「自分時間」で生活していませんか?生活時間の違いがご近所トラブルに発展!

洗濯機

ご近所トラブルの原因の多くは「一人一人の考え方の相違」という点が原因です。

社会は、法律や地域のルールとして具体的に明記されているものと、常識やモラルと言った具体的な明記のないものでできています。具体的な明記が無ければ、考え方や生活環境によって「迷惑」「非常識」の基準が異なるでしょう。ご近所トラブルの多くは、自分が何気なくやっている行為がご近所の方には迷惑だった、というのが原因です。

本来であれば一番くつろげてホッとできるはずの自宅なのに、くつろぐどころか玄関のドアの開け閉めにも気を使い、ゴミ出し一つすらもビクビクしながら行うようになったら辛いですよね。

今回は、生活時間の相違によるご近所トラブルの原因と、予防方についてご紹介します。

自分時間で生活して起きるトラブルの原因

生活時間が違うと、普通にしているつもりでもトラブルが起こることがあります。特に集合住宅では思っている以上に音が響くものです。

「うるさいなぁ、もう少し静かにしてくれないかな?」と思っていても生活している時間帯が違うと、中々直接伝えることができません。結果、我慢を重ねて大きなトラブルに発展する可能性があります。一度ご近所トラブルを起こすと、完全に解決するのは難しいものです。原因になりそうなところは、普段から極力気を付けて生活して、出来るだけご近所トラブルを回避しましょう。

生活音

生活していれば、多少の音は仕方がないと思いがちです。でも、「多少」の程度は人によって違います。深夜のシャワーも洗濯機の音も気にならずにぐっすり眠れる人もいれば、鍵を開ける音ですら目が覚めてしまうという人もいます。また、何時からを深夜とするかも人によって異なります。

マンションの場合は、同じ建物ですから思っている以上に音が響く者です。残業で深夜に帰ってくることが多い、仕事上そもそも勤務時間自体が遅めに設定されているといった場合、辛いかもしれませんが、家事やシャワーは朝にするようにした方がいいでしょう。早起きをするために早く寝てしまえば生活音を出す事もないのでトラブル回避につながります。

一戸建てでも、門や玄関の開閉時には大きな音を立てないように気を付けましょう。

車の出入りの音

マンションの前に駐車場がついている場合、1,2階だと車のドアの開け閉めの音やエンジン音は意外なほど響くものです。帰る時間が遅く迷惑をかける可能性が高いのなら、駐車場は建物とは少し離れた場所にかえることもトラブル回避には有効です。

また、一戸建てであっても車の出す音は意外に響くものです。遅い時間に帰ってくる、早朝に家をでる、ということであれば、ドアはなるべく静かに閉める、エンジンは車を停めたらすぐにきる、出発する直前にかけるという気遣いは必要です。

暖気の為にエンジンをかけておくことがあると思いますが、これは音だけでなく排気ガスの問題もあります。窓を開けたら排気ガスが室内に入ってくるのではトラブルの元です。

タバコの煙

タバコなんて音も出ないし、いつでもいいじゃないかと思いがちですが、違います。室内の中で吸う分には何時であっても関係ないでしょうが、室外で吸う場合は、やはり時間は考えなくてはいけません。

マンションのベランダに出て吸う場合、タバコの煙、匂いは周りの家にも届きます。自分がタバコを吸わない人はタバコの匂いを嫌いますので、洗濯物にタバコの匂いがついた、窓を開けたらタバコの煙が入ってきたとなれば、嫌な気持ちになるでしょう。

マンションのベランダでタバコを吸うときは、周りが洗濯物を干していないかや風向きも考慮しましょう。

また、一戸建てでも玄関先でタバコを吸っている人を見かけます。深夜に暗い場所で男性が立っていると、驚かれることもあります。遅い時間には窓を開けるぐらいにした方がいいかもしれません。

ゴミ出しの時間

生活時間が違うとゴミを収集時間に合わせて出す事が出来ません。ゴミの収集時間よりもずっと早い時間に出してしまい、カラスや野良猫に荒らされてしまっても自分はいないので片付けることも出来ないと言ったこともあるでしょう。

マンションでも一戸建てでも、決まった時間に出せないのなら、管理会社や町内会に相談してみましょう。時間を守りたくても守れない人が他にもいるかもしれません。動物の被害を防ぐために箱型のゴミステーションもありますし、運用について一度検討してもらってはいかがでしょう。

トラブルの予防方法

ご近所トラブルは、どんなに気を付けていても起こる事もありますし、全く気にしなくても縁のない事もあります。

周りに配慮することも大切ですが、どこに住むかも重要です。

引越しする前に予防する

マンションであれば、不動産会社に自分の生活時間を伝えて、音が伝わりにくい構造の建物や、同じような生活時間の人が住んでいる部屋を紹介してもらいましょう。引越し前に室内で音の伝わり具合をチェックすることも重要です。また、一戸建てでも近所で起きているトラブルがないか確認は必要です。

不動産会社だってトラブルは嫌でしょうから相談に乗ってくれるはずです。

すでに住んでいる時は引越しも検討する

現在の住まいでトラブルが起きた場合は相手の言い分を聞くことが最も重要です。生活音であれば、家事をする時間を変える、足音であれば厚手の絨毯の購入を考えるなど善処できるところはしっかりしましょう。どうしても対応できない、相手の言い分に納得できない場合は引越しを考えた方がいいかもしれません。その時は、管理会社や大家さんに事情をしっかり話して退去費用の相談もしましょう。

まとめ

家は生活をする場所です。一度ご近所トラブルが起きると、解決には時間も労力もかかりますし、逃げ場がありません。

生活時間が違っているとトラブルが起きやすいので、日ごろから周りに配慮した生活を心がけましょう。

ご近所トラブル・嫌がらせ調査と対策の料金・費用相場

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ご近所トラブル・嫌がらせ調査と対策 4.9万円 53.7万円

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