メンヘラな人と結婚すると後悔!?結婚前にメンヘラかどうかをチェック

メンヘラ女性

情緒不安定、極端な寂しがり屋、過剰な束縛。

ただの彼氏・彼女の関係であれば、そんなメンヘラの人の特徴も「かわいい」と笑ってすませるのかもしれません。

しかし、結婚となると話は違います。結婚すると本人同士だけの問題ではすまないことがたくさん出てきます。メンヘラの人と結婚すると地獄だと思う人もいて、後悔することもあるでしょう。

今付き合っている人に対し、「もしかしてメンヘラ??」と少しでも疑問に思ったことがある人は、結婚を考える前に本当にメンヘラかどうかをチェックしてみましょう。

メンヘラとは?

メンヘラとは、心に問題を抱えている、精神を病んでいるという意味で使われる言葉です。もともとは、メンタルヘルス=精神衛生の略で「メンヘル」、そこに英語の接尾語-erを付け加えてメンヘラ=メンヘルな人と呼ばれるようになったようです。

心を病んでいる=精神病と解釈する人もいるかもしれませんが、医学的な精神疾患を持った人とは異なります。

メンヘラは、医学用語ではなく、もともとはネットスラングです。「付き合ってくれないと自殺する!」と大げさに騒いだり、周囲の人間に構ってほしくて自傷行為を繰り返すような、少し病的な人のことを言います。

メンヘラな人と結婚するとどうなる?

メンヘラ彼女

メンヘラな人との結婚を考えている人は、相当な覚悟が必要になります。しかし、真剣に好きになって結婚を考えた相手がメンヘラだったという場合もあるでしょう。

ここでは、メンヘラな人と結婚すると実際にどういう問題が起こりうるのかを具体的に紹介します。

精神的に疲れて夫婦関係が悪化

メンヘラな人は気分にムラがあり、情緒不安定な人が多いです。機嫌が悪い時はヒステリックに怒鳴り散らし、機嫌のよい時は急に明るくなったり、一緒にいると振り回され、精神的に疲れてしまいます。

精神的な負担が大きくなってくると、当然パートナーのことを思いやる余裕など無くなってしまうので、自然と夫婦関係は悪化してしまうことになります。

子どもにもメンヘラが影響する

メンヘラな人と結婚するのであれば、子どもにも影響してしまうことを覚悟する必要があります。

「子どもができればメンヘラも改善されるのでは?」と期待したくもなりますが、淡い期待を抱くことはやめた方がよいでしょう。子育ては、普段精神的に安定している人でも育児ノイローゼや鬱病になることがあります。もともとメンヘラな人は、更に精神状態が悪化してしまう可能性が高いです。

情緒不安定な親の元で育った子どもは、親の不安定な感情に振り回され、同じようにメンヘラになってしまうかもしれません。

パートナーを束縛する

メンヘラな人は、過度な心配性で自分に自信が無いためにパートナーの行動を束縛することが多いようです。仕事中でも関係なく頻繁に連絡をし、返信がなければ必要以上に問い詰めたりします。

また、仕事上の付き合いや友人関係も制限するので、家庭以外の外の世界との繋がりが次第に希薄になってきます。仕事の付き合いまで束縛されてしまうと、仕事のパフォーマンスにも影響することもあるので注意が必要です。

生活が不規則になる

メンヘラな人は、昼と夜が逆転して不規則な生活を送っていることが多いです。結婚して改善されればよいですが、染みついた生活習慣はなかなか直ることはありません。それどころか、パートナーに甘えて更に不規則な生活が悪化することも考えられます。

メンヘラな人と結婚するのであれば、自分も不規則な生活に巻き込まれなように気を付ける必要があります。

不倫する可能性が高い

メンヘラな人は基本的に恋愛体質です。束縛が激しいので、パートナーに執着するのかと思いきや、パートナーからの愛情を充分に感じることができなければ、結婚していても関係なく他の男性に愛情を求めます。

恋愛体質のメンヘラな人は、理性や立場よりも自分の感情をまず優先する傾向があるため、常に不倫の恐れがあり、結婚生活が安定しない可能性が高いと言えるでしょう。結婚に安定的な幸せを求めるのでれば、メンヘラな人との結婚はおすすめできません。

結婚前にメンヘラかどうかをチェックしよう

「もしかしてメンヘラなのかな?」という疑問を抱いたまま結婚すると、結婚後に後悔することになります。結婚後にメンヘラになる人でも、結婚前からその予兆はあります。

結婚してから後悔する前に、まずは相手がメンヘラかどうかをチェックしましょう。

メンヘラの人の特徴を9つ挙げました。

1.依存心が強い

メンヘラな人の一番の特徴は、依存心がとても強いことです。極度の寂しがり屋のため、相手が少しでも心を開いてくれたことが分かると、どんどん依存していきます。

自分の寂しいという心の隙間を埋めるためなら、相手の都合などお構いなしに振り回します。常に自分本位で、相手のことを尊重しなければならないという基本的な感情が欠落しているのです。

付き合っている時は、それでもかまわないと思うことがあるかもしれませんが、結婚後でも同じように依存心が強いと日常生活に支障がでます。

「もしかして?」と思うようなところがあれば要注意です。

2.感情の起伏が激しい

感情の起伏が人よりも激しいのも、メンヘラな人の特徴の一つです。

辛い時や悲しい時、普通であれば、自分の中に抑え込んで自分で解消してしまうような些細なことも、メンヘラな人は自分で処理することができずに、周囲の人にそのまま感情をぶつけます。その代わり、機嫌が良い時はそのまま嬉しいという気持ちを表に出し、人によっては無邪気で可愛いと思うこともあるでしょう。

