結婚前調査って本当に必要?結婚前調査しているケースとバレたときのリスク
皆さん、結婚する前に婚前調査、身辺調査はしましたか?一生連れ添うかもしれない相手の素性をちゃんと分かっている人は、意外と少ないものです。
この記事を読めば、婚前調査の大切さがわかるかもしれません。
婚前調査って本当に必要?
「結婚を考えている相手を信用しないなんて考えられない!」という声も聞こえてきそうなので、「本当に婚前調査って必要なのか?」と疑問に思うことも当然だと思います。
結婚相手に不安を抱えている人は少なくない
結婚を決めた以上、相手にある程度の信頼感は抱いていると思いますが、それでも結婚相手に不安を抱いている人は少なくありません。
離婚率が年々アップしているとはいえ、結婚する以上、一生その人と添い遂げるのが本来の結婚の理想。
ポジティブに結婚に踏み切るために、状況によって婚前調査は必要だと言えます。
親が婚前調査を依頼するケースも多数
結婚する当人同士がお互いを信頼し合っていたとしても、婚前調査に発展するケースがあります。どうしてかと言うと、親が結婚相手の婚前調査をするケースです。
特に娘親からすると、「大事な娘を預ける相手の素性ははっきりさせておきたい」と思っています。その気持ちは分からなくもありません。
婚前調査を依頼しているケースを紹介
婚前調査は、どのようなケースで依頼されるのか?婚活サイトや結婚歴など、よくあるケースをまとめてみました。
これから紹介する概要が当てはまる人は、婚前調査を検討した方がいいかもしれません。
ケース1、婚活サイトで出会った相手
婚活サイトは、一昔前まで出会い系サイトの延長線と思われていたため、ネガティブなイメージがありましたが、現在は結婚相手を探すツールとして定着しています。
健全な婚活サイトは、登録者に身分証明書や収入証明書の証明書を提出してもらっているので、出会った相手が身分を偽っている可能性は低いです。
しかし、油断は禁物!結婚を焦っているがあまり、プロフィールを偽っていたり、見栄を張っている可能性があります。結婚した後に「こんな人だったなんて...」とならないように婚前調査を依頼する人が増えています。
ケース2、両親や友人に会わせてくれない
結婚する前に両親に挨拶するのは礼儀として基本です。できれば、友人にも挨拶しておきたいと思うのが普通です。
しかし、どうしても合わせてくれないケースもあります。「どうして合わせてくれないの?」と聞いても、うやむやな返事でごまかすだけ...
「何か怪しいなぁ」と思うのは当然なので、婚前調査を依頼するというわけです。
調査した結果、
- 結婚相手の家庭が崩壊していた
- 暴力団関係の家業をしている
- 悪い友達が多い
- 家族に犯罪歴がある
などの理由が判明することがあります。
ケース3、言動に問題がある
子供が結婚相手を連れて来た時に、結婚相手の言動に違和感を感じる親は多いようです。この時に、「どんな教育を受けて育ったのだろう?」と思う親が多く、婚前調査に発展することがあります。
つまり、これは結婚相手の親が婚前調査を依頼するケースです。子供の育ちに問題がある場合は、親に問題があること多数。
親に問題があるとなれば、嫁姑問題に発展する可能性もあるため、娘親としては気が気ではありません。
ケース4、職場での立場や将来性が不安
結婚相手の男性に求める条件において、収入は一番大事と言っても過言ではありません。
彼の職場での地位や将来性はいかがなものなのか?彼が口で言っていても100%信用できるとは限らないため、婚前調査に発展するケースがあります。
婚前調査した結果、
- コロコロ転職を繰り返している
- 聞かされていた職業(ポジション)と違った
というケースが多いです。
ケース5、相手の結婚歴を知りたい
バツがついている人が珍しくなくなった時代とはいえ、結婚相手には初婚を求める人も多いです。
バツを隠さない人もいますが、どうしても隠したい人もいるため、婚前調査しないとはっきりわからないケースもあります。
婚前調査したら、
- バツがついていた
- バツイチどころかバツ2だった
- 子供がいたことを隠していた
- 多額の養育費を払っていた
- DVで離婚した
- ギャンブル癖で離婚した
などが判明することがあります。
ケース6、金銭の話が出る
結婚相手に「お金を貸して欲しい」と言い出してきたら、要注意です。結婚詐欺師の可能性があります。
- 事業がうまくいかなくて
- 親が病気で
など、様々な理由をつけてお金をむしり取ろうとするので、気をつけなければなりません。
結婚前調査がバレてしまう可能性は?
