不倫相手の既婚男性が別れてくれない…男性の本音と上手に別れる方法

不倫をもう終わりにしたいのに、相手の既婚男性が別れてくれない…。

「本当に愛しているのは君だ」「時期がきたら離婚したい」と引き止められると、別れる決心が揺らぎます。でも、その言葉を鵜呑みにしてはいけません。別れを拒む既婚男性の本音は、もっと別のところにあるからです。

今回は、不倫相手の既婚男性が別れてくれない本音を徹底解説！別れを拒まれたときに、上手に別れる方法もお話します。

不倫相手が別れてくれない…別れを拒む既婚男性の本音とは？

あなたが別れ話を切り出したとき、不倫相手の既婚男性は別れたくなくて、必死で説得を試みます。だけど、その言葉の中にどれだけの真実があるのか、あなたは注意深く観察するべきです。

別れてくれない不倫相手は、決して本音を口に出しません。なぜならば、別れてくれない本当の理由は、あなたへの愛ではないからです。本人も気付いていないズルイ心理が、あなたを引き止める原因になっています。

なぜ不倫相手が別れてくれないのか、別れを拒む既婚男性の本音を教えましょう。

急な別れ話に混乱中

不倫はとてもしんどい恋です。不倫相手には妻がいて、常にあなたよりも家庭が優先されます。あなたから気軽に連絡ができず、あなたばかりが待たされれば、辛くなるのは当然です。

しかし、既婚男性はあなたの辛さに全く気付いていません。「彼女も納得済みの不倫」と解釈し、自分が快適ならあなたも快適だと思い込んでいます。だから、あなたの別れ話は不倫相手にとって青天の霹靂。まさかの出来事なのです。

快適な関係をいきなり終わらせようと言われて、不倫相手は「なぜ？」と混乱しています。あなたが不倫を終わらせたい理由が本気でわからないから、混乱して反射的に「別れたくない」と口にしてしまうのです。

心のよりどころを失いたくない

不倫相手の既婚男性にとって、愛情を一身に注いでくれるあなたが心のよりどころになっていた場合、「別れたくない！」と強く思います。あなたの存在が心のバランスを支えていて、家庭や仕事を上手くこなせるからです。

不倫相手にとって、あなたを失うのは、平穏な日常を失うのと同じこと。だから、別れたくないと訴えます。考えているのは自分のことだけで、別れないことであなたがどんなに辛い思いをするのか、人生に大きな悪影響を与えるのかなど、全く考えていません。

タダで性欲解消できる相手を失いたくない

不倫相手が性欲旺盛で、しかも妻とはセックスレスに近い状況の場合、あなたとの別れは禁欲生活を強いられることを意味します。これは、不倫相手の既婚男性にとって大きな損害です。だから、あなたと別れたくないと訴えるのです。

もちろん、不倫相手は「おまえの体が目的だ」なんて一言も口にしないでしょう。だけど、彼にとってあなたは「タダで性欲解消できる便利な女」というのが本音です。あなたの幸せを考えていないから、別れ話を拒否して「別れたくない」とごねるのです。

不倫できている状況を失いたくない

男性の中には、自分を好きな女性がいる状況に優越感を持つタイプがいます。自尊心と承認欲求が強く、1人の女性に愛されるだけでは満足できないのです。

あなたの不倫相手がこのタイプの場合、あなたではなく「妻がいながら別の女性と関係を持っている」という状況を失いたくないだけになります。既婚男性にとって、あなたはステイタスの1つなのです。

今までかけてきたお金が惜しい

あなたが今まで不倫相手にたくさん貢いでもらったのなら、彼はあなたではなく、あなたにかけてきたお金に執着しているかもしれません。男性は投資に対して執着する心理があり、愛情とは関係なく、「こんなにお金をかけてきた女性を失ったら、今までの投資が無駄になる」という思考を持っているのです。

もちろん、不倫相手は家庭にもお金をかけています。このタイプが最も厄介なのは、お金にこだわっている自覚がない点です。家庭も不倫相手も失いたくないのは、両方への愛情だと勘違いして、なんとか両立しようと別れを拒否します。

一方的な別れ話に腹を立てている

あなたにそのつもりがなくても、不倫相手は「一方的に別れ話された！」と受け取った場合、あまりに唐突な展開に腹を立ててしまいます。あなたが何を訴えようと、「こんなにしてやったのに！」と、一方的に腹を立てて受け入れてくれません。

自分に家庭がありながら別れを拒絶する既婚男性は、非常に自分勝手な性格をしています。慎重に別れなければトラブルに発展するので注意が必要です。

フラれるなんてプライドが許さない

既婚未婚にかかわらず、プライドが高い男性は恋愛の主導権を握りたがります。そのため、相手からフラれるなんてプライドが許しません。恋愛を開始するのも終わりにするのも、自分からじゃないと気が済まないのです。

既婚男性が高いプライドの持ち主なら、不倫中に思い当たることが何度もあったはずです。別れを強行突破しようとすると、むしろ不倫相手はあなたへの執着を強めるので、相手から「別れたい」と思わせるのが肝心です。

彼女だけ幸せになるのが許せない

不倫関係は「お互いが不幸」という負の関係で成り立つ場合もあります。既婚男性が家庭でも仕事でも雑に扱われて、自分の存在意義を感じられていない場合、更に自分より不幸な女性を不倫相手に選ぶことがあるのです。「彼女は自分より不幸で可愛そうな女性だ」と思うことで、自分の精神状態を保っています。

それなのに、女性が「好きな人ができた」「もっと自分の人生を自由に行きたい」「不倫を卒業して新しい恋がしたい」など、幸せになることを理由に別れようとすると、「自分を置いて1人で幸せになるなんて許せない！」という気持ちが湧きあがります。そして、何としても彼女を不幸に縛り付けたくて、別れを拒絶するのです。

