幼少期に両親の離婚で離れた母親と妹を探してほしい

広島県広島市佐伯区 30代 男性

調査日数:
10日間
費用総額:
1,250,000円
1日あたりの金額:
12.5万円

依頼内容

依頼人は、幼少期に父親の暴力を受け、精神的にもかなり追い詰められていた過去があったそうです。そのため、母は父との離婚を選択し、親権の都合で依頼人は父のもとに、そして妹は母の元へ引き取られていきました。

依頼人ご自身、本心では父親の元に残ることを非常に不安視していましたが、父親は離婚以来、人が変わったように働く一面も見せ、ひとり親として依頼人を大学まで進学させてくれた一方、酒におぼれてガラスを割ったり、近所の人々にケンカを売ったりと、酒癖の悪さを見せる一面もありました。

依頼人自身、そんな父親には感謝をしている一方で、迷惑をしている一面もありましたが、個人的には父親の酒癖の悪さが理由で離別してしまった母と妹との再会を望んでいました。

先日、酒の飲みすぎで体調を悪化させていた父親がこの世を去り、再会の障害となっていた父親の存在が亡くなった一方で、長年連絡が途絶えていた母と妹の居場所が、依頼人には全く分からないのです。

調査結果

私たちは、依頼人の亡きお父様の遺品などを拝見して、15年前に手紙のやり取りがあったことを見つけ、その時の住所地とされる地域を特定し、スタッフを派遣しました。

母親からの手紙に記されていたアパートは、既に更地となっていて無くなっていたのですが、近所の方に聞き込みをすると、公共事業のための移転とのことで、住んでいた人たちは市営住宅に引っ越している人も多いとのことでした。

スタッフは、市営住宅を訪問し調査を継続した結果、母親と妹が住むと思われる一室を発見し、住人の姿を確認するために、スタッフがその一室の周辺を監視することにしました。

3日ほど監視を継続した結果、そこには初老の女性と、30代前半と思われる娘さんの2名が暮らしており、その写真を撮影して依頼人に先に見てもらったところ、母親と妹であることがわかりました。

さらに、母親と妹さんの状況を調査し、調査報告書として取りまとめ、依頼人に報告させていただきました。依頼人は相当安心されたようで、自身が父親の納骨を済ませて気持ちの整理をつけてから、連絡を取りたいとのことでした。

調査費用

調査日数
10日間
費用総額
1,250,000
1日あたりの金額
12.5万円