結婚前調査で結婚相手の彼氏の暴力・DVを調べずに結婚すると起きるトラブル
これから結婚を考えている結婚相手である彼氏について、知っておくべきことはたくさんあります。特に暴力癖の有無については、事前に確認しておかないと大変なことになるかもしれません。
ここでは、暴力的な彼氏と結婚するとどういったトラブルが待ち受けているのかをご紹介しています。
DVを受ける可能性がある
DVとは、ドメスティックバイオレンスのことです。主に配偶者からの暴力のことを指していて、近年、社会問題となっています。DVの被害者は女性に限らないのですが、基本的には女性が被害を受けるケースが多いです。夫から日常的に暴力を受けてしまい、悩んでいる女性はたくさんいます。
彼氏が暴力的な人間であれば、結婚をするとDVをする可能性が高いです。たとえば、以前付き合っていた女性に対して暴力を振るっていたのであれば、あなたにも暴力を振るう可能性があります。相手が恋人であれば逃げることができますが、結婚をした夫であれば、逃げ場がなくなります。誰にも相談できずに悩んでいる女性は多いです。
自分だけではなく子供が暴力を受ける可能性がある
妻に暴力を振るう夫は、自分の子供に対しても暴力を振るう可能性があります。子供が虐待を受けることになり、それを妻が止めることができないケースは少なくありません。
父親から暴力を受けることで、子供の発育に大きな影響を与えることがあります。大きなトラウマを背負ってしまい、大人になっても苦しむケースもあります。自分だけではなく、将来生まれてくる子供を守るためにも、彼氏の暴力の可能性について調べておくことは大切です。
死傷事件に発展することも
DVは被害がどんどん酷くなっていく傾向にあります。殴られたり蹴られたりする頻度が増えていき、歯止めがきかなくなっていきます。最終的にはDVによる死傷事件に発展するケースさえあります。
夫からの暴力がエスカレートする可能性があるため、DVをする可能性のある男性とは結婚するべきではありません。最悪の場合は自分の命にかかわる問題となります。
DVによって身体と精神がともにダメージを受ける
DVによる暴力によって身体的なダメージを受けます。顔にあざができることもあり、周囲から心配される可能性もあるでしょう。また、精神的にも大きなダメージを受けます。トラウマになってしまい、男性と接することが難しくなるような人もいるのです。今後の人生にまで大きな影響を与えてしまうのがDVです。
DVは離婚後も怯えることになる
一度、DVの被害を受けてしまうと、たとえ離婚することができたとしても簡単に解決しません。DVによるトラウマが残ってしまい、日常生活に支障が出てしまう可能性があるからです。
日常的に夫から暴力を受けたダメージは簡単に癒えるものではありません。自分だけではなく子供も暴力を受けていた場合は、子供の将来のことも心配する必要があります。また、ひょっとしたらDVの被害が離婚後も続く可能性もあるのです。離婚したあとも元配偶者が自宅を訪れて暴力を振るってくることがあります。
元配偶者につきまとわれる可能性がある
DVをした元配偶者から離婚後もつきまとわられる可能性があります。
DVをした本人は、自分がしたことを悪いことだとはまったく思っていません。たとえ、裁判をした結果、夫のDVによる離婚が認められたとしても、それで反省しないケースはあります。そうなると、元配偶者から逆恨みされてしまい、離婚後も執拗につきまとわられるケースがあります。
よりを戻したいと迫られることもあれば、再び暴力を振るわれてしまう可能性もあります。子供を連れ去られてしまうようなケースもあり、とても危険です。DVをする男性に関わってしまうと、たとえ別れることができたとしても、トラブルの可能性が残っています。
DV被害者がシェルターに保護されるケースがある
DVの被害者は離婚後も元配偶者に狙われる可能性があるため、被害者保護のためにさまざまな取り組みが行われています。そのひとつとしてシェルターというものがあります。これは被害者を加害者から隔離して保護するための施設のことです。母子ともにシェルターで保護してもらうことができます。実際にこのようなシェルターは、多くの母子が利用しています。シェルターでの生活を強いられるのは、多くの自由を奪われる状況であり、いつになったら普通の生活に戻れるのか不安になっている女性はたくさんいます。このような事態を避けるためにも、DVをする可能性のある男性かどうか結婚前に見極めることは大切です。