別れてくれない不倫相手の既婚男性と上手に別れる5つの方法

不倫相手の既婚男性が別れてくれないなら、別れ方を工夫する必要があります。一見遠回りに見えて、正面から別れを訴え続けるより、早く上手に別れる方法を伝授します。

恨み辛みとネチネチと訴え続ける

不倫相手が「別れたくない」と譲らないなら、一度別れを撤回して、作戦を変更しましょう。不倫男性があなたと別れたくないのは、一緒にいて快適で自分にメリットがあるからです。と言うことは、あなたと不倫を続けるデメリットがメリットを上回れば、彼の方から離れていきます。

とりあえず、「あなたの気持ちはわかった。もう少しがんばってみる」と、不倫を続行して、以下のように恨み辛みをネチネチと訴え続けましょう。

会っているときはもちろん、電話やLINEでも、毎日のようにネガティブな発言を続けましょう。不倫相手があなたを慰めることに疲れ果てたころに、「もしかして私への気持ちが冷めてるの？」と、別れたくないアピールをしてビビらせた後に別れを切り出せば、今度はスムーズに別れを受け入れてくれるでしょう。

不倫を隠すのを止めると訴える

不倫相手が「別れたくない」と訴えるのは、2人の関係を周囲に隠すのが前提です。だから、その大前提を覆せば、彼の考え方も変わります。

別れを撤回するときに、「それだけ私のことを愛してくれてるんだね」と、既婚男性からの愛を理由にして、しかも強調してください。そして、「こんなに愛されていることを、私はみんなに知ってほしい！」と、訴えるのです。

例えば、次のようにして不倫を隠すのを止めると主張してみましょう。あくまでも、主張だけにしてください。実行すると、逆にあなたにとっても不利益が降り注ぐこともあるためです。

今までおとなしく不倫の事実を隠していたあなたが手のひらを返して、しかもその理由が「愛」ならば、不倫相手は責めることができません。だけど、バレれば困るのは自分なので、「まだ時期じゃない」とか言いつつ、あなたを止めようとするでしょう。

この時、「私への愛は本物じゃないの！？」と詰め寄り、隠すことに応じてはいけません。別れ話を拒否した既婚男性に、今度はあなたが拒否の意思を示す時。彼が逃げ出したくなるまで、愛を理由に追い詰めればよいのです。

病んで足手まといになる

不倫相手がほしいのは、手のかからない都合の良い女です。あなたが足手まといになれば、彼は切り捨てたくなります。「別れたくない」と言われたら、その発言を利用して、病んだ女性を演出して彼を困らせましょう。

重ければ重いほど、不倫相手は逃げ出したくなります。彼が徐々にあなたと距離を取り始めたら、次こそ本当に別れられるでしょう。

強烈な結婚願望を訴える

不倫相手の既婚男性が叶えられないあなたの望みが結婚であり、彼のウィークポイントです。だから、強烈な結婚願望のアピールは、別れるのにとても有効な手段です。

既婚男性は「愛の方が大切じゃないか」「結婚なんて意味がない」など、あなたに結婚のむなしさを訴えて、何とか言いくるめようとしてくるでしょう。でも、あなたが「結婚したい」「結婚できなかったらどうしてくれる」「最低でも子供は3人ほしい」など、一歩も引かなければ、彼も説得を諦めます。そこへ、「別れないなら当然結婚してくれるよね」と、今すぐ離婚を求めれば、不倫相手の方から逃げ出すでしょう。

物理的距離をとる

「もう関わりたくない」と思うほど、不倫相手への嫌悪感があるなら、物理的距離をとるのが一番です。家庭のある既婚男性は、通える範囲の女性としか不倫ができません。あなたが遠くに行ってしまえば、不倫を続けるのは物理的に無理になります。可能であれば、遠くに引っ越ししてしまいましょう。

「離婚するから待って」の言葉は信じて良い？

不倫相手に別れ話をしたとき、「離婚するから待って」と引き止められるのは良くあることです。不倫相手が嫌いで別れたいわけではなければ、「離婚」の言葉に心が動かされるかもしれません。

だけど、既婚男性の「離婚」は、不倫を継続させるための常套句。離婚する気などサラサラなくても、女性を引き止めるために口にする既婚男性は多いです。そもそも、本当にあなたを愛しているなら、別れを切り出される前に自ら「離婚する」と言うのが順番として正しいはず。「別れたくないから離婚」という時点で、信用に値しない言葉です。

とは言え、離婚して不倫相手と結婚するケースもあります。もしも、不倫相手と結婚への希望を捨てきれないなら、信じて待つ選択肢もあります。ただし、「離婚する」の言葉を信じるなら、次の点を肝に銘じておきましょう。

期間限定や誓約書などの話を出したときに、不倫相手が理由をつけて断るようなら、あなたへの気持ちはその程度です。応じてくれないなら即刻別れるべき。一度は「別れよう」と決意したのですから、結婚をエサにされて、あなたの貴重な時間を無駄にしないように、強い意志を貫いてくださいね。

不倫は不良債権なので一刻も早く清算しよう

不倫は倫理に反する行為です。あなたの気持ちが本物だとしても、不倫相手の妻から見れば、罪を犯しているのはあなたであり、慰謝料を請求されるケースもあります。土壇場で不倫相手があなたを裏切れば、一方的に悪者にされ兼ねません。

「別れたい」と思い、別れを告げられた今が、あなたの人生のターニングポイントです。不倫は不良債権ですので、既婚男性から「別れたくない」と言われて心が揺れても、一刻も早く清算しましょう。新しい人生を自分の手で切り開いてください。