不倫が終わりを迎えるのはどんなとき?

不倫が終わった女性

世間にはなかなか言えない恋、不倫。秘密の関係を何年も続けるカップルがいる一方で、別れを選択するケースもあります。

それでは、不倫の恋が終わりを迎えるのは、どんなときでしょうか。

パートナーの不倫を見て見ぬふりをしている方は、必見です。また、不倫関係が現在進行中の方も、いずれは直面することになるかもしれません。この記事をご覧いただき、どんな別れがあるかイメージしてみてはいかがでしょうか。

不倫相手を本気で愛しすぎてしまったとき

不倫は、独身男女の恋愛とは違い、想像を絶するほど苦しいものです。

もし、お互いがただの「遊び」として割り切った関係で付き合っている場合は、この限りではありませんが、男女どちらか片方だけに「情」が入ってしまうと、途端に、険しく苦しい恋へと変わります。

例えば、家庭に戻っていくパートナーの背中を見送りながら、「これから家族で楽しく食卓を囲むのかな」など、あれこれ想像するのは日常茶飯事。その想像がもたらす嫉妬は、発狂して頭をかきむしりたくなるほどでしょう。

そして情が入れば入るほど、パートナーに「離婚して」と迫るようになります。それに対して一般的な返事は、「もう少し待って」と、うやむやにしながら関係を長引かせることでしょう。しかし、「もう少し待って」の返事が延々と続くことに嫌気が差したとき、身を引く選択をする男女は多いようです。

つまり、どちらかが本気になったら、それは苦しい恋の始まり。片思いの苦しい恋とは違い、「家族」「子ども」という大事な存在がバックにいるからこそ、発狂寸前の嫉妬と隣り合わせで関係を続けることになるのです。そんな精神状態に身を置き続けるのは、本気であればあるほど、やはり難しいことでしょう。

「秘密の恋」の関係性に疲れたとき

不倫は、バレてはいけない関係です。知り合いに一人見られただけで、うわさは爆発的に広まることでしょう。

不倫の恋にはルールがあります。「デートは車で1時間以上かかる場所で」「家族がいる時間帯には携帯を触らない」など、バレないための工夫がいくつも必要。

もし、独身男女の恋愛なら、誰の目も気にせず、どんな工夫も必要なく、堂々と手をつないで街を歩けます。でも不倫は秘密の関係である手前、そうはいきません。

一つでもバレたら、アウト。家族の耳に入るのは時間の問題でしょう。しかし現実問題、一分の隙もなく常に100%のアリバイを作り続けるのは、なかなか難しいこと。

だから、「もう嫌!この関係を続けるためにどれだけ苦労しなきゃいけないの!」と、演技だらけの毎日に疲れたときに、関係そのものを清算しようとするのです。

別の不倫相手の存在をカミングアウトされたとき

不倫をする方は、「浮気」が癖になっている場合が多いです。

もし、不倫中のカップルにインタビューをすれば、「今のパートナーで3人目かな」なんて答えが返ってくることも少なくないはず。

不倫にどっぷり浸かっている間は、まるでパズルのピースがぴったり合うように、運命を感じているかもしれませんが、現実は「二番手」。一番のポジションには「家庭」がありますから、どんなに情が入った関係であっても、所詮は二番手に過ぎないのです。

もし、パートナーが「以前もバレなかったから大丈夫」と浮気が癖になっている場合は、あなたと付き合いながら、別の相手と並行して交際することもあります。「なんで?私がいるじゃない!」と必死に伝えても、キョトン顔。「だって、君とは結局不倫の関係でしょ?」と、自分が「換え」が利く存在であったことを伝えられるのです。

どんなに熱が入っていても、所詮は「ただの浮気相手」。別のパートナーはいくらでもいることを思い知らされたとき、我に返って別れを選択する方は多いでしょう。

肝心なときに助けてくれない存在だと気づいたとき

不倫相手の存在は、公になってはいけません。水面下で関係を続けるからこそ、家庭や社会的地位を壊さずにいられます。

いわば、パートナーは「陰」の存在。決して前に出てきてはいけないし、存在を示したり証拠を残すようなこともタブーです。

そのため、あなたに何か大変なことが起きたときに、パートナーが力になってくれないことも多々出てきます。例えば、「具合が悪いの。苦しい」と電話しても、「大変なのは分かるけど、君の家に上がるわけにはいかないし・・・」と終了。また「職を失ってお金がないの」と困っていても、「俺も奥さんからもらっている少額の小遣いでやりくりしているだけだからさ・・・ごめん何も助けられなくて・・・」と終了。

「お互いに愛し合っているはず」と認識していた相手が、助けてほしいときにまったく頼りにならなかったとき、「未来のない関係」だと気づく方は多いようです。

どちらかの家族にバレたとき

最も避けたいパターンではありますが、どちらかの家族にバレたときも、別れを選択せざるを得ないでしょう。

もちろん、バレたことをきっかけにして、「もうこんな結婚生活にはうんざりなのよ!私は彼と結婚するわ」と潔く強行突破する方もいますが、あっさりと承諾されることはまず無いはず。

モメにモメて、離婚騒ぎや慰謝料請求騒ぎにまで発展したうえで、「あんなやつとはもう二度と会うな!」と、無理やりパートナーとの仲を引き裂かれることがほとんどです。

もし結婚生活を存続するとなると、当分の間は家庭がぎこちない雰囲気になることは避けられません。しかし、不倫発覚をきっかけにして、もともと冷え切っていた夫婦関係が修復されることもあるようです。「雨降って地固まる」ではないですが、「確かに俺にも悪いところがあった。お前が離れていくのも仕方ないよな」なんて、関係を軌道修正して、幸せを取り戻した家庭も少なくないんですよ。

まとめ

不倫が終わりを迎えるパターンについていくつかご紹介してきましたが、いかがでしたか。

不倫の関係は、独身同士の恋愛とは違い、かなり特殊です。そのため、別れの理由も特殊になりがち、ということがお分かりいただけたかと思います。

もし現在不倫中の方、また配偶者の不倫に気付いている方は、ぜひこの記事を役立てていただければ幸いです。

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