子供が迷子に!迷子になった子供の探し方と対策

小さな子供は興味がわいたものにすぐに行動に移してしまいます。気になったものが目に入ってくるとそれを触りに行こうとしたり、見に行こうとします。その時は他のことは全く目に入っていません。親の存在も気になっていないでしょう。
子供は親が目を離したすきに好き勝手に歩いて行ってしまうものです。一瞬目を離しただけで居ない!と思ったことは多くの親が経験していることでしょう。幸い近くにいたことで事なきを得て済んだというだけで、少しでも離れてしまっていた場合、迷子の事案になってしまいます。
小さなお子さんとお出かけする際は迷子というリスクがつきものです。この記事では、迷子になった子供の探し方やなっときのための対策、防止策について触れています。
子供が迷子になる場所やケース
子供が迷子になる場所やケースですが、基本的にはお出かけの際は、常に付きまとう問題です。ただ、イメージとしてショッピングモール、遊園地などの人ごみの場所がすぐに思いつくと思います。実はそれだけではなく、人ごみではない場所でも起きているのが事実です。
特にここでご紹介する場所にお出かけの前は気を付けるようにしてください。
屋内、屋外の施設
屋内、屋外の施設では、以下のような場所で迷子になるケースが高いでしょう。
- ショッピングモール
- 大型スーパー
- 屋内の遊戯施設
- 遊園地
- 公園
- 駅
- 駐車場
いずれも人ごみが想像できる場所です。
意外な場所は、駐車場です。駐車場は車が大きく探しにくいのが特徴です。迷子になりやすい場所からは見落としがち場所です。目を離した瞬間に車の後ろに回られてそのまま2台、3台分離れただけで見つかりづらくなってしまいます。
駅は、田舎の小さな駅であればまだリスクは小さいですが、少し大きな駅では何本もエスカレーターやエレベーターがあったり、人ごみで小さな子供はすぐに迷子になってしまいます。
山、川、海など屋外
人ごみではない場所でも迷子は多発しています。見晴らしがよく開けている場所の屋外でも迷子になり、行方不明で見つからない事件も発生しています。
- キャンプ場
- 川遊び
- 海水浴
- 山登り
これらの場所でも子供だけで行動させないことを徹底させましょう。
市街地
市街地でも迷子は発生します。人が多い、車やバイク、自転車が道路わきに停められているのでその陰で子供が見えなくなってしまうことがあります。また、子供が興味をそそる多種多様なお店があるため、目を離したすきに子供がひとりでお店に立ち寄ってしまう可能性があります。
トイレにひとりで行く
迷子になるケースとして、トイレにひとりで行くときも挙げられます。よく知っている場所だからといって、親が子どもにひとりでトイレに行かせるケースがあります。トイレに行ったきり戻ってこない。というケースです。
子供が寄り道したり、考えたくはありませんが、子供が見知らぬ大人にトイレに連れ込まれる事件が考えられます。
迷子になった子供の探し方
万が一子供が迷子になってしまったら?迷子になったときの探し方をご紹介します。
まずは近くを念入りに探す
まずは近くを念入りに探してください。子供の足ではそう遠くに行っていません。念入りに探すというのは、子供の身長を意識しながら探すということです。大人が上から斜めで探すと見つかりづらい場所があります。ですので、子供の目線を意識しながら少し大きな荷物や置物の裏側なども念入りに探してください。
施設のインフォメーションセンターに連絡する
もし、ある施設で迷子になった場合は、その施設のインフォメーションに相談してください。施設内の警備員などに情報が共有されることもあります。また、施設内で迷子として見つけられていた場合、保護してくれている情報が届いているかもしれません。
トイレを探す
探す場所としては、トイレの可能性もあります。近場を念入りに探してもいない場合、トイレに行きたくて行ってしまっていることが考えられます。
よく行く公園や場所の場合、トイレの場所も知っていることが考えられ、ひとりで告げずに行っている場合があるかもしれません。
待ち合わせ場所があったらそこに行く
子供と間違わせ場所を決めていたならその場所に行ってください。親を見失った子供は約束の場所を思い出し行っているかもしれません。近くを念入りに探した後は、約束の場所があるのであれば行きましょう。
子供が好きそうな場所を探す
子供は興味を持つものに一直線で歩いて行ってしまいます。もし、広いお店には子供の目を引くものがたくさん置いていることがあります。子供の目に入ったら子供はそのことに夢中になります。目を離した瞬間その場所に行ってしまいます。
ですので、探すときも子供が気になりそうなところを探してください。例えば、おもちゃ売り場、お菓子売り場、光るものが多数置いているところなど普段子供が興味を示すものを思い出し、近くにないか探してください。
警察に相談する
近場を探してもいない、インフォメーションセンターに連絡してもまだ見つからない、ましてや、屋外でインフォメーションセンターなど相談するところが無い場合は、すぐに警察に相談してください。
見つからなくなってから時間が経てばたつほど見つかりづらくなってしまいます。
もし、その後自力で探し出せるかもしれませんが、恥ずかしがったり、大事にしたくないという気持ちは捨てて警察に連絡をしましょう。
子供が迷子になったときのための対策
子供とお出かけする前に万が一のことを考えて迷子になったときの対策をしておくことも重要です。
迷子になったときの約束事を決めておく
子供と親の約束事を決めておきましょう。
迷子になったら、
- 行く場所を決めておく
- 店員さんに伝える
- その場所から動かない
- 近くの人に伝える
これらのことをお出かけ前に決めておくことをおすすめします。
迷子札
迷子札というものがあります。明治時代から存在するもので、まだ言葉を話せない子供などに持たせて名前や住所を記したものです。キーホルダーの形状のものや洋服につけるものなどがあります。
GPS
GPS機能が付いたキーホルダーや機器を身につけさせておくことも有効です。携帯でどこに行ったか確認できます。月額不要のものも販売されているので導入しやすいでしょう。
子供とおそろいの服や持ち物にする
子供と親がおそろいの服にすることも有効です。
探すときに他の援助を求めるときに、行く層の特色を説明しなくても同じ服装であればスムーズです。また、子供側からも人ごみでもすぐに親の服装に気付いてくれやすいのでおすすめです。
子供の迷子防止対策
子供が迷子になったときの対策や探し方をお伝えしてきましたが、次は迷子自体を防止する対策をご紹介します。
迷子防止ひも

迷子防止ひもは、腰につけるひももあれば、リュックサックにひもが付いているもの、親と子供の手首でつなぐハーネスなどがあります。
犬などのペットにつけるリードのようだという非難もありますが、子供の迷子のことを考えると有効な方法です。
離れるとアラームで知らせてくれる機器
親が親機を持ち、子供に子機を持たせるもので、距離が離れるとアラームが鳴る機器です。小さな機器ですので、子供のポケットやカバン、キーホルダーとして子供に着けておきます。
アラーム音の調整や何メートル離れればアラームを鳴らすかを設定できるので、迷子になる前に気付くことができます。
まとめ
子供がいないと思ったら焦ってしまいます。焦って取り乱さずに冷静に素早く行動に移して探し出すことが重要です。ためらわず警察にも相談することもおすすめします。
お出かけ前は迷子になったことを想定し対策をしておくことも重要です。一度対策を講じておけば次のお出かけでも使えるものもあるので、一度じっくり対策を検討してみてください。