一人っ子男性との結婚は大変?メリット・デメリット

ハートをつかむカップル

結婚を視野に入れて付き合う男性が一人っ子だと、「結婚すると何かと大変そう」と、腰が引けるかもしれません。確かに、一人っ子男性との結婚にはデメリットがあります。しかし、意外にも多くのメリットもあるのです。

そこで今回は、一人っ子男性と結婚するメリット・デメリットについて解説!結婚した際に心がけるべきことも伝授します。

一人っ子男性と結婚するメリット

日本では一人っ子に対するネガティブなイメージがありますが、見方を変えると良い面がたくさんあるものです。まずは、一人っ子男性と結婚するメリットから解説していきます。

義母に嫁としての能力を比較されない

当然ですが、一人っ子男性は義両親の掛け替えのない唯一無二の存在です。そのため、義両親にとって「嫁」の立場になるのはあなただけ。一人っ子だと身近に嫁の比較対象がありません。これは大きなメリットです。

夫に兄弟や姉妹がいた場合、「次男の嫁はこんなことをしてくれる」「長女は嫁として立派にやっている」と、特に義母は厳しい目で嫁の立場を比較してしまいがちです。本人に悪気がなくても、比較した発言は嫌な気分になるものです。一人っ子男性ならば、比較される機会がグッと減り、ストレスも少ないでしょう。

孫格差がない

一人っ子男性と結婚すると、義両親にとっての孫は一人っ子である息子夫婦の子供だけので、こちらも比較対象がありません。義両親の愛情はあなたと夫の子供に注がれるので、孫格差がないのもメリットになります。

「義母が義姉の子供ばかりかわいがる」「孫同士比較しては嫌味を言われる」という悩みとは無縁です。あなたと夫の子供が初孫になるので、愛情を独占できます。

義理の姉妹兄弟がいない分親戚付き合いが楽

夫が一人っ子ならば、当然義理の姉妹兄弟はゼロなので、親戚付き合いはシンプル。基本は義両親との良好な関係に気を配るだけなので、非常に楽になります。これは、大きなメリットです。

義理の姉妹兄弟がいると、次のようなトラブルが起こりかねません。

  • 先輩面で度々いらぬアドバイスをされる
  • やたら兄弟姉妹での集まりが開催され面倒
  • いつまでも独身で義両親亡き後何かと頼られてしまう

気が合えばまだ良いのですが、合わなかった場合は地獄の苦しみです。一人っ子の場合、これらのリスクはゼロになります。

相続問題でモメない

一人っ子男性の相続はとてもシンプルです。義両親に財産があった場合、遺言でもない限りは、誰に相談することなく、あなたの夫が相続人になります。

どんなにわずかな財産でも、あるいは借金でも、対象が2人以上だと揉め事が起きる可能性はかなり高くなります。弁護士を挟んだ話し合いになるケースもあります。しかし、一人っ子なら相続トラブルによるストレスはありません。

唯一の嫁として大事にしてもらえる

「大事な一人息子を嫁に盗られた…!!」と、嫁いびりに燃える義母はメロドラマの王道です。一人っ子男性との結婚に、嫁姑問題が勃発するのではと恐れを感じる人は多いでしょう。

しかし、実際は「大事な一人息子の嫁は、たった一人しかいないから大事にしないと」と思ってくれる義両親の方が多いです。ごく普通の嫁をしていれば、多くの義両親は「このまま平和で幸せに暮らしてほしい」と願います。なぜならば、自分たち亡き後、我が子を支えてくれる唯一の存在が嫁だからです。「私たちの大事な息子をよろしくね」という願いも込めて、嫁を大切に扱ってくれます。

一人っ子男性と結婚するデメリット

一人っ子男性との結婚には、もちろん、ならではのデメリットもあります。どんなデメリットが想定されるのかを解説していきます。

孫への期待とプレッシャーが重い

「大事な跡取り」という価値観は徐々に薄れつつあるものの、一人っ子男性は義両親にとって唯一の息子ですから、兄弟姉妹がいる場合と比較すると、どうしても孫への期待が大きくなります。また、孫の数が少ないので、目も手も届きやすく義両親は過干渉になりがちです。

