結婚できないのは毒親育ちが原因?幸せな結婚をつかみ取る方法

毒親育ちの子供

結婚したいという気持ちはあるけれど、なぜか結婚できないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。結婚できない原因は人それぞれ異なるものですが、毒親育ちが原因である場合も少なくありません。

そこで毒親育ちの特徴や毒親育ちの人が結婚できない理由、さらに、毒親育ちの人が幸せな結婚をつかみ取るための方法をご紹介します。

毒親とは?

そもそも「毒親(どくおや)」とはどのような親のことを指すのでしょうか。毒親とは「子どもにとって毒となる親」のことを言います。

たとえば、次のような傾向が見られます。

  • 必要以上に過保護になる、過干渉
  • 子供の価値観を認めない
  • 子供の意見を聞き入れず、親の意見に従わせる
  • 子供の恋人や進路、就職にまで口出しして従わせる
  • 子供がすることを一切褒めない、駄目だと否定する
  • 子どもの人格を否定する言葉を言う
  • 怒鳴ったり暴力を振るったりして子どもを支配する
  • 子どもに関心がない
  • 子どもとコミュニケーションやスキンシップを取ろうとしない
  • 自分を第一に優先して子どもを放置する

このように、子どもに悪影響を及ぼしかねない親を毒親と言い、幼い頃から毒親に育てられた人のことを「毒親育ち」と呼びます。

毒親育ちの人は、大人になってからも毒親に植え付けられた価値観から逃れられない人が多いと言われています。人間関係がうまくいかず、恋愛や仕事で悩むことが多いのです。

厄介なのが、子供は親が毒親だと気づかないということです。大人になっても毒親だったと気づきません。毒親育ちはそのまま生活している分には楽な面もあるからです。

毒親育ちの人に共通する特徴

毒親育ちの女性

上記で説明した親が毒親にあてはまり、自分が毒親育ちかも?とは思っていても、まだ心のどこかで半信半疑な部分もあるでしょう。

ここでは、毒親育ちの人に共通する特徴をご紹介します。自分に当てはまる特徴があったのなら、あなたは毒親育ちである可能性が高いといえるでしょう。

相手の顔色をうかがう

子どもをコントロールしようとするタイプの毒親に育てられた人は、常に相手の顔色をうかがう傾向があると言われています。

親の機嫌を損ねないためにはどうすればいいのか?と、考えた結果、親の顔色をうかがう術を身に付けたのです。そして、親だけでなくすべての人の顔色をうかがうのが当たり前になってしまったのでしょう。

やりたいことや好みが分からない

毒親の言うことを聞いて育つと、自分がやりたいことや自分の好みが分からない大人になってしまいます。親が決めた洋服しか着られなかったり、好きなものを親から否定され続けられたりすると、次第に自分がやりたいことや自分の好みが分からなくなってしまうのです。

たとえば、食事に行っても自分が食べたいメニューを選べない、恋人から「どこへ行きたい?何がしない?」と聞かれると返答に困る、自分で選択することができないなどの傾向が見られます。

期待以上に頑張ろうとする

毒親育ちの人は期待以上に頑張ろうとする特徴があります。子どもは親に褒めてもらいたくて親が期待することをやり遂げようと必死になるものです。しかし、毒親育ちの人は親の期待通りの結果が得られても、毒親は褒めてくれません。

褒められないのは、自分が親の期待に応えられなかったからだと思い込んでしまいます。そのため、毒親育ちの人は親の期待以上に頑張ろうとする傾向が高くなるのです。また、友人や恋人などのように心を許した人に対しても、相手の期待を超える努力をしようとします。

自分に自信が持てない

毒親育ちの人は自分に自信が持てないという共通点があります。子どもの頃から、毒親に「何でこんな簡単なことができないの?」「本当に何をやってもダメな子だね」などと否定され続けてきたため、自分に自信を持つことができないのです。

新しいことを始めようと思っても、ネガティブなことばかりが頭によぎります。「私にはできない」「私は何をやってもダメだから」と、やる前から諦めてしまうのです。

警戒心が強く、他人を信用できない

毒親育ちの人は物事をネガティブに考えてしまうために警戒心が強くなり、他人を信用することができません。相手がやさしい言葉をかけてくれるのは「やさしいふりをして自分をだまそうとしているのかも」「裏では私のことをバカにしているのかも」と、悪いことばかり考えてしまいます。

毒親育ちの人が相手に心を開くことができないのは、自分自身を信じることができていないからでしょう。自分ですら信じられないのだから、他人を信用することはできないのです。

複数人とのコミュニケーションがとれない

毒親育ちの人は複数人とのコミュニケーションが苦手な場合があります。相手の顔色をうかがう傾向が高いため、1対1で会話をする場合は対処できますが、相手が複数人に増えると全員の顔色をうかがおうとして混乱してしまいます。

