かつてあった評判のラーメン店の店主を探してほしい

山形県鶴岡市 40代 男性

調査日数:
11日間
費用総額:
1,826,000円
1日あたりの金額:
16.6万円

依頼内容

今回の依頼人は、有名なグルメサイトのコメンテーターとして有名なフリーライターなのですが、どうしても会いたい人がいるとのことで、調査を依頼してきました。

その人物とは、6年前まである場所でラーメン店を経営しており、そこのラーメンはマニアのみならず幅広い年代の人に愛されていた醤油ラーメンだったそうです。

依頼人は、久々にそのラーメンを食したいと思ってその場所に行ってみると、既にそのラーメンはその場所になく、建物もすでに真新しいマンションになっていたのです。

ライター仲間やラーメン愛好家に聞いてもその後の行方が分からず、どうしても話をしたいことがあると考えた依頼人は、今回私たちに調査を依頼することにしたのだそうです。

なんでも、あの味を再現するカップラーメンの発売を目指しており、その監修をお願いしたいとのことで、私たちもさっそく調査を始めることになりました。

調査結果

私たちは、かつてその店があった場所を訪れ、そのあたりにあるラーメン店を尋ねて、その人物の消息について情報を収集しました。

情報はかなりばらばらの物が多く、既にこの世にいなくなっていると言う人もいれば、郷里に帰って店を開いているとの説もあるなど、どの説もあながちありそうな説ばかりでした。

私たちは、それぞれの説を検証するために聞き込み調査や現地調査を繰り返しましたが、そんな時にたどり着いたのがその人物の弟子が開いているラーメン店でした。

私たちは藁をもつかむ思いでその弟子を尋ねると、弟子は現役で自分のラーメン店を経営している人でした…そして、私たちが事情を話すと弟子からは師匠にあたる人物の実情について知ることができました。

なんでも、師匠は店を畳んだ6年前、既に病気におかされており療養を優先するために店を閉めたとのことで、店を閉めるにあたっては一番弟子の自分にレシピなどを受け継いでいってくれたとのことでした。

そして、師匠は闘病の甲斐なく1年前にこの世を去ったそうで、弟子である自分は師匠の遺志を受け継いで同じ味のラーメンを出し続けているそうです。

と言うわけで、依頼人の探していた人物はこの世にいなかったことが分かったわけですが、調査結果を見て依頼人は「弟子の人でもいい」と、弟子に交渉を行ったそうですが、その後交渉がどうなったか…私たちは、知る由はないのです。

調査費用

調査日数
11日間
費用総額
1,826,000
1日あたりの金額
16.6万円