自営業の彼氏と結婚するメリット・デメリットをご紹介
彼氏が自営業だと本当に結婚してもいいのか不安になるものです。自営業は自由で収入が高いというメリットもあれば、将来が見えないという最大のデメリットもあります。
彼氏が自営業で結婚を考えている女性のために、メリット・デメリットをご紹介します。
結婚を決断するまえにご一読ください。
自営業の彼氏と結婚するメリット
休日を自由に設定できる
自営業者の業種によっては、比較的自由なスタイルで働くことができるのが特徴です。もちろん、お客様相手の商売の場合、営業日をしっかりと定めている場合などは、そのルールに従うため、自由に設定できません。
しかし、インターネットを使った商売をする自営業者の場合は、納期に間に合わせることができれば自由にスケジュールを組むことができます。また、飲食店などの場合は、前もってお客様に告知することで、休日を取得することができるでしょう。
家族の都合に合わせて休日を設定することが可能で、たとえば、夫婦で旅行したいときには、奥さんの仕事などの都合に合わせやすいでしょう。冠婚葬祭や家族の看病など、さまざまな用事にも柔軟に対応できることがメリットのひとつです。
子育てに協力してもらいやすい
上記の見出しと関連しますが、時間配分も会社員とは違って、ある程度自由に設定できるのもメリットです。
会社に拘束される時間がしっかりと決まっているわけではなく、仕事と仕事の合間の時間を自由に使うことができたり、少し休憩時間が増えても、誰にも文句を言われることがありません。
それらの時間を使って、子育てや困った時に育児をお願いしやすいです。仕事の時間を奥さんとずらすことで、奥さんが外に働きに出ている間に子供の面倒を見ることができます。
同年代より高収入を期待できる
基本的にサラリーマンの年収は年功序列の場合が多く、同年代と比較して似たような年収になることが一般的です。
一方、自営業の場合は、自分次第で商売を広げたり、多くの時間を使って仕事をすれば、高収入も夢ではありません。同年代の会社員よりも高収入を期待できます。
お金に対して堅実な人が多い
自営業者でお金を稼いでいる人は、お金の価値をよく知っている人が多いため、堅実な人が多いのもメリットのひとつでしょう。また、将来に対するリスク軽減のためにも、堅実家が多いのかもしれません。
収入に対してお金を使う割合など、収支を気にして生活ができる夫だと、お金遣いが荒くて首が回らなくなるというリスクは考える必要はないでしょう。
結婚相手としては、堅実さはメリットになるはずです。
住む場所の制約が少ない
店舗を構えるような自営業の場合は、その土地から移動することは難しいですが、一部の自営業者では、場所を選ばなくてもいいということもあります。月の半分は、家を空けていても仕事ができるということもあります。
会社員のように、毎日決まった場所に通勤する必要がない場合があり、その場合には、住む場所をある程度は自由に決められます。
海の見える場所に家を建てたり、田舎暮らしができたり、会社員よりも融通が効く場合があるので、奥様からするとメリットになるのではないでしょうか。
自営業の彼氏と結婚するデメリット
収入が不安定
自営業は毎月一定の収入が保証されているわけではなく、どうしても収入が不安定になります。例えば、「台風のような自然災害があり、お客さんが来なくなった」「得意先が無くなった」など、不測の事態が起きると、一気に収入が落ちてしまう可能性があります。
自営業を続ける限りは、いつまでもそのようなことが起こり得るという覚悟が必要です。
親に不安をかける
自営業に対してマイナスなイメージを抱いている人はいるため、親に結婚について報告すると心配される可能性が高いです。なかには、結婚に反対してくるケースもあるでしょう。
また、結婚したあとも、親には心配をかけ続けるかもしれません。商売は良いときもあれば、悪いときもあります。その様子を見ていると、親も不安になります。
実際に、親に金銭的な援助をお願いする可能性もあり、親に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。
廃業の可能性がある
自営業は仕事がなくなってしまえば、最終的には廃業しなければいけません。収入が減って食べていけなくなったら、閉じなくてはならないでしょう。
もちろん、普通の会社であっても倒産する可能性があり、解雇されるケースも0ではありません。しかし、会社員よりも自営業のほうが仕事のなくなる可能性はより大きいとされています。廃業してしまえば、次の仕事を探す必要があり、家計への影響はとても大きいです。
また、仕事で借金をしていた場合は、その借金が残ります。家や車など生活のためのローンではなく、仕事が無くなり収入も無くなりますが、借金だけは残るリスクがあります。
休みが少ない
メリットで休みを自由に設定できると紹介しましたが、休みの多さでは、サラリーマンと比較すると多いわけではありません。会社員は、有給休暇などを合わせると、休日はしっかりと取得できます。
自営業の場合、休まず働けばその分、収入に繋がります。逆に休めば収入は減るので、休まず働く人が多いのが事実です。
いざという時は休みやすかったり、前もって計画する休みなどは比較的、自由に取得しやすいですが、日数でいうと少ないのがデメリットでしょう。
ローンの審査で不利になる
自営業は収入が不安定であり、廃業のリスクもあるため、金融機関からの信用は低く、ローンの審査では不利になることが多いです。ローンが組めたとしても、望む金額のローンが組めないこともあります。
住宅ローンなどだけではなく、クレジットカードを作るのさえ苦労することもあります。
自営業の彼氏と結婚する際のチェックポイント
継続して安定した収入を得ているか
自営業の彼氏の収入の安定性を確認してください。結婚して、2年、3年ですぐに不安定になり、生活ができない状態になるのは、奥様にとってリスクが大きすぎるでしょう。
最低でも3年程度継続して一定の収入を稼げているのか、浮き沈みはどれほどだったのか、彼氏に聞いてみることです。
また、自営業者で何をやっているのか、内容を聞いてご自身で判断してください。おもしろそうな事をやっているのか、それとも、不安だと感じるのか、結婚前に商売の内容を細かく聞いておきましょう。
借金や資産状態
自営業をしている人のなかには、借金を抱えている人が少なくありません。開業する際にオフィスや設備などを用意するために借金をして、その返済が続いているというケースもあります。多くの借金を抱えている彼氏の場合は、それが返済できなくなるケースも考えられます。
仕事の収入が減った時のために、貯蓄はしているのか確認できれば、しておきましょう。
将来について
自営業といっても、さまざまなジャンルが存在しています。そのなかには将来性の高い仕事もあれば、将来性のない仕事もあります。サラリーマンが定年する年齢まで自営業を続けられるかどうか、しっかりと彼女が考えておくべきです。
いつかは、自営業で生活できなくなるかもしれません。その時に、旦那さんが会社員として勤めに行ってくれるのか、奥様が共働きで苦しい時に家計を支えるのか、将来について話し合ったり、ご自身の決意を固めておく必要があります。
まとめ
彼氏が自営業をしている場合、結婚する際に考えることは、会社員や公務員の人と結婚するよりも多いです。実際にご両親に反対されたり、結婚までに障害がいくつもあるでしょう。しっかりと、メリットだけでなく、デメリットも考え、将来についても考えて決断する必要があります。
ただ、その上で結婚の意思を固められれば、結婚後も幸せな生活を望むことができるでしょう。