複数人とうまくコミュニケーションがとれないことに自己嫌悪し、さらにコミュニケーションをとることに苦手意識を強めてしまうのです。

楽しむことに罪悪感を覚える

毒親育ちの人は楽しいと感じたり自分のやりたいことがあったりすると、罪悪感を覚えてしまうことがあります。

毒親育ちの人は、子どもの頃から親の期待を叶えるためだけに生きてきたと言っても過言ではありません。そのため、楽しいと感じることをしたときに、「親を差し置いて自分だけ楽しんではいけない」という誤った価値観に縛られてしまうのです。

信頼する相手に依存しやすい

毒親育ちの人は、信頼する相手に依存しやすい傾向があります。

毒親は、子どもをコントロールして自分の言いなりにすることで満足感を得ています。一方で、支配される側の子どもは親の言うとおりに行動することで安心を得ています。つまり、毒親とその子どもは、お互いに依存関係にあると言えるのです。

毒親育ちの人は、警戒心が強くて他人を信用しない特徴がありますが、「信じられる相手が欲しい」という願望を持っています。そのため、信頼できると感じた相手には心を開き、親の代わりに依存関係を築こうとするのです。

自立できない

毒親育ちの人は自立できない特徴があります。

毒親と依存関係にあることから、精神的な自立ができません。また、寮のある学校や大学に進学しようとしたり、社会人になって一人暮らしをしたいと申し出たりすれば、毒親から「親を見捨てるのか!」「育ててやったのに恩を仇で返すのか!」などという言葉を浴びせられてしまいます。物理的にも自立することができないのです。

また、毒親育ちは親にすべての決断をゆだねているため、自分で決断することがないまま育ちます。そのため、大人になると自分で決断することが増えても親に頼り、自立できません。

毒親育ちの人が結婚できない理由

結婚できない女性

次に、毒親育ちの人はどんな理由があって、結婚から遠ざかってしまうか、毒親育ちの人が結婚できない理由をご紹介します。

まさに今、結婚できないのは、毒親育ちかも!?と思っている場合は、ご紹介する理由に当てはまっているか冷静に振り返ってみてください。

恋人を信用できない

毒親育ちの人が結婚できない理由として、恋人を信用できないことがあげられます。常に「自分は愛されていない」「連絡が来ないのは浮気をしているせい」などと思い込み、常に恋人に疑いの気持ちを抱いてしまうのです。

たとえ、恋人を信じたい気持ちがあっても自分ではどうにもできず、疑うことを止められません。その結果、信じてもらえないことに不満を抱いた恋人から別れを告げられてしまうのです。

恋人に依存しすぎる

毒親育ちの人が結婚できないのは、恋人に依存しすぎるためです。子どもは親からコミュニケーションの仕方を学びます。そのため、親との関係がその後の人間関係に影響を与えると言っても過言ではありません。

毒親育ちの人は子どもの頃から親と依存した関係を築いてきたため、恋人に対しても同じように依存する行動を取ってしまうのです。依存されることに「重い」と感じた恋人が別れを決意するのに、それほど時間はかからないでしょう。

うまくいくはずがないと決めつけている

毒親育ちの人は、小さい頃から毒親に「失敗するに決まっている」「あんたにはできない」と否定され続けて育っている場合があります。そのため、恋人との関係がうまくいっていたとしても、「うまくいくはずがない」と決めつけてしまい、自ら関係を壊してしまいます。

大人になっても毒親から刷り込まれた価値観から抜け出せないため、自分で結婚の可能性を潰してしまうのです。

親に結婚を反対されて諦めてしまう

毒親育ちの人は恋人と結婚を考えることができても、毒親に結婚を反対されると諦めてしまいます。普通の親子関係なら、恋人と結婚できるように親を説得したり、許可をもらえるまで待ち続けたりするでしょう。

しかし、毒親育ちの人は子どもの頃から親の言うとおりに行動するよう仕向けられてきたため、親に反抗する術を持ち合わせていません。そのため、親に反抗することよりも愛する恋人との別れを選んでしまうのです。

結婚や家庭を持つことに強い不安を感じる

毒親育ちの人は結婚や家庭を持つことに強い不安を感じているため、結婚に踏み切ることができません。結婚して自分の家庭を持つことは、親子関係と密接なつながりがあります。親子関係がうまくいっていれば、「自分も両親のように温かい家庭をつくりたい」と考えるものです。

しかし、毒親育ちの人は親子関係の中で「温かい家庭」や「幸せな結婚」のイメージを持つことができません。それどころか、「自分も毒親のようになるのかもしれない」という恐怖から結婚を諦めてしまうのです。

