までの調査結果を、橋本さんに報告させていただくと、何かを悟られたようです。
「きっと、再婚を機に連絡を取ることをやめたのでしょう」と橋本さんはお話になり、実母が亡くなったことを報告することを、少し時間をかけてから考えたいとのことでした。
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実の両親を探してほしい
石川県金沢市 30代 女性
家出・人探し・行方不明調査
- 調査日数:
- 8日間
- 費用総額:
- 1,680,000円
- 1日あたりの金額:
- 約21万円
- 依頼内容
- 今回の依頼人である小野さんは、幼少期に児童養護施設に預けられ、そこから今のご両親…いわば「里親」の元で成人まで養育をしていただいた方です。
そんな小野さんが、ぜひ探して欲しいと私たちの事務所にやってきたのは「実の両親」に関することでした。
「戸籍謄本には“佐野史郎”とか“佐野智子”と書いてあります…これが私の生みの親です」と、小野さんはぜひともこの2人を見つけてもらえないだろうか、と願っているのだそうです。
「育ててもらった、小野のお父さんとお母さんには感謝してもしきれません…でも、私も母親になることになって、自身の本当の両親について、知りたくなったのです」
少し大きくなってきたお腹をさすりながら、小野さんは私たちに何度も何度も「父と母を見つけて欲しい」と懇願されるのでした。
- 調査結果
- 小野さんの戸籍によると、出生届を提出されたのはここからかなり離れた、長野県の松本市でした。
さっそく私たちは松本市に飛び、“佐野史郎”さんや“佐野智子”さんについて、古い住宅地図なども確認しながら調査を開始しました。
調査を開始してから3日後、私たちが一度聞き込みをしたある男性から「ひょっとしたら」とのことで、再度自宅を訪問してくれるよう依頼がありました。
実際にその男性のお宅を訪問すると、男性はある集合写真を見せてくださいました。
それは、昭和60年代のころ、当時勤めていた工務店の慰安旅行で撮った集合写真だそうで、男性はその写真の中である男女を指さします。
「これが、佐野史郎くん…で、隣にいるのは前田智子さん…そう、2人は当時交際中だったんです」
男性は、自分の名前を伏せるとの条件で、佐野史郎さんについて教えてくれました。
佐野さんは前田さんとの交際をはじめ、結婚をお願いしたのですが前田さんの両親に反対されていたが、そんな時に前田さんの懐妊がわかり…2人は入籍し、そして子どもを産み、松本市から姿を消したのだそうです。
「その一人娘さんには申し訳ないが、それ以降のことは私にはわからないのです」と、男性は申し訳なさそうに語っていました。
私たちは、今までの調査結果を小野さんにお伝えし、許可を得て撮影してきた集合写真のデータをお見せしました。
小野さんは「これで十分です」とのことで、自分が望まれて生まれてきたのなら、それでいいと…ご自身に言い聞かせるように語っておられました。
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