職場・社内でしつこい男を上手に追い払う方法!しつこくなる心理も解説

職場でしつこい男に声かけられている女性

職場にしつこい男がいる。角が立たないようにやんわりと断っているのに、しつこくアプローチされて困る。

職場だと今後も毎日顔を合わせなければならず、周囲の目もあるため、関係を断絶するような拒否ができず、対応に悩んでしまうものです。「なぜわかってくれないの!?」と、しつこい男にイライラし、仕事に支障が出ることもあるでしょう。

そこで今回は、なぜ職場でしつこくアプローチできるのか男性心理を解説!職場にいるしつこい男を上手に追い払う方法も伝授します。

職場でしつこくアプローチする男性心理

職場でのしつこい男

まずは、職場でしつこくアプローチする男性心理について解説します。しつこい男が何を考えているのかを知ることが、適切な対処法への第一歩です。

鈍感で拒否られてることに気付いていない

相手が職場つながりだと、断り方も柔らかくなり、明確に「嫌」「迷惑」とはなかなか言い辛いものです。それでも、多くの人は「これは断られてるぞ」と気付くのですが、中には全く気付かず、「都合が悪いみたいだからまた誘おう」と思う男性もいます。

あなたにしつこい男も、鈍感で拒否られていることに気付いていないだけかもしれません。「普通気付くでしょ」と思っても、基準や感じ方は人によって違いますので、まずは本当にあなたの気持ちが相手に通じているのか確認した方が良いでしょう。

超ポジティブで社交辞令を本気で捉えている

超ポジティブで極端に自己肯定感が高い男性だと、断る際の社交辞令を本気で捉えてしまいます。あなたが相手を傷つけないために付け足した言葉を、「彼女は自分の誘いに応じられなくて、非常に残念がっている!これはまた誘わねば!」と、ポジティブに受け取ってしまうのです。

例えば「行けなくて残念です」「今回は申し訳ないですけど、また誘ってくださいね」という王道の社交辞令も、このタイプは柔らかい拒否ではなく脈ありと受け止めてしまいます。何でも自分に都合良く解釈する思考の持ち主なのです。

自分勝手で相手の迷惑を一切考えない

モテないのに肉食系で、しかも自分勝手な男性も職場でしつこい男になりやすいです。常識的な人ならば「公私混同はダメ」「社内恋愛には肯定派と否定派がいる」といった暗黙の了解を理解し、相手の都合も考えながらアプローチするものです。しかし、この手のしつこい男は相手の迷惑を一切考えません。

「断られても諦めない!押し続ければ何とかなる!」という謎の信念の元、恋心を暴走させます。冷たく断られてもめげませんし、職場の噂になって相手が迷惑していても気にしません。とても独りよがりなのです。

プライドが高く粘着質で断られた事実を受け入れられない

プライドが高い男性の場合、あなたが誘いを断っても、拒否されたことを受け入れられず意地になってしまうケースがあります。「まさか、自分が断られるはずがない」と認知を歪ませてしまうのです。

性格が粘着質だと、しつこさは更に助長されます。断られるほど「絶対振り向かせてやる!」と、闘志を燃やしてしまうのです。職場だと接点が多いため、躍起になってあの手この手でアプローチをしてきます。

職場でしつこい男を上手に追い払う行動

女性に断られたしつこい男

職場でしつこい男を上手に追い払うには、わかりやすく「NO!」を伝えるしかありません。とは言え、断り方を間違えると逆恨みされたり、職場で非常に気まずい思いをしたりするリスクがあります。そこで、上手に追い払う方法を伝授します。

プライベートの誘いはキッパリ断る

職場でしつこい男を上手に追い払うポイントは、公私混同しない精神です。「仕事とプライベートは完全に切り分けている」という姿勢を見せつつ、プライベートな誘いはキッパリと断りましょう。

例えば、就業後食事に誘われた場合、「仕事についてお話があるのでしょうか?」と確認し、わかっていても「プライベートな誘いか否か」を確認するのです。そして、仕事とは関係ない誘いの場合は、「すみません。それでしたら仕事後は自分の時間を大切にしたいので」と、にこやかに断ります。

このように対応すれば、「プライベートで誘っても断られる」と明確に意思表示できます。しかも、「自分だから彼女は断ったのではなく、公私混同が嫌いなだけ」「彼女にとって自分は完全に脈なし」など、相手に都合良くその先の解釈を考えられるメリットもあります。