毒親育ちの人が幸せな結婚をつかみ取るための方法

毒親育ちの女性のウエディングドレス姿

毒親育ちの人はどうすれば結婚することができるのでしょうか。ここでは、毒親育ちの人が幸せな結婚をつかみ取るための方法をご紹介します。

親の価値観に疑問を持つ

毒親育ちの人が幸せな結婚をつかみ取るためには、親の価値観に疑問を持つことから始めてみましょう。毒親育ちの人は親から押し付けられた価値観が正しいものだと信じている傾向があります。そのため、根拠がない親の言葉を鵜呑みにして、自分で結婚の可能性を狭めてしまっているのです。

たとえば、親が「お金持ちでエリートの家に嫁ぐのが女の幸せ」という価値観を持っていたとしましょう。しかし、すべての女性がお金持ちでエリートの家に嫁げば幸せになれるとは限りません。学歴や収入、家柄などに格差が生じることで、夫婦の間で上下関係が生まれるかもしれません。

親がもっともらしい言葉を並べていたとしても、「本当に正しいことを言っているのか?」と、一度立ち止まって考えてみましょう。答えが見つからないときは、親しい友人や知人に「親はこう言っているのだけど、どう思う?」と、第三者の意見を聞いてみるのも良いでしょう。

実家を出る

親に干渉されずに自分の意思で結婚を決めたいのなら、実家を出てみるのも方法の一つです。親から自立したいと思っても、実家にいるとどうしても親からの干渉を受けてしまいます。親から干渉される環境下で、自分を守ろうとしても精神的な負担は大きくなるでしょう。その点、実家を出てしまえば、親と一定の距離を取ることができ、自分のことだけを考えることができます。

しかし、実家を出るとなれば、親から「親を捨てるつもりなの?」「今まで面倒をみてあげたのに恩を仇で返すのか?」などという言葉を浴びせられることがあるかもしれません。毒親育ちの人は親の言葉で実家を出るのを踏みとどまってしまい、親の呪縛から逃れられない人も少なくありません。

実家を出ると決めたら、親からどんなことを言われても意志を曲げないようにしてください。実家を出たからといって、親を捨てるということにはなりません。お互いに冷静に考えられるように、距離を置くという考えを持つと良いでしょう。

自分の本当の気持ちや感情を大切にする

幸せな結婚をつかみ取るためには、自分の本当の気持ちや感情を大切にする必要があります。親から否定され続けたり、過保護な親の言うことだけを聞いてきたりすると、自分が本当はどうしたいのか、どんな感情を抱いているのかが分からなくなってしまいます。自分の気持ちや感情が分からなければ、好きな人や恋人に自分の気持ちを伝えることはできません。

恋愛や結婚を成就させたいと思うと、相手の気持ちにフォーカスしてしまいがちですが、毒親育ちの人は相手を理解する前に自分のことを理解する必要があるのです。自分の気持ちを伝えたり、感情を表に出したりすることを恐れないようにしましょう。

幸せになる許可を自分に与える

毒親育ちの人は楽しいことや幸せだと感じることに罪悪感を抱いてしまう人もいます。そうならないためには、幸せになる許可を自分に与えることが大切です。

もしも、親から「あんたは絶対に幸せになれない、なれるわけがない」と言われたとしても、気にしないようにしましょう。幸せになるのに親の許可は必要ありません。「私は幸せになっていい」「私は幸せになる権利がある」と、自分に許可を与えましょう。

積極的に婚活をする

毒親育ちの人は自分に自信がないため、「自分を好きになってくれる人なんていない」と自己卑下をする傾向にあります。だからといって、自分を受け入れてくれる人を待ち続けるだけでは、結婚相手に巡り合う可能性を狭めてしまいます。

幸せな結婚をつかみ取りたいのなら、積極的に出会いを求めるようにしましょう。そうすれば、結婚への道を切り開くことができるはずです。最初は不安や恐怖心を感じることがあるかもしれませんが、勇気を振り絞ってください。

大勢の人が集まる場所が苦手な人は、少人数の規模で行われるお見合いパーティーや婚活を目的にした料理教室、婚活イベントなどに参加してみてはいかがでしょうか。

毒親育ちでも結婚できる

毒親育ちの人は子どもの頃から毒親に価値観を押し付けられて育つため、親の言うことがすべて正しいと思い込んでしまいます。そのため、自分で決断することができず、恋愛や仕事などの人間関係がうまくいきません。

幸せな結婚をつかみ取りたいのなら、まずは毒親と一定の距離を置き、親の価値観ではなく自分の価値観を探し出すことから始めましょう。そして、少しずつでいいので婚活に対して前向きに行動してください。

毒親育ちの人でも少しずつ、自分で決断していき、親の価値観ではなく自分の価値観で生きていけば、結婚を望めばできるはずです。

上記の方法を参考に、できることから始めてみてください。