社内恋愛・職場恋愛で気まずくならない別れ方と別れた後の注意点

社内で元彼と遭遇する女性

社内恋愛は2人の関係が順調だと毎日顔が見られて幸せです。しかし、別れたくなった場合も、仕事での関係が続くので「はい。さようなら」とはいきません。下手な別れ方をすると、あなたも相手も職場に来るのが辛い状況に陥る可能性があります。

我慢して社内恋愛を続ける必要はありませんが、気まずくならないよう別れの前後に最大限の配慮が必要です。

そこで今回は、社内恋愛で気まずくならない別れ方を伝授し、別れた後の注意点について解説します。

社内恋愛・職場恋愛は別れた後どんな問題が起こる?

恋人関係になる前も同僚、恋人になっても同僚、恋人関係を解消した後も同僚、これが社内恋愛の最たる特徴です。仕事の関係がなければ、別れた後に物理的距離をとれるので、別れた恋人と顔を合わせる気まずさはなく、失恋の辛さも風化しやすくなります。

しかし、社内恋愛は別れに関係なく仕事を通じてコミュニケーションしなければなりません。

そのため、社内恋愛ならではの次のような問題が起こりやすくなります。

  • 別れた元恋人が傷ついた様子を見て罪悪感に苛まれる
  • 元恋人が失恋の痛手で仕事にまで差し支える
  • 元恋人とギクシャクして職場でのストレスが増える
  • 元恋人に逆恨みされると職場で嫌がらせを受ける可能性がある
  • 社内恋愛が周囲にバレていれば、必要以上に気を遣わせてしまう
  • 社内でウワサの的になり、場合によっては年単位で語り継がれる
  • 仕事に支障が出た場合、上司などから注意を受けるかもしれない
  • 場合によっては、どちらかが異動になるかもしれない

職場という独特な環境下では、別れた後こじれやすいだけではなく、2人の問題では終わらないケースもあります。最悪、どちらかが退職する事態にまで陥ります。恋愛はプライベートな問題ですが、社内恋愛ではお互いを気遣うだけではなく、職場に迷惑をかけない行動が必要なのです。

社内恋愛・職場恋愛で気まずくならない別れ方

社内の元カップル

社内恋愛で別れる場合は、別れたい方が別れを告げられる方に最大限思いやりと配慮を持つのがポイントです。浮気など別れても仕方がない非が場合は別ですが、やはり、フラれて尚同じ職場にい続けなければならないのは、非常に辛いものです。

相手を全く傷つけない別れ方はありませんが、可能な限り傷が浅くて済むように考えることが、できるだけ気まずくならない別れ方になります。具体的にどのように別れれば良いのかを解説していきます。

別れを匂わせる準備期間を作る

突然の別れは相手に大きなショックを与えます。昨日まで普通にしていたのに、今日突然別れを告げられると、「なぜ?」と混乱し、到底穏やかに別れを受け入れられるはずがありません。しかも、混乱の中、それでも職場であなたと会わなければならず、相手の苦悩と苦痛は相当なものになってしまいます。

これを回避するために、社内恋愛では別れを匂わせる準備期間を充分作るのが重要です。

次のような方法で、別れを匂わせましょう。

  • 職場では公私混同を理由に少しずつ距離をとる
  • 連絡の回数を減らしたり、返信まで時間をかけたりして徐々に疎遠にする
  • 理由をつけてデートを断り回数を減らす
  • 会っている時に暗い雰囲気を出す

「あれ?おかしいな?」「もしかして、冷めたのかな?」と、別れの予感があった方が、別れへの心の準備ができて、その分ショックも小さくなります。あなたとしては一刻も早く別れたいでしょうし、別れる前の気まずい雰囲気は避けたいかもしれませんが、1ヵ月間くらい別れの準備期間を作りましょう。

別れ話をするタイミングに気を付ける

別れを匂わす準備期間が充分でも、フラれる方はノーダメージとはいきません。立ち直るまでにある程度の時間を要します。場合によっては、心の準備ができていてもやはり大きなショックを受け、仕事に集中できない期間が発生する可能性があります。

「仕事に悪影響を及ぼさない」は、片思い、両思い、破局、関係なく社内恋愛の鉄則です。相手が繁忙期だったり、とても気を遣う仕事をしていたりする時期に別れ話をして、大きなミスやトラブルを引き起こしたら大変です。社内恋愛では別れ話をするタイミングにも重々気を付けて、なるべく仕事が落ち着いている時を狙った方が良いでしょう。

別れる理由を丁寧に伝える

別れたい側にとって、別れ話は手短に済ませたいものです。しかし、短い言葉では、相手になぜ別れたいのかが充分伝わりません。別れた後も顔を合わせなければならない社内恋愛で、良くわからない状態で別れを強行されると、会うたびに「どうして?」という疑問が湧いて相手は苦しんでしまいます。

なぜ別れたいのか、その理由を丁寧に伝えるのは、あなたが相手に示せる誠意です。言葉を選びながら、別れを決めた理由をきちんと伝えましょう。

相手が納得できるまでしっかり話し合う

社内恋愛での別れ話は、理由を丁寧に伝えるだけではなく、相手が納得できるまでしっかり話し合うことも大切です。相手の気持ちに耳を傾け、質問には誠実に答えましょう。とことん話し合えば、相手も別れ以外の選択肢がないのだと諦めがつきます。お互いが冷静に話し合えるように、別れ話はカフェなど人目がある場所を選ぶと良いでしょう。