仕事に乗じた誘いは就業時間内且つ社内を死守する

プライベートの誘いを断っても、「それなら仕事に乗じて」と考えるしつこい男も存在します。「ちょっと仕事の相談があるからさ」「この先は食事でもしながら続けようか」といった感じです。仕事絡みの誘いならば、あなたも断りにくいと考えているのでしょう。

この場合、就業時間内且つ社内で事が終わるように仕向けて回避しましょう。例えば、以下のような感じです。

  • それならば、続きは明日にしましょう。
  • 仕事の話でしたら、今すぐ会議室を押さえます。
  • 今すぐ時間とれますので、あちらのブースへ行きましょう。

何か言われたら「社外だと残業代出ないので」「私、いつも就業時間内に終わるよう調整しているんです」と、仕事であることを全面に押し出した主張で逃げると良いでしょう。

気のない相手へのしつこいアプローチはセクハラだと認識させる

あなたが職場でしつこい男に恋愛のアプローチをされることで働きづらさを感じるなら、立派なセクハラに該当します。

とは言え、ストレートに「セクハラです」と訴えると相手のショックが大きく、逆ギレされるなどのトラブルが起こりかねません。

まずは、「これ以上やるとセクハラですよ」と間接的に以下のような方法を試してみましょう。

  • 社内の友人、同僚からしつこい男に、行き過ぎる誘いは「セクハラ」になるらしいと伝えてもらう。

今のご時世どんな男性でも「セクハラ」という言葉には敏感です。さすがに察してくれるでしょう。

上司やコンプライアンス部署に相談する

対策してもしつこい男が諦めてくれず、更に行動がエスカレートするようなら、迷わず上司やコンプライアンス部署に相談しましょう。これは、完全にセクハラ案件です。1人で頑張って対応するのではなく、味方をつけてきちんと対策しなければ、事態は改善しないかもしれません。

しつこい男とはいえ、職場では自分の立場を考えるものです。あなたが職場で問題提起し、具体的な行動に出れば、さすがに「ヤバイ」と態度を改めるでしょう。

職場のしつこい男がストーカー化してしまったときは?

最悪の場合、職場のしつこい男がストーカー化する恐れがあります。どんなに適切な対応をしても相手が悪ければ、あなたに執着して度が過ぎたストーカー行為をしてしまうのです。

しつこい男がストーカー行為をした場合は、1人で対応せず証拠をしっかり保全し、場合によっては警察に相談しましょう。まずは、犯罪には至っていないストーカー行為等を相談できる、「警察相談専用電話#9110」に相談すると良いでしょう。

しつこい男の行為がストーカーか判断に迷ったときは、ストーカー規制法に定められた基準を参考にしましょう。以下のような行為は、「つきまとい」に相当し、これらの行為が続いた場合「ストーカー」となります。

  • あなたを尾行したり付きまとったりする
  • 待ち伏せを行う
  • あなたの前に立ちふさがり進路を妨害する
  • あなたを見はったり押しかけたりする
  • あなたの周囲をウロウロする
  • あなたを見張っているとわかる内容を伝えてくる
  • デートや交際を何度もあなたに求める
  • プレゼントを押し付けようとする
  • あなたを罵倒したり迷惑行為をしたりする
  • 拒否しても何度もコンタクトをとってくる
  • その他嫌がらせ行為を行う

参照:警視庁「ストーカー規制法」

「職場の人だし…」と遠慮をすると、しつこい男がつけあがり、事件に発展する恐れもあります。ストーカーの被害に遭ってしまったら、可能な限り1人行動を避け、周囲の人を頼り身を守ることが重要です。

職場のしつこい男には毅然とした態度を貫こう

「しつこい男は迷惑」と思っていても、職場関係だと今後も顔を合わせなければならないので、強く拒否し辛いと思います。しかし、しつこい男に対して遠回しに断っても通用しません。「察して退いてくれ」というのは、しつこい男には無理な話なのです。

勇気を振り絞って、職場のしつこい男には「あなたとプライベートな付き合いをする気はありません」と、毅然とした態度で貫くしかありません。仕事ではマナーを持って必要な対応をしつつ、明確な一線を引いてしつこい男を遠ざけましょう。

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