浮気した婚約者から『そもそも婚約なんてしていなかった(ただの付き合いだった)』としらばっくれられた。LINEのやり取りだけで婚約を証明できる?

「結婚しようって言ったのは嘘だったの?」「ただ付き合っていただけじゃないか」
浮気が発覚した途端、これまで積み上げてきた将来の約束をなかったことにしようとする。そんな身勝手な主張に、泣き寝入りする必要はありません。

たとえ結納や婚約指輪といった形式的なステップを踏んでいなくても、二人の間に「結婚の合意」があったことを証明できれば、慰謝料請求は可能です。では、日常的に使っているLINEのやり取りだけで、法的に「婚約」を認めさせることはできるのでしょうか。

本記事では、弁護士の見解をもとに、婚約の証明においてLINEが果たす役割と、裁判官を納得させるために必要な「具体的な証拠」の正体を詳しく解説します。

弁護士の回答

まとめ

弁護士の見解をまとめると、LINEは婚約を証明する「有力な手がかり」にはなりますが、それ単体ですべてが決まるわけではない、という実務上のリアルが見えてきます。

婚約の成立を認めさせるためのポイントは、以下の3点です。

「結婚に向けた具体的行動」の有無
2人目の弁護士が指摘するように、式場の予約や結納、新居の下見など、言葉だけでなく「実際に行動していたこと」がLINEから読み取れるかが重要です。

総合的な事実の積み上げ
1人目の弁護士が言う通り、親族への紹介や、結婚を前提とした経済的な支出(家具の購入など)といった、外形的な事実をどれだけ裏付けられるかが鍵となります。

「外形的事実」とのセット
3人目の弁護士の見解にある通り、LINEのやり取りに加え、第三者から見ても「この二人は結婚するんだな」と分かる客観的な証拠があれば、証明は十分に可能です。

単なる「好きだよ」「ずっと一緒にいようね」といった愛の言葉だけでは、婚約の証明としては弱いのが現実です。しかし、具体的な日取りの話や親への挨拶の相談などがあれば、それは立派な証拠になります。まずは過去のトーク履歴を遡り、結婚に向けた具体的なステップが記録されていないか、専門家である弁護士と一緒に精査することをお勧めします。

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