探偵が行うストーカー調査
ストーカーは、元恋人やお客さんからのしつこいつきまといや待ち伏せなど知り合いからのストーカーと、誰がつきまとってきているのか検討がつかない場合があります。相手を特定できている場合は、対策を練ることができますが、まったく知らず、相手を特定できていない場合は、対策も打ちづらいでしょう。どこで見ているか分からない恐怖で日々過ごさなければなりません。放っておくと身に危険が降りかかるかもしれません。
ストーカーで恐怖を感じたら、プロである探偵にストーカー調査を依頼してみはいかがでしょうか。ここでは、探偵が行うストーカー調査について詳しく紹介しているのでご覧ください。
ストーカー調査を探偵に依頼するのは相手の身元が分からないときが最適
ストーカー調査を探偵に依頼するときは、相手が特定されていないときに最も役に立ちます。相手が特定されていれば、ストーカー被害に遭っている証拠集めだけです。ストーカー行為は形に残ることも多いため、証拠集めをしなくても勝手に形跡が残ることが多いです。相手の身元と証拠があれば警察に相談すれば、すぐに動いてくれるでしょう。
また、相手の身元がわかっていれば、ストーカー対策をある程度考えられます。例えば元恋人で話ができる程度であれば話し合いを続けたり、警察に相談など逃れるための打つ手を考えやすいものです。
これが、まだ顔も見たこともない、どこに住んでいる人でどういう人か分からない場合は、いつどこで見ているかわからない恐怖があります。いきなり警察に相談しても、相手を特定していない場合、警察もつきっきりで捜査をしてくれずに、警察からの注意や警告は出せません。また、警察に相談したことが相手にばれると逆上するかもしれません。ですので、こういう場合まずは相手を特定して、ストーカー被害にあっている証拠をしっかりと集めることが大切です。
そういうときに、相手を調査するプロである探偵に依頼するのが最も役に立つということです。探偵は、相手の特定とともに、ストーカーの行動を押さえて、証拠を集めてくれます。証拠はストーカー規制法に引っかかるような行為の証拠です。明らかな証拠を押さえ、警察に相談すれば相手に警告、もしくは、度が過ぎていれば逮捕してくれます。
探偵は、第三者としてストーカーに直接会って解決の手段を講じることはありません。あくまでもストーカーをしている相手を調査するということです。
ストーカー規制法
ストーカー規制法なるものが2000年に制定され、ストーカーとなる行為をすれば罰則が課されることになりました。この規制法に定められたことをするとストーカーと判断されます。相手がしつこくて嫌な場合は、この規制法に抵触しているか確認してみてください。
警察は相手を特定できており、証拠があれば動いてくれるでしょう。警察は相手に警告や場合によっては逮捕します。特定できていない場合は、警察の日常の見回りを少し強化する程度になるでしょう。
では、どんなことがストーカーになるのでしょうか。以下が、ストーカー規制法で定められているポイントです。
- つきまとい・待ち伏せ・押し掛け・うろつき
- 監視していると告げる行為
- 面会や交際の要求
- 乱暴な言動
- 無言電話、連続した電話・ファクシミリ・電子メール・SNS等
- 汚物などの送付
- 名誉を傷つける
- 性的しゅう恥心の侵害
東京都の警視庁のホームページより(2017年12月現在)
詳細は東京都の警視庁のこのホームページをご覧ください。
探偵は証拠を集めてくれる
探偵は、ストーカーの人物を特定し、どこに住んでいるのかなどの身元調査とストーカー行為の証拠を押さえます。証拠は、何時何分何をしたと写真や形にして調査報告書にまとめてくれます。警察に相談する際に役立つ内容にしてまとめてくれます。
もちろん、ストーカーの特定ができているけど、証拠集めを依頼したいという要望にも応えてくれます。
注意
ストーカーに探偵を雇ったことを絶対にバレてはいけません。警戒されて証拠をつかめないようにすることはもちろん、危害を加えて来る恐れもあります。部屋を監視されていて、盗撮、盗聴器を仕掛けられていることも考慮して、自宅では電話や会話をしないほうがいいでしょう。また、書類などをそのまま捨てずに、シュレッダーにかけるなど注意しましょう。
証拠を集めて警察に届ける
証拠を集められたら、警察に相談しましょう。警察に相談すればその後の対応の仕方などのアドバイスをしてくれます。ストーカーを特定していて、証拠もあればすぐに警告、もしくは逮捕まで動いてくれるでしょう。警察沙汰にしたくない、自力での解決を望んでいたとしても、一度警察へ相談することをおすすめします。