暴力事件を起こす可能性がある
彼氏がすぐに暴力を振るう傾向のある人だと、他人を暴行する可能性があります。暴力的な人は、他人を殴ったり蹴ったりすることに躊躇しません。少しでも腹の立つ相手がいると、すぐに手を出してしまうタイプの人がいます。
暴力の相手はあなただけとは限らず、友達や職場の同僚に対しても暴力を振るうケースもあります。場合によっては、見ず知らずの人と殴り合いの喧嘩をするような可能性さえあるのです。
暴行罪や傷害罪で刑罰を受ける可能性がある
他人に暴力を振るうことは許されることではありません。たとえ、それで相手が怪我をしなかったとしても、暴力を振るうことは刑罰の対象となります。相手を怪我させた場合には傷害罪が適用され、怪我をしなかったとしても暴行罪が適用されるのです。
相手の胸ぐらをつかむような行為でも法的には暴行と解釈されます。誰かと喧嘩をするなんて大きなことではないと考えるべきではありません。相手を威嚇するだけでも暴行とみなされる可能性があります。暴力的な性質の男性は、暴行罪や傷害罪のリスクがとても高いといえるのです。
暴力を振るわれて彼氏が怪我をする可能性もある
他人とよく喧嘩をするようなタイプの男性は、相手を怪我させるだけではなく、自分が怪我をするリスクも常に存在します。このような男性と結婚すると、ある日、血だらけの状態で彼が帰ってくる場面に出くわすかもしれません。ときには、入院しなければいけないほどの大怪我をする可能性もあります。暴力を振るわれて障害が残ってしまうこともあります。彼氏が他人に暴力を奮って、相手が刃物を持っている場合には、刺されてしまい死傷する可能性すらあるのです。
社会的な信用をなくしてしまう
他人に暴力を振るうような人は、すぐに誰かと喧嘩をする可能性があります。一度でも他人に暴力を振るえば、それだけで社会的な信用をすぐになくしてしまうかもしれません。暴力的な人は、社会では敬遠され、高い評価を受けることはありません。どれだけ仕事で優れた能力を持っていたとしても、信頼されないでしょう。暴力事件を起こすことで会社から懲戒解雇されるケースもあります。暴行罪や傷害罪で前科を持ってしまうと、多くの会社は敬遠するため、再就職も厳しくなるでしょう。
慰謝料を請求されることもある
他人に暴力を振るうと、刑罰の対象になるだけではなく、被害者から慰謝料を請求される可能性もあります。相手を怪我させたり、精神的外傷を与えたりすると、高額な慰謝料を請求されるケースもあるのです。家計に大きな負担を与えることになるでしょう。場合によっては、100万円以上の慰謝料の支払いを要求されることもあります。
暴力的な性質を持つ知り合いが多い
暴力的な人のところには、暴力的な人が集まる傾向があります。もし、彼氏が暴力的な性質を持った人であれば、暴力的な友人をたくさん持っている可能性が高いです。
結婚することになれば、彼の友人たちともかかわる機会はどうしても増えてしまいます。そのときに、相手の言動や行動に引いてしまう可能性もあるでしょう。もし、あなたが乱暴な人が苦手ならば、暴力的な知り合いの多い彼氏と結婚すると苦労します。妻としてかかわる機会が増えるため、大変です。
彼氏の家族も暴力的かもしれない
彼氏が暴力的なのは、家族の影響を受けている可能性があります。たとえば、体罰を受けてきて育ってきたならば、暴力を振るうことが当たり前のように考えているかもしれません。彼氏の家族も暴力的だと、結婚をしたあとの家族付き合いでトラブルが生じるかもしれません。自分の家族と相手の家族の関係が悪くなる可能性もあるでしょう。子供に体罰をすることを強要されることもあります。
自宅で喧嘩されるかもしれない
たとえば、暴力的な友人を家に招くことがあるかもしれません。そうなると、突然、喧嘩が始まってしまう可能性もあります。目の前で彼氏が友達と取っ組み合いの喧嘩をするようなケースが考えられます。本人たちはそれでも仲が悪くならずに良好な付き合いを続けていけるかもしれませんが、目の前で喧嘩をされてしまうと、あなたはとても困ってしまうでしょう。あなたが暴力を嫌う人であれば、喧嘩をしているのを目にすることは、大きなストレスになります。