結婚前調査をやる方法として、探偵などの興信所に頼む方法と、自分で調べる方法があります。
結論からいうと、興信所で行う調査がバレる可能性は低いです。興信所は調査のプロですので、バレないための対策は色々やっています。覆面、変装、複数人で交代で張り込むなど、素人である被調査対象者からは自分が調査されているとはわからない工夫が施されています。
一方、自分自身で行う調査の場合、そもそも顔が相手にバレていますし、マンパワーも時間も足りませんので、ちょっとした油断でバレてしまうこともあります。また、調査をしている側の内心の動揺などで、思わぬミスをしてしまい、そこからバレることもあるでしょう。
結婚前調査がバレてしまったときのリスク
内密で実施したつもりの結婚前調査が、相手にばれてしまった場合、どういうリスクが考えられるでしょうか。
相手からの信頼を失う
相手も人間ですので、信頼していたはずの婚約者が、自分に内緒で身辺調査を他人にお願いしていたとしれば、良い気持ちはしないでしょう。リアクションの大きさは、相手の感じ方や人生経験によるかもしれませんが、気分を害してしまったり、こちらへの信頼が失われてしまう可能性は十分にあります。最悪の場合は、婚約破棄という状況になってしまうかもしれません。
相手にばれてしまい、失望されたり無断で調査したことを責められたりした場合は、誠心誠意、なぜ結婚前調査をしようと思ったのか、心に不安があった理由を丁寧に説明しつつお詫びしましょう。
そのときに聞きたいことがあれば、正面きって聞いてみてもよいかもしれません。相手を傷つけないために直接質問ではなく調査という形をとった、信頼しきれずに申し訳なかったと誠心誠意伝えれば、相手の気持ちも解れるかもしれません。
こちらの素性について求められるレベルもあがる
結婚前調査の実施がバレた場合、相手からこちらに求める素性の確かさのレベルも上がる可能性があります。
他人の素性を問いただすほどクリーンなバックグラウンドをもっているのか、と聞き返したくなるのが人情です。相手について調査した事項、例えば、結婚暦や子供の有無、家族の状況、過去の職歴など、同じような情報の提供を求められることもあるでしょう。
聞かれて困ることは何もないと自信をもって答えられればよいのですが、結婚適齢期まで生きていれば、人間はひとつや二つ、秘密にしておきたいことはあるものです。
お互いに知らないほうが幸せなこともありますので、お互い様という状況になりそうな場合は、結婚前調査の実施の決断は慎重に行いましょう。
相手の職場や家族に悪い評判がたつ可能性がある
結婚前調査の方法は様々ですが、職場や家族、友人・知人に聞き込み調査をすることも少なくないでしょう。相手の過去をする生身の人間のコメントは、いつでも参考になるものです。
自然な形で質問と回答がすすめばよいのですが、真相を引き出そうと真剣に質問する余り、結婚前調査であることが、聞かれた相手に気づかれてしまうことがあります。
聞かれた相手が、婚約者に対して、こちらが色々センシティブな情報を聞いて回っていたよということを伝える可能性があります。また、聞かれた相手が婚約者と親しい間柄だった場合、直接コミュニケーションをしないで周囲に聞いて回るこちらに対して、悪い印象を持つ場合があります。
婚約者との間に十分な信頼関係を築けていないという評価になるでしょうし、無償の愛ではなく条件次第で結婚するかどうかを決める計算高い人という感想をもつかもしれません。
婚約者の周囲の人とは、結婚後もなにかと付き合いがある可能性があります。結婚前調査をすることで悪い評判が伝わって破談になる可能性のほか、悪い印象を持たれたまま結婚することで、結婚後の人間関係が重苦しいものになってしまう可能性もあります。
【まとめ】婚前調査をしたい場合は探偵事務所に相談を
今回は、婚前調査の重要性に迫ってみたのですがいかがでしたでしょうか?
「調査なんて必要ない」と思っていた人も、「もしかしたら必要かも?」と思ったかもしれませんね。
「婚前調査してみたら婚約者が結婚詐欺師だった!」というケースもあります。信頼しきっている相手であっても婚前調査はしてみた方がいいのかもしれません。
本格的に婚前調査したい場合は、探偵事務所に相談してください。プロならではの行き届いた調査をしてくれます。