盗聴器が仕掛けられやすい場所&犯人像

コンセント

テレビで盗聴器発見の特集を見かけますが、他人ごとだと思って見ていませんか?盗聴器は簡単に仕掛けられます。

決して他人ごとではありません。家庭内、オフィス、etc。盗聴できる場所は日常にたくさんあります。

あなたは大丈夫でしょうか?

盗聴器の種類と特長

日常生活において盗聴器を仕掛けられやすい場所をご紹介する前に、簡単に、盗聴器には「AC電源式盗聴器」と「電池式盗聴器」があることをご紹介致します。

「AC電源式盗聴器」を使って半永久的に盗聴

盗聴器はコンセント内部に仕掛ける「AC電源式」が定番です。コンセントの電源を使って起動するので半永久的に盗聴できます。

コンセント以外では、電話機の中に仕掛けられているケースも多いですが、電話機にセッティングするのは時間がかかるため、家庭内なら難なくできてしまいます。このケースの盗聴電波は通話中にしか出さないため、発見しにくいのも厄介なところです。

「電池式盗聴器」は場所を選ばない

AC電源式は電源を供給してもらうタイプなので設置できる場所が限られています。場所を選ばずにセッティングできるのが、電池式盗聴器です。

電池式なら、

  • ソファーの下
  • 植木の中
  • テレビの裏
  • エアコンの中

など、アイデア次第でどこにでも仕掛けられます。

電池式盗聴器は電池交換を定期的にしなければいけないので、身近で何度も同じ場所に出入りできる人に限られるでしょう。

ただ、外部の人間が絶対に仕掛けないわけではありません。例えば、家であれば何らかの方法で合鍵を入手した人物が不法侵入して電池交換を繰り返しているケースもあります。

ケース1、家に仕掛けられる盗聴器

ファミリー、一人暮らし、etc。状況を問わず家庭内から盗聴器が発見されるケースが多いです。

盗聴器を仕掛ける人物は、

  • 家族
  • 親族
  • 友人
  • 恋人
  • ストーカー

などが挙げられます。

主な理由は、

  • 浮気を疑っている恋人や家族が仕掛ける
  • 仲違いした友人が嫌がらせ目的で仕掛ける
  • ストーカーが仕掛ける

などです(時にはこれ以外の理由もあります)。

家庭内盗聴は時間をかけたセッティングをできるのが厄介

家庭内の場合、盗聴器を仕掛けられる場所はアイデア次第で無限大です。身内が仕掛けている場合はなおさらです。

なぜなら、身内が仕掛ける場合は時間の制約がないからです。いつでも盗聴器を回収できる上、設置する場所も変えられます。ですので、家庭内盗聴は厄介なのです。

ケース2、ラブホテルに仕掛けられる盗聴器

盗聴器は不特定多数が出入りする場所に仕掛けられるケースも多いです。そして、盗聴するからには特別な会話を録音したいと思っています。

それを考えるとラブホテルにセッティングされるケースも多いです。ラブホテルは密室の上に時間の確保もできるため、手の込んだ盗聴もセッティングできます。

外部の人間が仕掛ける場合もありますが、ラブホテルの従業員が仕掛けるケースも多いようです。ラブホテルの従業員は、お客さんの死角になる場所を熟知しているため、見つかりにくいセッティングができます。

操作パネル、ベッド下、etc。盗聴器が仕掛けられやすい場所

盗聴器が仕掛けられやすい場所は、

  • ベッド頭上にある操作パネルの中
  • テレビ機器内
  • コンセント
  • 照明裏
  • ベッド下...etc

ラブホテルは盗聴器仕掛け放題と認識しておきましょう。頻繁にご利用する方はお気を付けください。

ラブホテル盗聴の目的は愉快犯

ラブホテルを盗聴する人は、「愉快犯」が多いです。要するにスケベ心ですね。他人の性生活を盗聴して自分で楽しんだり、売買しているようです。

ケース3、仕事場で仕掛けられる盗聴器

仕事場も盗聴器が仕掛けられやすい場所です。近年、パワハラやセクハラが音声付きで告発されているのをよく目にします。

職場はいびつな人間関係が生まれやすい場所なので、仲間内で盗聴する時代なのかもしれません。

オフィスと一言で言っても、

  • ロビー
  • 受付
  • 給湯室
  • 更衣室
  • 会議室...etc

仕掛けられる場所はたくさんあるので気を張っておく必要があります。

机、時計、etc。盗聴器が仕掛けられやすい場所

オフィス内は人の目が気になるため、手の込んだ盗聴器は仕掛けにくいです。

そのため、電池式の盗聴器が選ばれます。仕掛けられやすい場所は、

  • 額縁
  • 掛け時計
  • ホワイトボード
  • テレビの裏側...etc

ちなみにAC電源タイプが仕掛けられないわけではありません。3又ソケット式の盗聴器をコンセントに設置する場合もあります。

盗聴器を仕掛ける犯人像と目的は?

オフィスに盗聴器を仕掛ける犯人は、

  • 従業員
  • 出入り業者
  • ライバル会社

などが挙げられます。

従業員や出入り業者が仕掛ける場合は、

  • セクハラやパワハラの証拠を残す
  • 気に食わない相手に危害を与える
  • 気になる相手のつきまとい
  • 単なる好奇心

を目的にしているケースが多いようです。

何らかの方法を持って、外部者が盗聴器を仕掛ける場合は、

  • 個人情報を盗む
  • 企業秘密を盗む

ケースがよく見られます。

元お笑い芸人の東国原文夫さんは、宮崎県知事を務めていた時に、会議室に盗聴器を仕掛けらた過去を話していました。

厳格な政治の世界でさえ盗聴されるのですから、一般社会なら簡単にできてしまうということです。

気をつけなければなりません!

まとめ

いかがでしたでしょうか?家庭内、ラブホテル、オフィス、etc。あらゆる場所で盗聴器が仕掛けられている可能性があります。

私たちの会話はいつどこで漏れているか分かりません。「口は災いの元」と言いますので、他人に聞かれてはまずい発言や行いは避けたほうがいいでしょう。

盗撮・盗聴器発見調査の料金・費用相場

1日あたりの相場 費用総額の相場
盗撮・盗聴器発見調査 12.4万円 47.9万円

※実際に探偵ちゃんで紹介した探偵事務所に依頼した人の事例を元に算出しています。