アウトローな人達と知り合いの可能性もある
暴力的な人と知り合いだったとしても、その人がまともな仕事をしている人であれば、まだトラブルは起きにくいです。しかし、アウトローな人達と知り合いの場合は、問題があります。ひょっとしたら、暴力団関係者が友達にいるケースもあるでしょう。そのような人達とは、絶対に付き合うべきではありません。さまざまなトラブルに巻きこまれてしまう可能性があります。
アウトローな人達と仲の良い彼氏と結婚してしまうと、妻としてそのような人達と関わる機会が生まれてしまいます。それは、あなたの人生に大きな悪影響を及ぼしてしまうでしょう。彼氏の暴力について調べるのは、危ない人間関係がないか調べるうえでも大切なことです。
子供が暴力的に育つかもしれない
親が暴力的だと子供の教育にさまざまな影響を与える可能性があります。子供は親を見て育つからです。小さい頃にどのような環境で育ったかによって、子供の将来が決まるとされています。
父親が暴力的な人であれば、子供はそれが当たり前のことだと思うでしょう。そうなると、子供の教育には悪い影響を及ぼしてしまう可能性があります。母親がどれだけフォローしたとしても、父親の影響は子供にとって強いものです。彼氏が暴力的だと、子供を育てるときに苦労する場面は多いでしょう。
乱暴な子供に育つ可能性がある
父親が乱暴な振る舞いをする人であれば、子供もそれを真似する可能性があります。たとえば、乱暴な言葉づかいをしていれば、子供も面白がってそれを真似するかもしれません。父親がものを乱暴に扱うことがあれば、子供も同じようにしてものを扱うようになるでしょう。
父親の行動が基準になってしまうため、子供が乱暴な性格になってしまう可能性は高いです。仮に乱暴な子供を注意したとしても、父親の真似をしているだけだと言われてしまえば、母親として何も言えなくなってしまいます。
また、子供がDVを受けると、心に大きな傷をつくることになります。幼少期にDVを受けると特に危険です。暴力を振るわれて育った結果として、ちょっとした刺激にも激しい怒りを感じてしまう可能性があります。その怒りは暴力的な行動によって表現されることがあります。暴力を受けて育った結果として、自分の感情を抑えられなくなり、他人に暴力を振るう子供に育ってしまう可能性があります。
子供が家庭内暴力を振るうようになるかもしれない
他人に暴力を振るう父親を見ていると、子供も他人に暴力を振るうことに抵抗を感じなくなる可能性があります。その結果、子供があなたに対して暴力を振るうケースも出てくるでしょう。
父親が母親を殴るのを見て、自分がそのような行為をしても許されると学習してしまう可能性もあります。何かトラブルが起きたときに、暴力を振るえば解決できると学習してしまうと、家庭内だけではなく外でも暴力を振るいやすくなるでしょう。
子供が非行に走るかもしれない
父親から暴力を受けることによって、子供が非行に走るケースは珍しくありません。家庭がとても居心地の悪い場所となってしまい、父親のことを恨んでしまうからです。
家庭にいたくないという気持ちが強くなれば、自然と子供は外に出て遊ぶようになります。悪い友達を作ってしまう可能性も高いでしょう。家に帰りたがらなくなり、毎日、帰りが遅くなってしまうこともあります。最終的には非行に走るようになり、あなたはとても苦労するでしょう。
まとめ
彼氏に暴力的な傾向があるかどうか調べておくことはとても大切です。そうしないと、彼氏の暴力によってあなただけではなく、子供にまで悪影響が出てしまうかもしれません。幸せな家庭を築くためには、暴力的な人と結婚しないことが大切です。
今、お付き合いしている彼氏はそんなことは無いとお考えでも、隠していることも考えられます。結婚後にいきなり表面化するということもあるので、不安な場合は調査することをおすすめしています。
彼氏の暴力的な性質について調べたいときには、プロである探偵に調査してもらうことで、彼氏の本質を知ることができます。探偵は、彼氏の身辺調査を行い、日頃の行動をつぶさに調査してくれます。普段見ていない彼氏の姿を見ることができるので、暴力の可能性を確実に知ることができます。