面と向かって「跡取りが必要だから男児を生め」と言う義両親は減少傾向ですが、「若いうちに生んだ方が楽よ」「一人っ子でかわいそうだったから兄弟作ってあげて」など、孫を期待する発言は多くなります。また、いざ生まれると、今度は「習い事はさせてる?」「塾は通わないの?」など、教育や進路への関心が強く、助言という名の口出しをされるケースも…。

遠回しに「しっかり育てなさい」というプレッシャーをかけてくるので、真面目な性格な人にはかなりの重圧でしょう。

同居を求められる可能性が高い

一人っ子男性の親に対する責任感は、表面に見えている以上に大きいです。また、義両親も一人息子を頼りにしています。結婚当初に同居話が出なかったとしても、以下のようなタイミングで同居が提案される可能性は高くなります。

  • 義実家の老朽化(建て替えるから一緒に住もうなど)
  • 夫の転職(転職を機に義実家の通勤圏に引っ越しからの同居)
  • 義両親の高齢化(心配だから一緒に住みたいなど)
  • 義両親のどちらかが亡くなった時(一人だと寂しいだろうからなど)

人は年を取ると、体力的にも精神的にも弱くなるものです。義両親が息子を頼りたくなるのは必然ですし、義両親が同居を提案しなくても夫が放っておけなくなるかもしれません。

一人っ子の場合、「義両親を支える話=自分たちしかいない」という構図になります。もちろん、最後まで同居しないケースもありますが、確率的に一人っ子は同居率が高くなるのが現実です。

介護などの負担を分散できない

一人っ子男性との結婚は、同居だけではなく義両親の介護を中心としたさまざまな負担も分散できないのは大きなデメリットになります。兄弟姉妹はトラブルの種ですが、同時に大事な人手でもあるのです。

一人っ子男性の場合、夫と同じ立場の人がいないので、相談からサポートまで全て自分たちがしなければなりません。一人っ子男性の妻は、夫にとって大切な相談相手であり、責任重大です。

それでも、夫にまだ「自分がちゃんとやらなければ」という気持ちがあればマシ。親が年老いて弱っていく姿を見るのが精神的に辛く感じる男性は多く、妻に頼りっきりという事例は良く聞く話です。最悪、あなたが義両親の問題に全て取り組まなければならない事態に陥るかもしれません。

一人っ子男性の性格的特徴

ドーナツを食べる優しい一人っ子男性

結婚生活をイメージしやすくなるように、一人っ子男性の性格的特徴を解説します。

基本的に穏やかで優しい

一人っ子男性は両親の愛情を一身に受けてすくすくと育つので、基本的に穏やかで優しい性格をしています。

家庭内で子供が自分一人だと、比較や競争と無縁です。多少勉強の手を抜いても「お兄ちゃんはデキがいいのに」などと言われませんし、のんびり食事をして最後の1つを奪われることもありません。そのため、おっとりのんびりしています。家族との喧嘩も少なく、平和主義で人に優しく親切です。結婚生活では、妻にも子供にも優しいタイプの夫になります。

マイペースで気が利かない

一人っ子男性は兄弟姉妹がいないので、必然的に家庭内では一人の時間が多くなります。その上、両親も一人息子に合わせて行動してくれるので、非常にマイペースな性格になります。穏やかで優しいですが、「自分が周囲に合わせなければならない」という感覚が鈍いのです。

また、一人っ子男性は両親から甲斐甲斐しくお世話され、王子様のように大切に育てられます。周りがやってくれて当たり前の環境で育つので、自分から動こうという意識が薄く、全く気が利きません。仕事では気遣いできても、プライベートで相手の気持ちを察して先に行動を起こすことは稀です。

横で妻が忙しくバタバタ動いていても「何も言われないから、自分の手伝いはいらないんだな」と解釈。横になってテレビをのんびり見てはゲラゲラ笑い、妻を苛立たせるタイプです。

問題を抱え込みやすい

愛情たっぷりで過保護に育てられたように見えても、一人っ子男性は「親にとって子は自分だけ」という責任感があります。不用意に親を心配させないよう、悩みやトラブルがあっても相談せず、一人で解決しようとするのが特徴です。

一人で解決するクセがつくと、仕事や友達関係でも「迷惑かも」「ダメな奴と思われるかも」と複雑に考えてしまい、問題があっても誰にも言わず一人で抱え込みやすくなります。結局誰にも頼らず頑張り過ぎてしまうので、精神的に病むリスクが高い傾向が強いです。