3.束縛する

メンヘラな人は、相手のことを束縛します。仕事上の仲間や昔からの友人など、自分以外の誰かと過ごすことを嫌がり、相手の交友関係を制限してしまうのです。

相手が仕事で忙しい時でも返信があるまでLINEを何度も送りつけ、返信が来なければ「どうして返事をくれないの?何してるの!?」と不満をぶつけます。

基本的に自分に自信が無いため、相手が自分のコントロール下にいないと不安でたまらず、相手の行動を常に把握したくなるのです。

4.猜疑心が強い

猜疑心が強いこともメンヘラな人の特徴です。どれだけ相手が愛情表現してくれたとしても、「本当に好きなの?浮気してない?」と相手の気持ちを疑い、なかなか信頼関係を築くことができません。

また、自分への愛情を確かめるために自傷行為を繰り返す人も。常に疑いの目を向けられるため、一緒に過ごすことにストレスを感じる人も多いでしょう。

5.SNSに依存している

メンヘラな人は、SNSに依存している人が多い傾向にあります。「誰かに認めてもらいたい」という承認欲求が人よりも強いため、SNSに過剰に投稿して自分の存在をアピールして多くの人と繋がろうとします。

また、彼氏や旦那への愚痴を書くための裏アカを持っている人は多いと思いますが、メンヘラな人はそれとは別に、病みアカを持っていることも。自分と同じように心を病んでいる人と繋がるためのアカウントを持ち、ネガティブな投稿を繰り返します。

6.夜行性

メンヘラな人は、夜行性の人が多いです。夜にきちんと睡眠時間を確保して規則正しい生活をすることは、脳や体の回復には欠かせません。メンヘラな人は、夜に眠らずに不規則な生活をしているために、自律神経が乱れ、精神的に不安定な状態に陥ってしまっているのです。メンヘラを改善したければ、まずは夜型の生活を改めることが近道かもしれません。

7.ネガティブ

メンヘラな人は常にネガティブで、些細な失敗でもなかなか気持ちを切り替えることができず、「どうせ自分なんか…」とどんどん自分を卑下していってしまいます。

ネガティブ思考が行き過ぎて、「自分なんていなくてもいい」と自分の存在価値を見出せなくなると、自傷行為に走ってしまう人も。

自分を否定し続けるメンヘラな人と長時間過ごすと、負のオーラが伝播して疲弊しきってしまうでしょう。

8.虚言壁がある

メンヘラな人は、相手の気を引くためなら平気で嘘をつきます。人に構ってもらおうと仮病を使うような嘘ならまだ可愛いものですが、時には他人を陥れるような嘘をつくことも。

「あの人が自分の悪口を言っている、いじめてくる」とありもしないことを周囲に触れ回って、犯人を仕立てあげてしまいます。厄介なことに、このような嘘をつく人は被害妄想も激しく、自分では嘘を言っていると認識していないことがあります。

9.体の関係を持ちやすい

「誰かに愛されたい、認めてもらいたい」という欲求が強いため、メンヘラな人は簡単に体の関係を持ってしまう傾向があります。

少しでも他人に優しくされると嬉しくなって体の関係を持ち、心の安定を得ようとします。しかしそれも長続きはせず、結局同じことを繰り返し、更にメンヘラは悪化してしまうことになるのです。

メンヘラは結婚後に治る?

メンヘラな人と結婚を考えている人にとって、メンヘラは治るのかどうかは一番気になるところでしょう。

彼氏、彼女がメンヘラかも?と思っても、好きなので結婚したい。そう考えてはいるが、メンヘラが気になる。

メンヘラはすぐに治るというものではありませんが、間違いなく改善させることはできるでしょう。ただし、放っておいても改善しません。また、環境や条件によっても変わります。

改善できるかを見極めるポイントがあるのでご紹介します。

<治る見極めポイント1>同性の友人の有無

メンヘラが結婚後に治るかどうかの見極めポイント1つめは、同性の友人がいるかどうかです。メンヘラな人は、一般的には恋人に依存していることが多いのであまり同性の友人がいません。また、ゲームやSNSでの友人しかいないことも。

しかし、会って話せる仲の良い同性の友人がいるのであれば、メンヘラは治る可能性があります。

恋人関係と違い、同性の友人との付き合いにはある程度の協調性が必要になるからです。また、人と会って話すことで気も晴れ、ポジティブになれるからです。

結婚後にパートナーへの依存心も少しずつ減らすこともできるため、同性の友人の有無は重要です。

<治る見極めポイント2>仕事が長続きしているか

メンヘラな人は、感情の起伏が激しいために上司や同僚とトラブルを起こしやすいために、同じ職場で長続きがしないという傾向があります。しかし、同じ職場で仕事が長続きしているのであれば、結婚して情緒が安定してくればメンヘラも治るかもしれません。

仕事が長続きしているということは、忍耐力や社交性も少しは備わっていると判断できます。改善の余地は十分にある程度のメンヘラということです。

同じ職場で仕事が長続きしていることを褒め、結婚後に少しずつポジティブな思考にしていくことで改善できるでしょう。

まとめ

もし、彼氏、彼女がメンヘラだったとしたら。そのメンヘラな人との結婚を考えているのであれば、まずは相手との結婚生活を具体的にイメージしてみてください。

2人でしっかりと生活を送ることができるか、子どもができた時に育てることができるかどうかなど、結婚生活を想像した時に「難しいかもしれない」と感じたら結婚は避けた方が無難です。

ただ、付き合っている間にメンヘラの症状が少しでも改善してきた場合や、結婚後に治るかもしれないと感じた場合は、好きな人と結婚できることを考えれば、後悔はしないでしょう。

メンヘラの人と結婚して後悔、地獄だと思う前に、結婚前から彼氏、彼女をよく観察して結婚を判断してください。

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