あなたとしては別れたい相手と別れ話を長々とするのはしんどいと思います。しかし、早く切り上げようとすればするほど、相手は傷つき、場合によっては自分を蔑ろにされたと感じて黒い感情を抱くかもしれません。最後の務めだと思って、じっくり話に付き合いましょう。

別れた後は同僚に戻る約束をする

別れ話に決着がついたら、最後に「これからは同僚に戻ろう」と、改めて約束をするのを忘れてはいけません。「そんなの、言わなくてもわかるでしょう」と思っているのだとしたら、独りよがりな考えです。相手は「もう近寄ることもできない」「職場で話しかけたら迷惑になる」と思っているかもしれません。

別れ話の最後に、相手からの提案がなければ、あなたから「付き合う前の同僚に戻ろう」「仕事ではいつも通りにしよう」と約束しましょう。言葉で伝えることで、必要以上に気まずくなるのを防げます。

社内恋愛・職場恋愛で別れた後の接し方と注意点

社内恋愛は別れた後も気が抜けません。相手は表面上平静を装っているだけで、深く傷ついている可能性があります。「同僚に戻ろう」と約束できても、急に気持ちを切り替えるのは難しいかもしれません。

社内恋愛で別れた後はどのように接すれば良いのでしょうか。注意点と一緒に解説します。

同僚としての協力は惜しまない

どんなカップルでも、別れた後は大なり小なり気まずさが伴います。だからと言って、仕事を疎かにしてはいけません。同僚としての協力を惜しまないようにしましょう。

もちろん相手も「別れた後も、同僚として接しなければ」「仕事に悪影響を及ぼしてはいけない」と考えていますし、あなたとの約束が口だけとは思っていません。それでも、別れた直後は痛みを伴い、自分からあなたに仕事の話をするのさえためらう気持ちになるでしょう。そのような気持ちを察して、仕事上はあなたが気遣って声をかけるのが同僚としての優しさです。

あなたから不要に近づかない

仕事上の協力を惜しんではいけませんが、それ以外についてはあなたから不要に近づかないようにしましょう。相手は別れた後に心が乱れないよう懸命に耐えています。相手から近づいてこないのは、今あなたの顔を見ると平常心を保つ自信がないからです。

職場の同僚なら仕事の時間でも、時には雑談したりランチに出かけたりするものです。しかし、複数人であっても断るのが不自然でない限り、しばらくは参加しないようにしましょう。露骨に誘いを断ると、返って相手を更に傷つけたり気を遣わせたりしてしまいます。自然な流れでさりげなく参加しないのがポイントです。

避けられても責めない

別れが円滑に進んでも、相手は一生懸命辛い気持ちに耐えているかもしれません。この場合、自分でも感情のコントロールが難しく、とっさにあなたを避けてしまうでしょう。あなたは「同僚に戻ると約束したはずなのに…」と、モヤモヤするかもしれません。

しかし、相手があなたを避けるのは、同僚の関係に戻るために必要なプロセスなのです。振られた相手の傷は、あなたの非ではありません。社内恋愛で会うのが不可避なのが、ここまで辛いのは相手もきっと想定外です。今、一生懸命心のバランスを取ろうと頑張っているのだと理解し、避けられても責めずにそっとしてあげましょう。

職場で別れ話をネタにしない

あなたと相手の社内恋愛を知っていた同僚がいても、職場で別れ話をネタにするのはNG行動です。どこで誰が聞いているかわかりませんし、信頼している同僚から話が漏れる可能性もゼロではありません。

社内恋愛を知っていた同僚に、別れた事実を報告するのは致し方ないでしょう。別れているのに付き合っている前提で話をされるのは辛いものです。しかし、別れの報告は職場以外で、余計なことは話さないようにしましょう。職場の同僚に別れの経緯を細かく知られるのは、相手にとって非常に酷です。

別れた話を誰かに聞いてもらいたいなら、職場や仕事と一切関わりのない友達を選びましょう。別れても相手の尊厳を守るのは最低限のマナーです。

同じ職場で新たな恋愛を始めない

別れた相手への気遣いとして、同じ職場で新たな恋愛を始めないことも重要です。相手があなたを忘れる前に、自分以外の誰かとあなたが社内恋愛を始めたと知ったら、まるで拷問です。また、職場のウワサ好きの格好のネタにされ、相手は更に苦しむ羽目になります。

恋愛をしたいなら、職場や仕事とは関係のない場所で探しましょう。今の時代は能動的になれば、いくらでも出会いを増やせます。恋は落ちるものであり、今後職場の別の人と恋愛関係になるかもしれませんが、率先して職場で探すのは相手にとって残酷すぎます。

それでも職場の人と離れがたいほど惹かれあってしまったなら仕方ありませんが、別れた相手に敬意を払う気持ちがあるなら、せめてある程度の期間は自粛すべきです。

別れた後は焦らず時間をかけて同僚に戻ろう

社内恋愛で別れた後に気まずい関係になるのは、お互い望んでいないでしょう。しかし、相手の傷が大きければ、自分の気持ちとは裏腹に不自然な態度をとってしまうのは不可抗力です。あなたとしては早く普通の同僚に戻りたいでしょうが、相手の気持ちを考えて「元に戻るには時間がかかる」と肝に銘じるべきです。

社内恋愛で別れた後の焦りは厳禁です。いつか付き合う前の関係に戻れる日が来るので、あせらずゆっくり相手の傷が癒えるのを待ちましょう。