深刻な問題程、簡単に家族には相談できません。決断してから話す、事後報告も多くなります。これは、信頼していないからではなく、大事だからこそ心配させたくない思いやりからくる行動です。

平等にこだわる

一人っ子男性にとって、外の世界はえこひいき、マウンティング、忖度など比較や不平等に溢れています。比較に慣れていない一人っ子男性は、不平等に対して敏感です。穏やかで優しいからこそ、公平であり続けようとし、争いの元にならないよう平等にこだわります。

公平で平等を重んじるのは正しいことではあるものの、融通が利かないので時には扱いが面倒になります。普通なら「仕方ないな」と流すべきところに着目し、「きちんと平等にしなければ!」と思わぬこだわりを見せるときがあるのです。

結婚生活も例外ではなく、しかも平等の対象が我が子というのは良くある話。子育てで忙しい妻の愛情を自分にも平等に向けてほしくて、構ってもらおうと頻繁に話しかけたり拗ねたりと、少々面倒くさいときがあります。

一人っ子男性との結婚で心がけるべきこと

一人っ子男性との結婚生活を仲良く楽しく送るために、どんなことを心がけるべきなのかを伝授します。

「良き夫」に育てるのは自分の仕事

一人っ子男性は大切に王子様のように育てられています。穏やかで優しいですが、「自分は動かず親が身の回りをやってくれる」というのが常ですので、結婚生活に「率先して夫自ら気を配り察して動いてくれる」という期待は全くできません。

しかし、素直でおっとりしているので、あなたが丁寧に指示を出しながらやり方を教えてあげれば、快くやってくれます。一人っ子男性と結婚を考えるなら、以下のように育てる意気込みが重要です。

  • やってほしいことは口頭で優しくお願いする
  • 当たり前の家事ができなくても怒らず丁寧に根気良く教える
  • やる過程で出来栄えを誉める
  • やってくれたらマメに感謝の気持ちを伝える

一人っ子男性が良き夫、良き父になれるかどうかは妻の力量次第だと心がけましょう。

義両親と良好関係を築くコツはわかりやすい孝行

一人っ子男性と結婚を考えた時、「義両親の愛と期待の重さ」がプレッシャーになるかもしれません。しかし、比較対象がないので義両親と良好関係を築くのは意外と簡単。「夫のこともその両親のことも大切にしてますよ」というメッセージを送れば良いのです。以下のような方法で、わかりやすく義両親孝行をしましょう。

  • 息子と孫(あなたにとっては夫と我が子)の顔をマメに見せに行く
  • 義実家が遠方の場合は、写メや動画をときどき送ったり電話したりする
  • 義両親の誕生日、母の日、父の日は会いに行ったり電話したりする(喜ぶならプレゼントを渡す、送る)
  • 義両親がおしゃべり好きなら、聞き役になってニコニコ話を聞いてあげる

一人っ子男性の両親は、当然ですが娘がいないので、女性ならではの細やかな気遣いや優しさに慣れていません。ですので、ちょっとした気遣いで喜んでくれます。ちょっとした手間を惜しまず、孝行してあげましょう。

義両親にNOと言える強い精神力が必要

一人っ子男性との結婚は、義両親の寵愛を一身に受けます。金銭的、物品的な援助から、育児の手伝いなど、たくさん助けてもらえるのですが、その分関心が集中するので、口出し手出しも多くなります。

もちろん好意からなのですが、中には「正直ありがた迷惑」というものもあるでしょう。この時、「せっかくの好意だから」と受けてしまうと、今後も同じような好意が続いて、この先もずっと我慢し続けなければならず、かなりのストレスになります。

一人っ子男性と結婚するなら、例え好意でも「すみません。いりません」と、NOを伝えられる強い精神力、しかも、相手が悪く取らない伝え方の工夫が必要です。高いコミュニケーション力が求められるのだと心がけておきましょう。

一人っ子男性との結婚は総合判断です!

一人っ子男性には、ならではのメリットとデメリットがあります。結婚は生活なので、恋愛の相性が良いからといって、結婚生活が上手くいくとは限りません。

一人っ子男性に限った話ではないのですが、結婚を考えたときは「今後何十年も一緒に暮らす」という前提の元、義両親との付き合い方も含めた上で、総合的に判断しましょう。もちろん、彼と将来についてたくさん話し合い、結婚のすり合わせも重要です。