駆け落ちした子供を探す方法と探し出した際に気を付けるポイント

わが子が結婚をしたいと伝えてきたときに反対してしまい「家を出て行ってしまった」「こちらからの連絡に応えてくれなくなった」駆け落ちは、婚姻を親に認められなかった際に家出することを指しています。結婚を考えている人と一緒に行方をくらます場合もあれば、わが子だけが連絡を取れないケースもあります。
この記事では、駆け落ちした子供を探す方法と探し出した際に気を付けるポイントなどをご紹介しています。
駆け落ちして行きそうな場所
駆け落ちして行きそうな場所は限られています。
- 相手が一人暮らしをしている家
- 相手の実家
- ビジネスホテル
- 車の中
- 友人の家
もし、我が子が一人暮らしをしていて、駆け落ちしてすぐであればまだ新しい家に引っ越していることはないはずです。ただ、時間が経過してしまうと新しい家に引越ししてしまう可能性があります。そうなると見つけるのも困難になってしまいます。
駆け落ちした子供を探す方法
駆け落ちした子供を探す方法をご紹介します。駆け落ちから時間が経過していなければ案外すぐに見つけられるものですが、時間が経過すると見つかりづらくなるので判断は早めにすることをおすすめします。
相手の親御さんに相談する
相手の親御さんは居場所を知っている可能性があります。また、相手の親御さんには相談がきているかもしれません。ですので、相手の親御さんと連絡が取れるのであれば相談することは有効です。
こちらだけが結婚に反対しているという状況もあり、我が子だけが連絡を遮断している可能性は十分に考えられるのでこの方法を検討してみてはいかがでしょうか。
住んでいた家に出向く
我が子が一人暮らしをしていたならばその家に出向いてみましょう。すぐに引越しをするということも考えづらいため出向けば直接会える可能性は高いです。連絡だけ取れなくなっているだけかもしれません。
もし、引越しをしていた場合は、大家さんや近隣の人に聞いて回り情報を集めましょう。
子供の友人・知人、職場に聞く
子供の友人はいろいろ知っているかもしれません。結婚することや反対されたことまで相談しているかもしれません。友人に連絡が取れるのであれば取って情報を集めましょう。
ただ、そこまで相談する友人の場合、口止めされている可能性はあります。他の友人にもあたって情報を集めてください。
他に有効な情報を集められるのは、職場です。我が子が働いていた職場に聞いてください。まだ勤めているのであれば直接会おうと思えば会えるでしょう。もし、辞めていたとしたら、次の職場を聞くのもアリです。
警察に相談する
最後は、最悪の事態も考えて警察に相談しておきましょう。ただ、警察は成人の行方不明については積極的に動いてはくれません。
警察にあるデータベースに情報を入れて全国の警察で共有されて、どこかで見つかったら連絡が入るようになります。
もし、我が子が未成年だったり、相手が未成年の場合は事件化の可能性もあるので、警察も重く受けて動くでしょう。
探し出した際に気を付けるポイント
駆け落ちして探し出して居場所を見つけられた際に気を付けるポイントをご紹介します。
強引に連れ戻そうとしない
まずは、強引に連れ戻そうとはしないでください。これでは、子供も反発するのは必至です。なぜ駆け落ちしたかは、結婚に反対されたからです。強引に連れ戻すというのは相手を全く理解せずに反対の意思のままであることがわかります。
もし、強引に連れ戻すことができたとしても、また家を出ていく可能性が残っています。ですので、強引に連れ戻すことはやめましょう。
感情的にならない
探し出して対話をする上で、感情的にならないように気を付けましょう。鼻から強引に連れ戻すことはダメなのは伝えましたが、対話していくとついつい感情的になってしまいかねません。感情的になってしまうと相手も感情的になり、建設的な対話ができなくなり、本末転倒です。何のために探し出したのかわからなくなってしまいます。
感情的にならずに冷静に話をしましょう。
子供の話を聞く姿勢で臨む
居場所を見つけ出し、直接会って話をする際は、子供の話をまずは聞く姿勢で臨んでください。子供がどう思っているのか意見を聞きましょう。
そのうえで親としての意見を伝えるべきです。その際も頭ごなしに反対をせずに、聞く姿勢を持つべきです。
すぐに結論を出そうとしない
居場所を見つけて直接会って話をする際、その1回で結論を求めないようにしましょう。駆け落ち中は、相手の気持ちも揺れている状況であることが多いです。ですので、子供に結論を求めて、帰ってくるのか?それともこのまま駆け落ちを続けるのか?と迫らないようにしましょう。「で、どうするんだ?」と言わないように心がけましょう。
なぜ探すのか頭を整理しておく
探す前に探し出してどうしたいのかを決めてから探し出しましょう。連絡が取れなくなって心配だから探したい、駆け落ちは許さない、感情だけで探し出すと探し出した際に話がもつれる可能性があります。さらに溝が深まる可能性があるので、探し出してどうするのかを整理しておきましょう。
結婚を許すのか
探して結婚を許すのか、それとも絶対に許すことはできないのか、自問自答して答えを出してから探し出しましょう。そうすることで会って対話する際に冷静に話し合いができます。
許すことはできないとしても、連絡が取れれば良いという気持ちになっていればその後も連絡はできる関係に改善できるかもしれません。
今後どのようにしてほしいのか
今後、子供にはどのようにしてほしいかを決めておくことも大切です。親の意見として、子供に「収入を今より増やしてから結婚してほしい」「連絡は取れるようにだけはしておいてほしい」「相手の親御さんに迷惑がかかるから連絡はしおいてほしい」「2年続けば結婚に賛成したい」など、探す前に自分の頭を整理して探した後、何を子供に求めようとしているのかを決めておきましょう。
まとめ
我が子が結婚に反対したら駆け落ちした、というのは昔の話ではなりません。家を出て行ったり、連絡がつながらなくなることはあります。
駆け落ちした子供の情報を集めるために住んでいた家に出向いたり、友人に聞いて回れば有効な情報を得られるでしょう。
探し出した後は、冷静に対話して意見を聞く姿勢で臨み、いつでも連絡が取れる状態を保っておくことが重要です。探し出す前から頭を整理して見つけた際は冷静に落ち着いて対応しましょう。