ストーカー対策

ストーカーに遭いやすい夜道

ストーカーになる人物は身近な人物から、通勤、通学途中に出会う人、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で知り合う人まであらゆるところに潜んでいます。ふと気づいたらストーカーに遭っている、そんなことがあなたにも起こるかもしれません。

ストーカーをする人は、性格や育った環境が原因でそういう行動をしてしまいます。ただ、ストーカー行為はいきなり何もないところから始まることはほとんどありません。相手が存在し、その相手の言動や行動でストーカー行為をしてしまいます。本人はストーカー行為をしている自覚や、悪いことをしているといった考えは希薄です。勘違いをし、都合よく解釈し、どんどんエスカレートさせてしまいます。

これは逆にいうと、ストーカー被害に遭っている人が勘違いをさせているとも言えます。
普段通りに過ごしているつもりのことが実は誰かをストーカーにしてしまっているということです。自らの行動を少し見直すことでストーカー被害を回避することができるかもしれません。

ここでは、ストーカーに遭わないための対策と被害に遭ったときの対策を紹介しているので御覧ください。

ストーカーに遭わないための対策

ストーカーに遭わないための具体策として以下をご紹介します。

彼氏、彼女と別れるときははっきりと理由とともに伝える

相手が理解できないあいまいな理由で別れを切り出したり、一方的にメールで別れを告げて音信不通にしては、ストーカーの原因になりかねません。別れの理由を聞きにつきまとったり、まだ付き合えるかもしれない、まだ振られたわけじゃないと勘違いをするためです。

贈り物やプレゼントを容易に受け取らない

知らない人や別れた相手からのプレゼント受け取らないことです。受け取った時点で、相手を勘違いさせてしまいます。受け取れないとしっかりと伝えることが大切です。

インターネットサービスで個人情報や顔写真を公開しない

インターネット上で知り合う相手に簡単に個人情報を公開しないことです。また、個人情報を公開しなくても携帯で撮った家の中の写真などをSNSで公開すると、その写真から家を突き止められることがあります。写った家の中で判断するのではなく、携帯で撮った写真には場所情報が入っていることがあります。それを解析して家が判明することがあるので要注意です。

ストーカーに遭いやすい人の性格

ストーカーに遭いやすい人の特徴は、一言で言うと、誰にでもいい顔をして笑顔を振りまき、はっきりと拒否する態度を取らない人です。例えば、異性との関係で、メールやLINEの返信をせずに拒否している態度を取っているつもりでも、会えば笑顔で接してしまう人などです。相手からすると会えば笑顔を振りまいてくれるのは、ひょっとすると好きなのかもしれないと勘違いしてしまいます。

他には、プレゼントをあげて断ったら相手に嫌な気持ちにさせるから笑顔で受け取る場合などです。相手は受け取ってくれたと喜び、次も、次も喜ばしてあげようと考えます。

ストーカーに遭いやすい人は相手をどんどんエスカレートさせてしまう性格で本人はそういう性格だということは気づかずに過ごしてしまいます。

以下に、ストーカーに遭いやすい人の特徴を挙げたので、あてはまっているか確認してください。思い当たることがあれば、今後異性との接し方に気をつけるようにしてください

  • 優柔不断
  • はっきりと拒否しない
  • 自己主張がなく相手に合わせる
  • 相手の話しを聞く
  • 誰にでも優しい・人当たりがいい
  • 協調性がある
  • 理論的ではなく感情論が多い

ストーカーに遭った時の対策

次に、ストーカーに遭っているかも、ストーカーされていると感じたときの対策です。
一番の対策は、警察に相談することです。少しでも異変があれば警察に相談してください。具体的な対策をアドバイスしてくれるはずです。ただ、誰がストーカーしているか特定できていない場合はすぐに相手に注意や警告、逮捕はできないので、まずは自分でできる限りの対策を行って下さい。

なるべくひとりで外出しない

一人暮らしの場合、通勤などのときもなるべく同じ方向、同じ電車に乗る同僚や上司、部下と一緒の車両に乗るようにしましょう。夜は、家の近くまでタクシーで帰るなど夜道にひとりでいる機会を減らしてください。

防犯ブザーを所持しておく

もしものときのために、防犯ブザーを所持しておきましょう。

行動パターンや住所を把握されないようにする

見知らぬ人が好意を寄せることもあるでしょう。そういう人に出会わないようにするためには、行動パターンを把握されないことです。通勤の際は、日によって違う車両に乗ったり、通勤時間をずらしたりしてください。また、家に帰る道順を少し変えてみましょう。

他には、ゴミの捨て方です。郵便物はシュレッダーをしたり、ごみの収集時間の直前にだしたり他の人に見られないように気を配って下さい。

家がばれていることもあります。家のカーテンはピンクの色や光を通すものではなく、厚手で電気が着いているのか分からないようなものにしましょう。

やってはいけない対応

ストーカーに遭った時に常に周りに気をつけなければなりませんが、逆にやってはいけない対策、対応があります。それが以下になります。

第三者による介入

他の友人、知人に相談をしてその人からストーカーにやめるよう行動をするのは、かえってストーカー行為をエスカレートさせてしまう恐れがあります。

連絡をいきなり途絶えさせる

連絡を突然途絶えさせることも、相手の行為をエスカレートさせかねません。例えば、家に帰らずに友人宅に1週間泊まった場合、ストーカーは不安になりさらにつきまとい、詮索をしかねません。

過剰な反応をしない

ストーカー行為に対して、過剰に嫌がる素振りをストーカーに見せないことです。平静を装いながら気を配ることが重要です。過剰な反応を示すと相手が喜ぶこともあるためです。

相手を特定している場合

ストーカーをしてくる相手を特定している場合の対策と特定できていない場合で対策が異なります。
特定している場合は、証拠を押さえて警察に相談すれば、相手に注意・警告をしてくれるでしょう。

自力で相手と会って話せるのであれば、しっかりとこちら側の意思を伝えることも重要です。

相手を特定できていない場合

ストーカーをしてくる相手を特定出来ていない場合は、まずはどこの誰がストーカーをしているのかを突き止めるのが第一です。警察は、相手を突き止めるところまで動いてはくれません。ですので、自力で相手を特定させるか、探偵を利用して突き止めるかです。

探偵を利用した場合、相手の身元やストーカー行為の証拠を押さえてくれるので、探偵を利用することをおすすめします。相手の身元を特定し、すぐに警察に相談に行きましょう。

まとめ

ストーカー対策は、まずは遭わないようにすることです。自分の行動を見つめ直し、気をつけることが何よりです。普段の生活が無防備だったり、相手への下手な気遣いでストーカーを作り出してしまうので気を付けてください。

もし、ストーカーされていると感じたら、まずは警察に相談にいくことが一番に行う対策です。警察に相談に行き、対策方法のアドバイスをもらってください。実際に警察に動いてもらうためには、既に被害に遭っていることを証明する必要があります。相手の特定と証拠集めに探偵を利用することをおすすめします。

ストーカー対策と調査の料金・費用相場

※実際に探偵ちゃんで紹介した探偵事務所に依頼した人の事例を元に算出しています。

ストーカー対策と調査の1日あたりの相場:

約12.4万円